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三日目の朝は、翌日に早朝から両国で観光案内の予定が入っていたため、この日は早めに帰るつもりで一日を始めました。まずは露天温泉に入り、旅の疲れをじんわりと癒しました。箱根と熱海で過ごしたここまでの時間を思い返しながら、湯のぬくもりに包まれるひと時はとても気持ちがよかったです。
温泉のあとは朝食をすませ、すぐにフロントで会計の手続きをしました。出発前の慌ただしい時間ではありましたが、お土産のことも気になっていました。昨日、頼まれていたお土産は熱海で購入していましたが、義父と義理の弟の分は宿のフロントにも置かれていたので、そこで買うことにしました。
選んだのは、老舗和菓子店の間瀬のお菓子です。旅先らしい品を用意できて、ほっとした気持ちになりました。急いで会計を済ませて宿を出発し、そのまま車で高速道路に乗った。ようやく帰路についたと思ったところで、電話が鳴った。見慣れない番号だったが出てみると、宿のフロントからだった。なんと部屋の鍵が見当たらないという。
話を聞いてすぐ、自分が鍵を持ったまま帰ってきてしまったことに気づいた。まさかと思ったが本当に持ってきてしまっており、その日のうちに速達で送ってほしいと言われた。せっかくの帰り道だったが、思いがけない失敗に気持ちが少し沈んだ。
高速の途中では海老名サービスエリアに立ち寄り、そこでまたお土産を購入した。人も多くにぎやかだったが、帰る前の最後の買い物として立ち寄れたのはよかった。柏インターには昼ごろに到着した。旅の間はお刺身など海の幸を食べることが多かったので、昼食は少し違うものにしようと思った。
しかし、どこも混んでいたため、かつやでカツカレーを食べることにした。ところが、これが自分にはとても合わず、正直なところあまりおいしいとは思えなかった。旅の締めくくりの食事としては少し残念だった。その後は洗車をして、すぐに帰宅した。
帰ってからもゆっくり余韻に浸る間はあまりなかった。翌日は復興記念館、慰霊碑、安田庭園、第一ホテル両国の和食処さくら、刀剣博物館、国技館、そして江戸東京博物館を案内する予定があり、添乗のようなかたちで動いた。
訪問先が多く、とてもタイトな予定だった為、気持ちは一気に現実へ引き戻された。箱根と熱海で過ごした、ゆったりした三日間はまるで幻のように感じられた。楽しく穏やかな旅の時間と、その後の慌ただしい日常との落差が大きく、印象に残る締めくくりとなった。
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