
春にかけて同一商品を400個以上作る必要があるので多少の効率化をはかりたい。 というわけで一年ぶりの設備投資としてバンドソーを導入。 設備投資といってもウチの一ヶ月の光熱費より安いという廉価版で、製材所にある、山で切ってきた木を板にする道具のミニチュア版といったところだ。 用途はいろいろでその中でも角材や厚い板から好きな厚さの薄い板を切り出すのが一番の仕事で、市販されていないサイズの板を作るというのが目的だ。 テストとしてアカシア集成材を引き割ってみた。この作業を手ノコでやると長さは5cmくらいが限界で均一にもならない。それが長さ100mm厚み15mmほどの板を3mmの厚みでスライスするのに数十秒ほどだった。 廉価版のバンドソーは「ドリフト現象」というのが起こって厚みが均一にならないと聞いていたけれど、この程度の長さならば切り始めと切り終わりの差は1/10mm以下だった。 もっと長い材木だと誤差が大きくなっていくと思うが、そもそも小物作りに使うつもりだし、大きな材木は丸ノコでザクザク切って小さくしてから使うのであまり問題は出ないと思う。 手元に来ている注文品で試しながらいろいろ研究してみたい。 |