| |
時間の感覚は人生の長さに相対して感じると言います。つまり80歳の人にとっての1年は80分の1であるので短く感じられ、20歳の人にとっては20分の1なので長く感じられると言うものです。私は最近急速に短く感じる年頃になってしまいました。さて、人間には男性と女性がいますが、どちらが多いのでしょうか?
結論から言うと女性の方が多いです。国勢調査によると、この傾向は、近年では一貫して変わっていません。過去第一回目の国勢調査が行われた大正9年は、男性の方が多く、この傾向は昭和20年まで続き、戦争の影響で昭和20年に逆転してからその後、女性がずっと多くなっているのです。
都道府県別で、男性の方が多い都道府県は、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、この4県は男性の方が多くなっています。逆に女性の多い都道府県は、1位 鹿児島県、2位 長崎県、3位高知県となっています。
産まれてくる子供は男の子の方が多いのですが、総人口では女性の方が多いのです。逆転する分岐点は40代まではおおむね男性の方が多いのですが、それが50代になると逆転して女性の方が多くなるのです。それから、ずっとお年寄りまで女性の方が多いのです。
少子高齢化の社会では、この結果は当然のことながら、女性の人口が多くなるという結果を生みます。性別の決定は、受精の時に決まってしまいます。女性の性染色体はXXという型なのに対して、男性はXYという型で、男性のX染色体が卵子に入ると女性に、Y染色体が入ると男性になります。
確率的には半々になりそうですが、女性の膣内が酸性だとX染色体が死んでしまい男性が生まれます。その為、女性を産む為には膣洗浄をする病院もあります。余談ですが、水産試験所では、県の指導のもとにスーパー・オスのサケやマスに関する研究をおこなっています。
スーパー・オスのマスというのは、固体のオスかメスかを決定する性染色体がYYであるという変り種のマスです。ふつうのマスでは、メスのマスはXX、オスではXYという性染色体を持っています。
マスにかぎらず、この地球上に存在する生物でオスとメスがあるものは、すべてオスの性染色体がXYでメスがXXというのが常識で、人間の場合も同じです。地球という星で生きているものには、けっしてYYという性染色体を持っているものはいないのです。
この自然界には絶対に存在していないYYという性染色体を持つスーパー・オスは、人間がつくりだした恐ろしい生物です。この、YYという染色体を持つサケやマスのスーパー・オスが逃げ出してしまったら、よく考えるとわかると思いますが、いずれ、その生物は絶滅するのです。
|
|