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☆★☆最新情報7☆★☆


 
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  星座の中でいちばん明るい星  仲條拓躬 2026/08/18(火) 19:10 
  近隣の国とは仲が悪い  仲條拓躬 2026/08/18(火) 19:07 
  六角形の氷の粒  仲條拓躬 2026/08/18(火) 19:06 
  準惑星とは  仲條拓躬 2026/08/18(火) 19:04 
  雲や霧が生まれるのは  仲條拓躬 2026/08/18(火) 19:03 
  風がつくった絶景  仲條拓躬 2026/08/18(火) 19:01 
  海王星とトリトンとは  仲條拓躬 2026/08/18(火) 19:00 
  国民が戦争を選ぶ  仲條拓躬 2026/08/18(火) 18:58 
  海の波について  仲條拓躬 2026/08/13(木) 07:19 
  海流のメカニズム  仲條拓躬 2026/08/13(木) 07:18 






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星座の中でいちばん明るい星
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/18(火) 19:10
No. 8352
 
 
オリオン座の星々より、本当は目立つ星があります。シリウス (おおいぬ座) は冬の夜空を代表する星です。青白い星で、全星座の中でいちばん輝いて見えます。シリウス (Sirius) とは、ギリシャ語で「焼き焦がすもの」を意味しています。

日本では冬の星でも、英語では夏の最も暑い時期を「Dog Days」と言います。これは英語で「Dog Star」と呼ばれるシリウスが、この時期、夜明けの太陽とともに現れるからです。シリウスと太陽が輝きあって暑くなると昔の人々はそう考えたのかもしれません。

全星座の中で2番目に明るい星は、カノープスです。日本のほとんどの地域では、水平線や地平線のギリギリのところでしか見られない星です。星座の中でいちばん明るい星と夜空でいちばん明るい星は違います。

夜空には、星座の星 (恒星)以外に惑星なども輝いています。星座の星でいちばん明るいのは、1.5等のシリウスですが、惑星である金星はもっと明るく輝きます。金星は地球との距離などによって明るさが変わって見えますが、いちばん明るいときは4.7等にもなります。

 





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近隣の国とは仲が悪い
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/18(火) 19:07
No. 8351
 
 
日本と近隣諸国は仲が悪いです。イランとイラクにしてもイングランドとアイルランドにしても世界のどこの民族を見ても、大体近くの民族とは長年のライバルで、仲があまり良くないのです。

そこで面白い話があります。京都に日蓮宗の寺と浄土宗の寺が道をはさんで向かい合わせにありました。この寺同士がものすごく仲が悪くて、お互いに悪口を言い合っているのです。

悪口を言うだけで気がすまなくなって、日蓮宗のお坊さんたちは、法然と名づけた犬を飼っていじめました。「法然のバカ」とか言って、みんなでこづき回すのです。それを見ていた浄土宗の寺のお坊さんが、頭に来て日蓮と名づけた犬を飼い始めていじめるのです。

ところがある日、日蓮という犬と法然という犬が道でばったり遭って大ゲンカを始めたわけです。そうしたら、日蓮宗のお坊さんたちが、「法然頑張れ」浄土宗のほうは「日蓮頑張れ」と応援しているのです。そのうち、はっと気がついて、お互い反目をやめたというお話です(笑)

近隣同士は仲が悪いのだが、近隣同士の敵対意識を乗り越えて、ドイツとフランスは和合して自分たちを強化しようとしているのです。一方日本は、独仏と比較すると、日本を愛してなどおらず、中途半端な状態で構わないと政治に無関心になっているとしか思えないのです。

 





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六角形の氷の粒
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/18(火) 19:06
No. 8350
 
 
六角形の氷の粒が成長して美しい結晶になります。雲の中で生まれた小さな氷の粒に、水蒸気がつくことで結晶が生まれます。この結晶がやがて重くなると地上に落ちていきます。 これが雪です。

雨になるか、 雪になるかは、空気の温度で決まります。雲の中で、氷の粒に水蒸気がついて大きくなると、その重みで地上に降ります。雲から冷たい空気の中をそのまま降ってきた氷の粒は雪となり、温かい空気の中を降ってきて途中で溶けた氷の粒は雨となります。

湿度も関係していて、同じ気温の場合、湿度が高いと雨に、湿度が低いと雪になりやすいことが分かっています。雪の結晶は、雲の中にある小さな氷の粒に水蒸気がついて成長してできます。

気温が低いと結晶はそのまま降ってきて粉雪に、気温が高いといくつもの結晶がくっついてわた雪になります。冬山で、空気中の水分が木の枝に付着して白く氷結したものを「霧氷」と言います。

