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☆★☆最新情報7☆★☆


 
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  日本人の情報源とは  仲條拓躬 2026/04/07(火) 07:25 
  重大事故を風化させるな  仲條拓躬 2026/04/07(火) 07:23 
  子供たちが危ない  仲條拓躬 2026/04/07(火) 07:22 
  世界中を巻き込んだパニック  仲條拓躬 2026/04/07(火) 07:20 
  ある奇妙な報告  仲條拓躬 2026/04/07(火) 07:18 
  地球を壊した瞬間  仲條拓躬 2026/04/04(土) 09:06 
  狂犬病ウイルス  仲條拓躬 2026/04/04(土) 09:04 
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  突然のイラン侵攻から1か月  仲條拓躬 2026/04/04(土) 08:57 
  親の偉業を引き継ぎたい  仲條拓躬 2026/04/01(水) 16:12 






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日本人の情報源とは
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/07(火) 07:25
No. 8212
 
 
東京裁判や靖国神社問題の焦点のひとつであるサンフランシスコ講和会議は当時、日本の大新聞のすべては始め全面講和だったのです。全面講和というのは、交戦したすべての国との講和条約で、単独講和というのは米国を中心にした、言いなりになる国々との講和です。当時の新聞社全部が全面講和推進論者だったのです。

昭和24年から25年にかけて、そういう論調が出始め、南原繁という東大総長が米国に遊説に行き、全面講和が正しいという事を米国の有職者に説いて回ります。もちろん日本の学者たちも全面講和論者が圧倒的に多かった。その南原総長を吉田茂は攻撃するのです。

吉田茂は、南原繁を支持する学者たちを、学に曲げて世に阿る「曲学阿世の徒である」と言った。そこで、逆に痛烈な南原支援の側から反撃を受けるわけです。その時に、高田保が全面講和論を声高に訴え、当時の夕刊紙に毎日のように書いていたのです。

しかし、高田保はひどい結核でした。結核は戦後の暫くの間、日本人の死因第1位の病気です。高田保の主治医の宮田重雄(画家としても有名)が、両肺ともぼろぼろで、大喀血を何度も繰り返していたと言います。

だが、吉田茂の単独講和論は「単独講和は次の戦争への道だ。ソビエトや中国や、そうしたものを敵にする恐ろしい方向だ。これは日本の国を売る道である。吉田は売国奴である」と真っ向から罵るのです。

高田保の意見に、マスコミたちが始めはエールを送って応援するのです。そして高田は死ぬ間際まで全面講和を主張し続け、俺を大八車に乗せて数寄屋橋へ連れていってくれ、数寄屋橋の公園で全面講和がいかに真実の行き方であるか、それを死ぬまで訴えたいということを言って、その後で大喀血して死んでしまうのです。

高田保と吉田茂との関係というのは非常に鋭く対立していて、日本の将来を見据えた論争を繰り広げていたのは事実です。そして講和問題は、吉田茂とマッカーサーとの圧力により、昭和25年後半、全面講和は敗退したのです。

その直後、当時を生きた方は新聞記事を見て目を疑ったと言います。それは、朝日、毎日、読売という天下の三大新聞が一面に「我が社は、単独講和を支持します」という社告を打ったのです。社告というのは業務命令の一番強いものです。社告に違反したらクビです。

社内を2分した分裂状況を、社告によってまとめて、単独講和へと突っ走っていくという新聞社の力が働いたのです。日本の新聞社は、言論・表現の自由を獲得していません。与えられた言論・表現の自由で満足しているのです。

当時を生きる国民の大半は、日々のニュース情報を新聞から得ています。朝日新聞社が実施した全国世論信用度調査によると新聞84%で、日本人は約80%以上の人が新聞を信じています。日本の新聞は政・官・財の記者クラブで公表されたニュースをただ記事にするだけで、そのニュースの情報源は政・官・財からの一方的な情報提供でしかないのです。

そのことを考えると日本では国民に本当の情報が提供され難いシステムが出来上がっているのです。新聞社も情報を流すだけで国民からの情報や意見を積極的に取材すると言う姿勢はあまり見られません。

新聞記者は難しい言葉を並べ、ジャーナリズムを論じる学者化してしまい、その学者のような記者を書く新聞は学術論文化しているのが現状ではないでしょうか?新聞とはあくまでも情報源であって、自分の考えではないのですが、日本では80%以上もの人が新聞に信頼を置いているのです。

確かに、新聞記事には正確さが求められ、記事の出来事に間違いがあることはまれかもしれません。しかし、その論説はその機関の主観によって編集、加工されるのです。国民としては疑いの念をもって読む必要もあります。

インターネットが普及する前、日本で一番発行部数の多い新聞が読売新聞で約1000万部、世界でも1位、ギネスブックにも認定されるほどです。多くの国民がその新聞のニュースや論調をそのまま受動的に受け入れてしまっています。

