| |
ペンギンが潜水上手なのは、南極の海にエサが豊富だからです。島の仲間で、生活の場を海へ移したグループを「海鳥」と言います。ペンギンは、その中でも潜水能力を最も高めた鳥です。
南半球は、北半球と違って海がとても広く、ペンギンの生息数の多い南極周辺の海はオキアミや小魚が豊富です。空で生きるよりも海に潜ったほうが食べ物をたくさん得ることができたので、飛ぶことを捨て、潜水の専門家になったのです。
ペンギンの潜水能力は、コウテイペンギンで500m以上潜れます。ペンギンは水中で羽ばたき、翼を打ち下げるときと打ち上げるときの両方で進むことができます。そのために矢のように潜水をすることできます。
ちなみに、潜水が最も得意なのはコウテイペンギンです。500m以上の深さまで潜ることができ、20分以上も潜水を続けられます。ほかにも海に潜れる海鳥は、カモメです。少しだけ潜ることができます。身近な海鳥であるカモメも、小魚や動物プランクトンを食べるために海に潜ることができますが、潜る深さはせいぜい1mです。
ウミスズメやウミガラスの仲間はペンギンほど上手ではありませんが、水中で羽ばたいて潜ることができ、ハシブトウミガラスは深さ136mまで潜ったという記録があります。海鳥はみんな潜ることができるのではありません。アホウドリは潜ることができません。
その代わり飛ぶ能力がとても高く、羽ばたきをしないで風を上手にとらえて、長時間滑空することができます。潜ることができないので、海に浮いているものを食べるしかなく、そのため、できるだけエネルギーを使わないで長時間空にとどまるようにして、海上のエサを探しているのです。
|
|