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雲の中の静電気が雷を引き起こしていました。雷は100Wの電球90億個分の電気を、1000分の1秒という短い時間に放電します。人や木のほか、建物などにも落ちることがありますが、それを防ぐために、建物には避雷針がつけられ、雷が落ちると地表に電流が流れるようにしています。
雷はどうして起こるのかというと、雲の中にたまった静電気を放電するからです。大きく発達した積乱雲の中で、氷の粒や霰がぶつかり合うと、静電気が発生します。静電気がたまると、雲の中や、雲と地表の間で放電が起こり、それが雷となるのです。
雷の音に違いがあるのは、雲の中での放電と、雲と地上間での放電で聞こえ方が変わります。雲の中での放電はこもったような音でゴロゴロと、雲と地表間での放電ははっきりとした音でバリバリやドドーンと聞こえます。
空気中に電気が流れると、まわりの空気が急激にふくらみ、衝撃とともに大きな音が鳴るのです。噴火したときにも雷は起きます。しかし、ふつうの雷とは仕組みが異なります。火山の噴煙の中で起こる雷は、雲と地表の間で放電が起きているのではありません。
水蒸気や火山礫など、火山の噴火物がぶつかり合うことで静電気が発生し、それを放電しているのです。これを「火山雷」と言い、噴火口付近で起こります。 雷は、日本では風神と対になる雷神として畏怖の対象となってきました。
ほかの国でも神として崇められることが多く、ギリシャ神話においては最高神ゼウスが雷の神としての性格を持っています。また、北欧神話ではトールという神が雷を自在に操るハンマーを持っています。
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