日本では記者クラブで政・官・財から発表された一方的なニュースを記事にした新聞を内容で選択せずに、同一の新聞を長く読むことで国民はある意味では洗脳されてしまっていると言えるかもしれません。

現在は、SNS及び新聞を読んでも考えることをしなくなることは、政治への関心が薄れている原因の一つではないでしょうか。そもそもSNS及び新聞すら読まない、読めない国民が増えれば日本国は近隣諸国に馬鹿にされ続けるでしょう。


 





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重大事故を風化させるな
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/07(火) 07:23
No. 8211
 
 
2006年8月12日、520人を乗せた日航ジャンボ機が御巣鷹山に落ちた事故は、とてもショッキングでした。このような凄まじい事故が、日本国で実際に起こるとは驚きでした。色々な意味でショックだった、というのが正直な感想です。

落ち行く飛行機の中で書き残された遺書や体の一部分でしか残らなかった遺体の身元確認、さらに絶対に死なないと思っていたスチュワーデスの落合さんや親子で助かった話など、胸が締め付けられる思いでした。

日航ジャンボ機が墜落事故を起してから、かなりの時が経ち、墜落現場の群馬県にある上野村「慰霊の園」では追悼慰霊式が行われ、墜落時刻の18時56分に全員で黙祷を行っていましたが、遺族も高齢となり山に登ることが困難になっています。

日本航空=JALの歴代社長は式典終了後、「上野村は安全の原点、慰霊のため今後もできるだけ努力していきたい」と語っていますが、最近の日本航空は生意気でお客に対する態度もとても悪く迷走しているのです。

日本エアシステムとの経営統合から、運行のトラブルが相次ぎ、経営責任を巡る対立が表面化して、日経リサーチが実施している企業のブランド調査では、289位まで転落したことがありました。イメージのダウンはそのまま業績悪化に繋がります。

安全に関するトラブルの影響で利用客離れが続いているのに加え、原油高による予想以上の燃料費の負担増に見舞われ、さらに株価は厳しい状況になっています。JALの内輪もめをマスコミでも大きく取り上げられたことがあります。

日航ジャンボ機の墜落事故の教訓は、今日様々な乗り物の安全運行に関して影響を与えました。また、この事故を扱った安全マニュアル本も数多く出版されました。決してこの重大事故を風化させてはいけない大切な教訓として、我々も細かく知る権利があります。何よりも専門的な解析と豊富な経験と追求を通して二度とこのような事故が起こらない様、分析する必要があると思うのです。

 





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子供たちが危ない
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/07(火) 07:22
No. 8210
 
 
大人と比べると赤ちゃんは、発がん性物質の影響を受ける可能性が10倍高いと言う研究結果に基づいて、アメリカ政府は発がん性についてのガイドラインを打ち出しました。このガイドラインが実施されると、環境保護庁の政策が大きく変わることになり、日本の人工化学物質政策にも影響が及ぶ事になりました。

対象としているのは遺伝子に突然変異を起す可能性がある物質に限られています。今後、研究の進展に応じて対象となる物質の種類が増えてくることは考えられるとしています。胎児や乳児も考慮に入れるなら、これから先は、少しでも危ない食品添加物は、今よりも厳しい規制を必要とする物質が続々登場することになるかもしれません。

さらに子どもが危ないと言えば、犯罪に巻き込まれる事でしょう。子どもが危ないと不安を感じている人が70%を超えている事が、内閣府が公表した「子どもの防犯に関する特別世論調査」でわかりました。

地域の防犯活動に参加したいと思っている人達も70%を超え、多くの人が、子どもが危ないと危機感を持ち、防犯対策の強化を求めている実態が浮かび上がっています。子どもが被害に遭う凶悪事件が続発しています。テレビや新聞などで報道される児童虐待で苦しむ子どもたちも続発しています。

訴えることができない子供の声、殺されている子供が、可哀想でならない。一番多いのが、母子家庭で男ができて子供が邪魔になり虐待される、親に頼る子ども、この親は、厄介から逃れたいと思う怠慢さと、無責任しか見当たらない。思いやりのない人は、自分中心の考えが強い人です。ようするに我儘な人です。

我儘な人が、行動するときは自分本位に動きますから、他人の気持ちを思いやるだけの心のゆとりが育っていないのです。最近の世の中はそのような方が、お母さん、お父さんと呼ばれるようになり、その子供は大変迷惑しますし、様々な人格の歪みを与えています。子供は年齢が低ければ低いほど、思いやりを受ける中で養育される必要があるからです。

最近の調査によると、結婚したので、1人ぐらいは子供をつくっておこうと思い、子供を産んだとか、子供がいないと寂しいから、という理由で、子供をつくったというお母さんがいます。つまり、それはアクセサリーという意味での子供でしかないわけです。このようなお母さんの場合、お父さんにも同様の考え方があることもわかりました。

