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私は幼少の頃から空手をやっています。空手には間合い、スピード、機敏、技、胆力、勇気、これらすべてが統一された総合力が勝負を決するというものです。基本は、立ち方、突き方、受け方、蹴り方といった基本動作があります。
この知識をもって形を学び、空手を身に付けます。基本で練習するのは技を体に覚えさせる事です。体が技を覚えれば頭で考えなくても技が自然と出るのです。要するに、頭で考えずに、体で感じるという事です。反応力の速度は鍛えなければなりません。
「組手」では、無意識に体が動くように叩き込むのです。自動車の運転も、覚えたばかりは一つ一つの動作を確認しますが、慣れてくると自然に体が動いて、漫然と運転していても体が勝手に動きます。これは、行動だけではなく思考についても同じなのです。
ベストなのは無意識のうちに行動する事も出来て、意識的にも出来るという状態です。空手では、徹底的に体に覚えさせ、無意識のうちにその行動がとれるようになるといいでしょう。反応力と力さえ強くすれば喧嘩は強くなり手加減も充分にわかるわけですから相手に大怪我させる事もないでしょう。
直ぐに上達するには、パンチを強くして、反応力をあげるボクシングがうってつけです。基本の練習は反復練習です。早朝練習を行っていますが、おもしろくない練習です。これを楽しくさせたいのですが、ダラダラやってしまいます。
反復練習のポイントは、毎回必ず行う事。これが、おもしろくない理由です。同じことを繰り返す事ほどつまらないものはありません。個人の身体的特徴と身体的能力の違い、技術的もの千差万別ですが反復練習次第なのです。
私の場合は、年齢のせいで体が重く、動きが遅く、筋力が低下しているので、向かってくる相手に固い部位をぶつけるのが大きい破壊力を生む。だから、反応力を上げたいので、組み手の練習が一番向いています。常に自分に合った同じ形でやると効果があがります。
しかし、練習するには体力と根気が必要です。これを身に付けるには、歩くのも大切です。ちなみに女性の方は「便秘」の悩みを持つ方がとても多いです。女性に多い便秘は体質的に脂肪がおおく、腹筋の弱い人に起こりがちですから、改善策として、歩く運動とともに腹筋を鍛える運動が効果的です。腹筋の筋肉を持たない者はいません。
その筋肉の上にどれほどの脂肪が付いているのかで、腹筋の働く機能に差が出てきます。たくさんついていれば、筋肉の動きを邪魔し、本来の機能を発揮してくれません。この、脂肪を取るには、殴るのが最適なのです。空手では面倒な腹筋の運動はあまりしません。
とにかく殴るのです。正拳での突きを両者で向かい合って行います。その時に腹筋に力をこめ、収縮させます。そこに衝撃が加わるとクッションになっていた脂肪が散ります。脂肪が散るまでは痛いです。
筋肉が従来の働きをせず、衝撃がまともに骨に伝達されるからです。しかし、脂肪がなくなり、筋肉が表面近くに達すると本来の筋肉の働きが出てきて硬くなるのです。筋肉は上下左右の筋肉質と手を組み始め収縮をはじめます。
体の正面から見て臍の上の腹筋は簡単に鍛えられます。だが、サボるとすぐに落ちます。それは、レバーの上部分を鍛えないからなのです。正面からの筋肉は結ばれやすいのですが、確り、体に固定するためには、脇の下、レバーを鍛えるのです。
レバー上の筋肉が働き出せば、臍上の腹筋を確りと固定し、頑丈な腹筋が出来上がります。腹筋、背筋が全てのパワーの源です。足の腿や、腕も叩けば叩くほど絞まります。どんどん鍛えましょう!!
厳しいプログラムによって体を鍛えるだけではなく、少しずつ体を動かし、練習をする事が大切です。運動する時間を作り出すことが、ふだん何気なく見過ごしている生活習慣を見直すきっかけになり、運動だけではなく、食事やメンタルな面の改善にもつながっていくはずです。
中高年の方々の社会的に置かれている状況を考えると、仕事でクタクタに疲れているのに、そのうえ練習なんてと思う気持ちも理解出来ます。しかし、人生100年時代のなかで将来自分のためにも、いま体を鍛える事を始める大切さを考えてほしいと思います。
体を鍛える事によって自分の老化に対してスピードコントロールが出来ます。つまり、自分の将来に対する必要な投資であると考えてください。自分が自分自身に与える贈り物が、体を鍛えるという健康づくりなのです。
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