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日本ではごみ問題は深刻です。放射性廃棄物はどこに処分するのであろうか。地球の外でも、ゴミ問題は深刻です。現在、地球のまわりには、4000機以上の人工衛星がまわっています。使い終わった人工衛星や、ロケットの破片などは、宇宙ゴミ (デブリ)と呼ばれ、直径10p以上のものだけでも2万個ほどあると言われています。
また、2000年を過ぎたころから、人工衛星同士の衝突で破片が散ってしまい、宇宙ゴミが増える問題も発生しています。それらがISSや人工衛星などにぶつからないようにするため、宇宙ゴミを24時間レーダーで監視しています。
宇宙ゴミは、ものすごいスピードで飛んでいるので危険です。ISSのある高度約400qでは、宇宙ゴミは秒速約8qで飛んでいます。そのため宇宙ゴミがISSに接近した際、 宇宙飛行士がソユーズ宇宙船に退避したこともありました。
宇宙について、世界でルールは1967年に国連がつくった「宇宙条約」があります。100か国以上が批准し、特定の国家による領有や、大量破壊兵器の配備を禁じるなど、平和利用を目的としています。しかし、細かい規定がないので、これからさらにルールを決める必要がありそうです。
人類は、月以外の星、火星を目指すプロジェクトを、NASAが進めています。火星にはすでに、無人探査車 「キュリオシティ」 が上陸していますが、NASAは火星の有人探査も目指しています。
それが実現するころには、宇宙旅行もさらに身近なものになっているかもしれません。ただし、宇宙ゴミが増えすぎると宇宙へ行くこともできなくなるので、各国が協力して宇宙の環境を守ることが大切です。
もしも宇宙と地球を結ぶエレベーターがあったら。そんな夢のような計画が、実際に構想されています。2012年、ゼネコン大手の大林組は、長さ約10万kmのケーブルで地球と宇宙をつなぐ 「宇宙エレベーター建設構想」を発表しました。2050年の完成を想定しています。
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