このような親は、自分中心的な考え方が強いのです。子供のために貴重な時間を費やすというより、自分達の楽しみを求めようとしているのです。自分中心的の考え方が強い親にとって、子供に手をかける事は嫌で邪魔となるわけです。そこで、子供を実際にいじめる親がいます。子供好きでない親の子供の心は冷たく閉ざされていくでしょう。

思春期になり、非行を繰り返したり、簡単な動機で自殺したり、精神病を疑いたくなるような行動をする危険制をはらんでいるのです。子供のためには、自分のしたいことも我慢するという「思いやり」の心とかかわりを持っています。これは、お母さんに求められるだけでなく、お父さんにも求められるべきです。

逆に一流会社に勤めるエリートの子供や医者の子供などが突然凶悪事件を引き起こす、という事例が最近よく見られます。小さいときから孤独に育てたことがその原因ではないか?働きながら子供をしっかり育てるのは非常に難しいことだと思う。女性が少なくとも子供が小さいうちは育児に専念できるような仕組みが必要ではないでしょうか?

人格の問題は、幼児期の両親による虐待や苦しい出来事のトラウマが原因となり対人関係が結べなくなったり、平気で人を騙したり嘘をついたり、親の暴力になどに耐えて育った人が、自分の子供に対して、あるいは社会に対して憎んだり、両親と全く同じような行動に走ってしまう人格障害の方が急増しています。

もっとも問題となるのは、インターネットなどの普及でネット上の人格を作り上げる境界性人格障害と言われるタイプです。この場合は些細な一言や出来事に過敏に反応して爆発し、中傷などを始めるのです。必要以上に謝罪を繰り返したと思うと、ほんの一言で憎悪が噴出すと言った人間関係の繰り返し、ネット以外の社会での対人関係は築けないのです。

人格障害に特徴的なことは、どんなに攻撃ひどくても、他人から見捨てられたくないと言う理性をもっていることや、あるストレスによって簡単に心理的にネットでの解離現象に陥ってしまうことなのです。この様な人と出会ってしまい驚きました。

 





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世界中を巻き込んだパニック
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/07(火) 07:20
No. 8209
 
 
公式に記録されている最初の患者はコンゴ民主共和国のシスター・ビータですが、彼女が死亡する3カ月ほど前から南スーダンにある地域の工場作業員たちの間で出血熱が流行していました。この町はコンゴ民主共和国との国境のすぐ北に位置します。

1976年6〜11月の間に284人が発症し、151人が死亡しました。のちにこの病気はエボラ出血熱と確認され、コンゴ民主共和国の流行との関連が疑われましたが、結局のところはっきりした結論は出ていません。

1976年以降、エボラ出血熱はアフリカ (特にコンゴ民主共和国とウガンダ)で定期的に発生しました。エボラ出血熱が発生する地域は、人口が少なく孤立した場所が多かったため、記録のない流行もあったことは疑いないでしょう。

1989年から1994年にかけて、米国やイタリアの先進国の研究所でレストンウイルス株の感染事例が4件ありました。これらの感染例は、研究に使用されるサルがウイルスを所持していました。そのうち2件ではサルの感染で人間への感染はなかったのです。他の2件では研究所の職員にウイルスの抗体ができていましたが、症状は出なかったのです。

2014年3月に状況は一変しました。エボラ出血熱が過去に患者が出たことのない西アフリカ地域を襲ったのです。最初にギニアがやられ、次にリベリア、シエラレオネへ感染が広がりました。それからの2年間で、エボラ出血熱は世界を巻き込んだのです。

マリ、ナイジェリア、セネガルに広がった後、アフリカを出てイタリア、イギリス、米国にも飛び火し、研究所職員以外の患者を出しました。2014年の夏に先進国はパニックに陥った。何か月もの間、エボラ出血熱のニュースは大々的に報道され、中世の大疫病さながらの様相を呈しました。

2014〜16年に世界で2万8616人がエボラ出血熱に感染し、1万1310人が死亡しました。大騒ぎしていたのは欧米諸国だったのですが、患者の圧倒的多数は西アフリカで発生しており、流行が長引くことで現地社会には壊滅的な影響が及んだのです。

2016年に世界保健機関(WHO) は2014年から始まったエボラ出血熱の大流行の終息を宣言し、少なくとも欧米諸国から当面の脅威は去ったのだが、2017年夏にコンゴ民主共和国の奥地で再びエボラ出血熱が発生し、8人が感染してうち4人が死亡した。

WHOの終息宣言は出ましたが、エボラ出血熱のような強力な病気の流行が終息した後に起こる小規模な流行は、流行の最後の名残なのか、新たな流行の発生なのか、非常に判断が難しいところでした。

最初の感染者、つまり第一号患者がこのようにエボラウイルスに感染したかは現在も謎に包まれています。オオコウモリやサル、類人猿など自然宿主さして知られる動物と接触した可能性が指摘されていますが、これらの流行を引き起こしたと思われる動物は見当たらなかったのです。

自然宿主は病気を媒介しますが、自らが病気にかかることはなく、症状も出ません。つまり、彼らは感染していても彼ら自身に害はないのです。ヤンブク村の第一号患者は、教会病院でマラリアの注射を受け、その後エボラ出血熱の症状を示した男性ではないかと考えられています。

徹底的な調査が行われたにもかかわらず、コンゴ民主共和国とスーダンの流行の間にはっきりした関連は見つからなかったのだが、ンザラヤンブク地域は4日ほどで移動できる距離です。ンザラからヤンブクに行った感染者が患者として病院で注射を受け、注射器の針にウイルスを付着させた可能性は否定できません。

2014年の流行時の第一号患者は、2013年12月にギニアで死亡した2歳の男児だったとされています。男児から母親、そして3歳の姉、祖母に感染し、祖母の葬式に参列した別の村の人々にも感染が広がりました。男児がどこでエボラウイルスに感染したのかはわからないのですが、動物に噛まれた可能性が最も高いと考えられています。

 





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ある奇妙な報告
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/07(火) 07:18
No. 8208
 
 
1981年、医学雑誌『ランセット』に奇妙な報告が掲載されました。カポジ肉腫というまれな病気を発症した8人の男性患者の症例報告だったのですが、珍しい特徴があったのです。カポジ肉腫がよく見られるのは高齢者ですが、彼らは20代〜40代とかなり若かったのです。

また、本来10年といった長い年月で慢性的に進行することの多いカポジ肉腫が、彼らの場合は急速に進行し、うち5人は短期間で命を奪われました。さらに奇妙だったのは、8人全員が梅毒、淋病、性器へルペス、尖形コンジローマなどの多彩な性感染症の経験があり、かつ全員が男性同性愛者だったことです。驚くべきことはまだありました。

そのうちの一人、34歳の男性は、ニューモシスチス肺炎とクリプトコッカス髄膜炎という珍しい感染症を合併し、たった3ヶ月で亡くなりました。これらの病原体は、真菌、すなわちカビの仲間です。健康な人なら問題になることの少ない、極めて病原性の低い微生物です。その後、アメリカでは似た症例が次々と現れました。

共通していたのは、いずれの患者も免疫機能が破壊され、やはり健康であれば罹患はないはずの感染症にかかっていたことです。原因は全く不明だったのです。患者が男性同性愛者に偏っていたことから、当初は「ゲイ関連免疫不全 (GRID)」という差別的な名前がつけられました。

のちにこの症候群は、「後天性免疫不全症候群(AIDS:エイズ)」と改められました。生まれつき免疫の機能に異常がある病気は「先天性免疫不全症候群」と総称されています。だが、このとき見つかったのは「後天的に免疫機能が失われる新しい症候群」だったのです。その後の研究者たちの動きは速かった。

最初の報告からたった2年後の1983年、フランスのウイルス学者リュック・モンタニエとフランソワーズ・バレ=シヌシが、エイズの原因となるウイルスを発見しました。当初、モンタニエらはこれを「リンパ節腫脹症関連ウイルス(LAV)」と呼んだのですが、1986年には「ヒト免疫不全ウイルス(HIV)」と名づけられました。

HIVは、極めて厄介な特徴を持っていました。人間の免疫を担うリンパ球の一つ、ヘルパーT細胞に侵入し、自己を大量に複製させてT細胞を破壊するのです。ウイルスは次々にT細胞に侵入、破壊を繰り返し、T細胞は徐々に減少していくのです。

ウイルスは、数年から十数年といった長い期間をかけ、真綿で首を絞めるように宿主の免疫システムを破壊していきます。結果として、健康な人なら問題にならないような真菌(カビの仲間)や弱毒なウイルスが重篤な感染症を引き起こし、宿主を死に至らせるのです。

こうした感染症を「日和見感染症」と呼びます。ウイルスの発見以後、抗ウイルス薬の進歩も速かった。治療法は年々改良され、今では複数の抗ウイルス薬を併用する方法で、ウイルスの増殖をほぼ完全に抑制できるようになったのです。

かつては、その感染が「死の宣告」とまでいわれたHIV感染症は、今やコントロール可能な「慢性疾患」になっています。薬を飲むことで、「HIV感染症ではあるがAIDSを発症しない状態」を維持できるのです。

HIVは、血液のほか精液や膣分泌液に含まれるため、性交渉によって人から人へ感染します。こうした性感染症を引き起こす病原体は、HIVのほか、淋菌やクラミジア、梅毒トレポネーマといった細菌、B型肝炎ウイルスやヒトパピローマウイルスのようなウイルスも含まれます。

一つの性感染症に罹患した患者は、同時に複数の性感染症にかかっていることが多いです。感染経路が同じであれば、同じ感染リスクを持つからです。1981年に報告された8人の男性患者の全員に性感染症の経験があったのは、それが理由です。

また、HIVは血液に含まれるため、覚醒剤等の注射器の回し打ちなどで感染することもあります。母親が感染者なら母子感染が起こるリスクもあるため、あらかじめ抗ウイルス薬の内服を行い、かつ授乳を避ける必要があります。

現在、HIV感染症の患者は世界に約3800万人いますが、その半数以上はサブサハラ、すなわちサハラ砂漠以南のアフリカの患者です。性感染症の予防が十分になされていないことが主な原因です。アフリカの感染者は女性の方が多く、乳児への母子感染も大きな問題になっています。初めての性交前に、十分な予防教育が必要でしょう。

モンタニエとバレ=シヌシは、初めてHIVを発見した功績を評価され、2008年にノーベル医学生理学賞を受賞しました。ヒトパピローマウイルスを発見したツア・ハウゼンとの同時受賞でした。この年のノーベル賞は、「人類の間で広く蔓延している病原ウイルスの発見」に授与されたのです。

 





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地球を壊した瞬間
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/04(土) 09:06
No. 8207
 
 
人類の文明は、約1万1650年前から続く完新世と呼ばれる地質時代からだといいます。宇宙カレンダーでは、12月31日が終わるまで30秒を切ったころです。しかし人類が地球環境や生物に与える影響はますます大きくなっており、それを反映した新たな地質年代を設けるべきではないかと言われています。

地球を地道に研究し、目立つことをしないと思われている地質学者ですが、これに関しては多くの意見が一致していました。こうしてつくられたのが、ギリシャ語で「人間」を意味する anthropos と、「新しい」という意味のcene を組みあわせた anthropocene (人新世)という言葉です。人新世の始まりについては様々な意見があります。

完新世に入ってから、人類の乱獲による種の絶滅が始まったことを考えると、完新世と同時に人新世は始まっていたと考える研究者もいます。洞窟に残されたマンモスや巨大なキツネザルの壁画は、絶滅した彼らの往時の姿を残そうとしたのか。人類が原因による絶滅は今に始まった事ではないようです。

とはいえ、ご先祖さまを非難するわけにはいきません。全体像が見えていなかったし、生き延びることが先決だったからです。目の前のこいつを仕留めたら、種が消滅する。そんなことがわかるはずもなかったでしょう。身近に起きる事しか知りようがなかったのです。

地面に最初の一粒の種が落ちて、農業という革命が始まった時が、人新世の幕開けなのかもしれません。それ以前の地球は樹木の数が倍で、大量の二酸化炭素を吸収しては酸素を吐き出していました。しかし農業の発明で、人類は放浪生活をやめて定住し、農地を切り開いて都市をつくりました。

土地を確保するため、あるいは船の材料にするために木が伐採されて、良くも悪くも人類は世界を股にかけて活動する生き物となりました。動物の家畜化が、人新世の合図だったともいえます。野草を食べるウシはメタンを出す。

これも気候変動の一因となる温室効果ガスです。草を消化するときに発生するのですが、その仕組みが科学的に解明されたのは現代になってからです。ほんの数頭のウシが害になる、ましてや地球環境を激変させるなんて、誰が想像しただろうか。家族を食べさせ、とくに幼い子が飢えることなく育つよう必死だったのです。

あるいは、ささやかな住居を温める炉。それが始まりとも考えられます。約4000年前の中国大陸で画期的な発見がありました。よく燃えて長もちし、寒さや湿気を追い払ってくれる石です。その正体は、何千万年も前に枯れて土に埋もれた植物や樹木が炭化したものです。この石炭の発見が、人新世の扉を開いたのだろうか。

森林はもっぱら木材用に伐採されるようになり、鍛造や鋳造用、家庭用での石炭の重要度が高くなりました。最初のうちは、石炭を燃やす煙も大した事はありませんでした。しかし人口が急激に増加して、薪や石炭を燃やす量も桁外れになります。

大気に排出される二酸化炭素で、地球全体が温まり始めました。いや、本格的な人新世は1000年ほどあと、アジアで稲作が広まったころではないか。そこでは水を張った田に苗を植える「水田」が考案されました。汗水流して作業する農民たちが、水田から何千万トンというメタンが発生することを知るはずもないでしょう。

水に浸った土壌は酸素を失い、植物を餌とする嫌気性の微生物が活動してメタンを生成します。さらに悪いことに、稲の葉はメタンを空気中に放出しやすい構造になっています。だがそんな微小な世界のことは、科学の時代が到来するまで誰にもわからなかった。農民たちは自分と家族が食べていくので精いっぱいだったのです。

地球の岩石には時が刻まれています。その文字さえ読めれば、地球の歴史に起きた様々な出来事の物語を紡ぐことができます。最も劇的なくだりは薄い色で刻まれています。それは地球全体に分布しています、イリジウムという希少金属の青白い地層です。

6600万年前の巨大生物の死と白亜紀の終わりを告げる叙事詩でもあります。このとき恐竜が姿を消し、地球上の動植物の4分の3が絶滅しました。地質学の世界には一つの習慣があるといいます。地質年代の明確な境界が見つかったら、目印としてゴールデン・スパイクをハンマーで打ち込むというのです。

今が人新世、つまり人類が原因で種が滅亡する時代であるとしたら、ゴールデン・スパイクはどこに打ち込めばいいだろう。私が生まれる前から、世界では二つの超大国が覇権を争っており、どちらも勝つためならすべてを危険にさらそうとしていました。

1945年、原子内部に閉じ込められているエネルギーを解放する兵器を米国は開発しました。それから4年後の1949年、今度はソ連が核実験を敢行して狂気に拍車をかけました。さらに米ソは、恒星内部で起きている核融合のエネルギーを利用する悪魔の兵器まで実験しました。

大気圏内核実験が終了するまでの数十年間に、両国が爆発させた核兵器の数は何千個にもなりました。核実験では、中性子が過剰で不安定になったストロンチウム90が放出されました。こうした放射性同位体は世界中の母親の母乳を汚染しました。母親たちはこんな世界で子育てはできないと立ち上がり、反核運動を展開します。

そして1963年、部分的核実験停止条約が締結されたのです。この世代の人間は、体内に炭素14という放射性同位体を過剰にため込んでいるでしょう。放射性同位体には半減期があります。それは樹木の年輪のようなもので、数えればその木の年齢がわかります。

軍拡競争で、大気中の炭素14の濃度は倍増しました。もし、この世代の方が、認知症になって自分の年齢がわからなくなっても、生まれた年の夏に繰り返された核実験の名残が教えてくれるはずです。体の中に打ち込まれた「ゴールデン・スパイク」こそが、人新世の開始を告げるものではないだろうか。

大気圏内の核実験が禁止されたあとも、我々は地球を汚し続けました。いつか完全にだめになる日がくるとわかっていながらです。どうせ何の手も打てないのだったら、危険性を詳しく学んでも仕方がありません。知らないほうが身のためです。知ってしまうと呪われてしまうことでしょう。

 





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狂犬病ウイルス
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/04(土) 09:04
No. 8206
 
 
あなたが古代ペルシャの住人だったとします。長年、可愛がり、忠実な番犬を務めていた愛犬が突然、獣になりました。敵意がたぎっていることは一目瞭然です。激しく牙をむき出し、口の端から泡を吹いています。そんな愛犬が急に立ち上がって、籠のなかですやすやと寝ている生後7ヶ月の末娘に向かっていきました。

誰が見ても赤ん坊を襲うつもりだと思い、戦慄が走るでしょう。この変わりぶりは、悪魔が取りついた以外にどう説明できるのでしょうか。しかし、これは善悪とか、神と悪魔の戦いといった話ではない。あえて言うなら顕微鏡レベルでの捕食者と被食者の物語です。

捕食者である病原体はずる賢い狩人で、標的を病気の媒介手段として散々利用してから倒す。哀れな愛犬は狂犬病に罹患していました。3週間から数カ月前のどこかでコウモリと接触し、ウイルスに感染したのでしょう。

何の落ち度もないのに、ホラー映画のゾンビになってしまったのです。弾丸のような形の狂犬病ウイルスは、体内に侵入すると血液に混じって脳に到達し辺縁系を攻撃します。狂犬病ウイルスに代表されるリッサウイルス属は、古代ギリシャの狂気と憤怒の女神リッサにちなむだけあって、神経細胞に襲いかかり、怒りの神経回路を乗っとってしまうのです。

発病した犬は凶暴なオオカミに先祖返りして、主人への忠誠心も愛着も消え、恐れ知らずで、無情な怪物になるのです。狂犬病ウイルスは脳の辺縁系を征服したあと、別動隊を喉に送りこんで麻痺させ、唾液を飲み込めなくします。

犬が垂れ流す唾液は身体や床につき、周囲にまき散らされたウイルスは次の標的に取りつきやすくなります。ウイルスはこの巧妙な攻撃戦術をどうやって編み出したのか? 感染した動物の怒りの中枢が、脳のどこにあるかなぜわかるのか?その理由がわかったのはつい最近のことで、自然選択による進化のなせるわざでした。

どんなに高度で専門的な能力、例えばウイルスが標的の喉を麻痺させるも、十分な時間をかけて偶然の変異を繰り返していけば手に入ります。それによって生き残る可能性が上がれば、子孫にも確実に受け継がれていくでしょう。狂犬病ウイルスが邪悪な炎を燃やし続けるには、誰かが感染し、誰かにうつしてくれさえすればよいのです。

恐ろしい神経症状といい、整然かつ精密な攻撃といい、狂犬病ウイルスは標的を操作する名人です。侵略してから支配下に置く作戦は細部まで練り上げられており、歴史に名を馳せた名将も顔負けでしょう。根っからの戦略家なのです。

ウイルス、細菌、ホルモン、さらには自身のDNA。我々はこれらの見えない力に振り回されています。愛犬が急に凶暴になり、20代を迎えた娘が見えない何者かに命じられて奇妙な行動を取り始めています。これが悪魔の呪いでなくて何なのか?

 





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ゾロアスター教
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/04(土) 09:00
No. 8205
 
 
火の使用は、動物のなかでヒトだけの特徴とされています。(植物は、競合者に勝利するために野火を利用する生存戦略を進化させていますが、自分で火を起こしたり消したりはできない) 人間の意識や文化には火が中心的な役割を果たしていますが、それが信仰や儀式の形に昇華して世界最古の宗教の一つが生まれました。

今からおよそ4000年前、古代ヘブライの預言者アブラハムと同じ時代に、ペルシャ(現在のイラン)にもう1人預言者がいました。アブラハムもそうですが正確な生年は謎で、様々な情報をもとに推定するしかありません。預言者の名はゾロアスター。

彼が信奉していたのは火でした。ゾロアスター教の寺院は火で清められ、永遠の炎を燃やし続けることが信徒の数少ない務めの一つです。火は神の清らかさと啓発された精神の光を象徴していました。ゾロアスター教の神アフラ・マズダは、生贄も金銭も要求しない。

聖なる火をあかあかとともし、良いことを考え、良い言葉を話し、良い行ないをすること。人間に求めるのはそれだけです。だが、こんな簡単なことも人は守れない。悪いことを考え、悪い言葉を口走り、ときには恥ずべき犯罪を行なってしまう。いったいどうして?

この問いに対する決定的な答えはまだありませんが、世界最古の宗教の一つゾロアスター教も、それを見つけようと試みています。人間が犯す罪だけでなく、自然災害や伝染病など、この世に起こるすべての悪いことは、アフラ・マズダの対極の存在である邪悪なアンラ・マンユの悪影響がもたらすとされています。

人間がアンラ・マンユを打倒するのを見守り、助けてくれるのがアフラ・マズダです。宇宙の未来全体が善悪どちらに向かうのか、人間の行ない一つで決まるのです。紀元前6世紀、世界で唯一の超大国だったのが古代ペルシャ帝国です。ペルシャの歴代皇帝が建設した巨大な都ペルセポリスに、アンラ・マンユを生き生きと描いた浅浮彫りが残っています。

短くて太い角、先のとがった尻尾、ひづめのある足。我々が悪魔と聞いて描くイメージは、遠くアンラ・マンユに由来しています。ゾロアスター教はギリシャからインドまでの地域で、1000年にわたって広く信仰されていたから、その後、登場した宗教に影響を与えても不思議ではないでしょう。アフラ・マズダという神は猫派ではなく犬派でした。

うっかり犬を1匹殺したら、罪を償うのに猫を1万匹殺さなくてはならない。対してアンラ・マンユは猫派でした。 悪魔の手下である魔女と一緒に猫が出てくるのは、その名残だろうか。狂犬病ウイルスは、科学がまだなかった世界では、悪いことが起きるとアンラ・マンユの仕業と考えるしかなかったのです。

 





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突然のイラン侵攻から1か月
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/04(土) 08:57
No. 8204
 
 
2月28日に、突然イラン侵攻を始めたトランプ米大統領は国民向けに演説を行い、イランに対して今後、2〜3週間の攻撃を行うと表明しました。日本のマスコミはイランも戦闘を止めるべきと主張していますが、イランは自衛の為に抵抗しているのであって、国際法違反を行っている方が侵攻を止めるべきだと思うのです。

3月19日に、ワシントンで高市総理とトランプ大統領による日米首脳会談が行われました。アメリカとイスラエルは、核問題で外交交渉中だったイランを奇襲攻撃して、最高指導者ら政権幹部を殺害し、小学校を爆撃し160人以上の児童が亡くなりました。

トランプ大統領は「イランの政権転覆」を目指すと公言して、イラン人民に決起を促しました。これは内政干渉でしょう。米軍は米議会の承認なしに戦争を始めており、国際法だけでなく、アメリカ憲法違反しているのです。

アメリカはイランでの作戦を担う中央軍の管轄地域に陸軍の部隊を派遣して、地上戦を企てています。トランプ大統領は、イギリスの有力紙フィナンシャル・タイムズの取材に、今年1月に行ったベネズエラへの軍事作戦を引き合いに出し、「正直に言うと、望ましいのはイランの石油を奪うことだ」と言い放ったのです。

また、「私を止められるのは私の心だけ。国際法は必要ない」と言い切っているのです。パレスチナ民族に絶滅を公言するのがイスラエルのネタニヤフ首相。両国によるイラン侵攻は、第二次世界大戦後、最も非情で残虐な侵略戦争ではないでしょうか。

トランプ大統領はイラン戦争で、訪中を5月に延期しました。ところが、高市総理は、戦争大好きのアメリカを訪れ、トランプ大統領の胸に飛び込み、ハグしていました。会談では、世界中の記者を前で「ドナルドは世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ。しっかり応援したい」と媚びているように見えました。

奴隷の日本国はこのようにするしかなかったのであろうか。また、テレビ朝日の千々岩森生記者が、「イランへの奇襲について、日本になぜ事前通告しなかったのか」とバカな質問をしたおかげで、トランプ大統領から、日本の「真珠湾奇襲」を持ち出されても、高市総理は反論しませんでした。ここで、騙し討ちにあったのは日本国だと語って欲しかった。

トランプ大統領に「日本はホルムズ海峡で責任を果たそうとしている。NATOとは違う」と評価されていましたが、ヨーロッパの国々や世界中のイスラム教徒、第三の道を進む非同盟諸国の人たちは、高市総理の振る舞いにどう映ったでしょうか。

高市総理は「日本の法律の範囲内で出来る事と、出来ない事は詳しく説明した」と言いましたが、トランプ大統領は高市総理がアメリカを発った後、日本や韓国にホルムズ海峡防衛への貢献を求めると強調していました。アメリカ側に高市総理は「出来る事」をやれと言われたのではないでしょうか。

 





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親の偉業を引き継ぎたい
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/04/01(水) 16:12
No. 8203
 
 
企業で言えば創業者の勢いが衰え二代目・三代目と社長が変わってきた企業が組織化され、上司のご機嫌伺いばかりしている社員が多いように思えます。日本の会社組織では、一般に上司が人事権やすべてを掌握しているケースが多いので、上司に正面きって意見する人がいません。

だから、社長から下へと降りてくる序列に従い、上長のいうことを聞きご機嫌伺いばかりしているということになります。何が正しいかというよりも、上司の意向に従うという行動を取るサラリーマンが多く、そういう人ほど出世するという態勢になってしまいます。

上層部のビジネスセンスが優れていて、従っていれば会社や団体が伸び、業績が上がるという企業であれば、それでよいのですが、時代が流れ、2代目3代目となって会社が組織化してくると、上司へのイエスマンが多くなります。

自分の出世を第一に考えている上司がいればいるほど、会社の業績は悪くなっていくでしょう。「長いものには巻かれろ・出るくぎは打たれる」の言葉どおり、悪い社員の方が上に受けがいいので、良い社員は、煙たがられて左遷されてしまいます。そうならないように、上層部が考え方を180度改めなければならないと思うのです。

現在、職人の親の仕事を継ぐ2代目がいないと言われています。日本の技術は失われ中国など近隣諸国に移動しています。2代目として親の技術を引き継ぐ事はとても大切なものなのです。職人の両親の持っている技術を受け継いで苦しみやその奥にある希望の存在を探して欲しいと思うのです。

結果として、親の抱えていた問題は自分の中に残り、いつしか同じ人生を歩む時が来るかもしれません。親からの技術や信念を受け継ぐには、親を受け入れる必要があると思います。それは通り道を作るようなもので、その通り道を通って、引き継ぐべき技術や信念などが見えてくるものだと思うのです。

仮に親が亡くなった後でも、親の思いに気付くかもしれません。もちろん親とは全く違う道の選択肢もあるでしょう。しかし、親の望む2代目としての方が引き継ぐ事は容易だと思うのです。その上に自分なりの個性を発展させて行く方がよいと思います。

石原莞爾平和思想研究会のホームページには、石原莞爾の戦後の平和志向の思想を軸に、その評価や再検討を行っている団体です。研究会の公式サイトでは「新日本建設三原則」など、戦後の構想が重要なテーマになっています。

最終戦争を回避し、戦争の要因となる過度な都市集中や資本主義的競争を弱めることで、長期的な「永久平和」へ近づこうとする構想として位置づけられています。私が石原莞爾平和思想研究会を引き受けた理由は二つあります。石原莞爾という人物に魅力を感じていたことが一つ目です。

そして二つ目は、父との関係もありこれまで長く気づかないふりをしてきた石原莞爾への想いが、自分の中にある事に気がついたからです。引き受けて、後世に残す事は大変な事です。いろいろと古参の方のいじめを受ける事もありました。だが、いかなる困難があってもその道のりを歩むのには親に感謝して踏みしめて行くことが大切な事だと思うのです。

 



 

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