「エビの尻尾」は霧氷の一種で、岩木などの枝についた氷や雪が、風に応じてエビの尻尾のような形に成長したもののことです。風上側に向かうように成長します。これが大きく発達し、樹木全体に張り付いて成長したものが「樹氷」となります。

蔵王などの樹氷がよく知られています。雪の結晶には、もとになる氷の粒の六角形があります。六角形の角に水蒸気がくっつきやすく、ここが伸びていきます。気温や空気の流れなどによって成長の仕方はさまざまで、雪の結晶はどれも違った形になります。

雪の結晶の形は気温や湿度によってさまざまに変化し、ときには三角形や四角形などの形になることもあります。霰と雹は大きさの違いです。霰は雲の中の水滴が凍り付いて固まった氷の粒です。雹は、霰が雲の中で雪の結晶やほかのと溶け合うことを繰り返して大きくなったものです。直径5o以上の氷の粒を雹、5o未満のものを霰と呼んでいます。


 





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準惑星とは
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/18(火) 19:04
No. 8349
 
 
太陽系にある星は、惑星だけではありません。太陽系の惑星は8つですが、そのさらに外側には準惑星などがあります。準惑星の中で有名なのが、直径約2370kmの冥王星です。地球と同じく、大気には窒素が含まれ、表面には氷河があり、水やアンモニアなどを含んだ氷を吹き出している山があると考えられています。

冥王星は、惑星から、準惑星に分類が変わりました。1930年に発見された冥王星は、かつて海王星の外側にある9番目の惑星とされていました。しかし、1990年代になると、海王星の外側に、冥王星と同じくらいの大きさの星が沢山あることが分かり始めます。

そこで、2006年に「準惑星」という新たなカテゴリがつくられ、冥王星も準惑星に分類されることになったのです。準惑星は、4つの条件を満たしている星と定義されています。@太陽のまわりをまわる。A ほぼ球の形をしている。A軌道近くにほかの天体がある。C衛星ではない。

準惑星は、現在、5つが登録されています。海王星より外側にある冥王星、エリス、マケマケ、ハウメアと、小惑星帯にあるケレスの5つが準惑星です。また、現在発見されている天体の中には、準惑星の候補となっているものもあります。そのほかにも、新たに発見されるかもしれません。

2015年、準惑星のケレスの表面に、明るく輝く点が見つかりました。最新の調査によると、この光の正体は、炭酸塩鉱物が太陽の光を反射したものではないかと考えられています。ケレスの内部には海があると言われていて、土星の衛星・エンケラドゥス (エンセラダス) と同じく、 生命の存在が期待される星の1つです。

 





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雲や霧が生まれるのは
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/18(火) 19:03
No. 8348
 
 
雲や霧が生まれるのは、空気が冷えるからです。雲は10種類に分けられ、「十種雲形」と呼ばれています。十種雲形は、雲ができる高さから「上層雲」「中層雲」「下層雲」の3つに分類され、積乱雲は下層雲に分類されます。

雲は、空気中に含みきれなくなった水蒸気が水滴や氷晶になり、それらが集まってできます。雲は空気が冷やされると発生します。空気中に含むことができる水蒸気の量は気温によって変わりますが、気温が下がるとその量が減るので、気温が低いときほど雲ができやすくなります。

たとえば、気温が−5℃のときは25℃のときの約7分の1の量しか水蒸気を含むことができず、より大きな雲が発生しやすくなるのです。雲ができやすいのは、上昇気流があると雲ができやすく、天気が悪くなります。

温かい空気は上昇して大きな雲をつくるので、強い雨が降る原因になります。一方、冷たい空気が下降すると、空気が乾燥するので、雲があまりできず天気はよくなります。霧が朝できるのは、太陽が昇る直前に気温が最も下がるからです。

霧が発生するのは雲と同じ仕組みです。地表付近の温度が下がることによって発生するので、低い位置にできます。盆地は冷えて重くなった空気が集まりやすく、霧がよくできます。

 





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風がつくった絶景
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/18(火) 19:01
No. 8347
 
 
風は空気の流れです。空気に温度差があると、移動が起こり、それが風になります。温かい空気は軽いため上昇し、空いたところへ冷たい空気が流れ込んできます。気候に影響を与える風について、偏西風と季節風があります。

偏西風は、地球の自転によって西寄りに吹く風で、北半球と南半球の中緯度地方 (およそ30〜60度付近)で、年間を通じて吹いています。季節風は「モンスーン」とも言い、季節によって風向きを変えます。

東南アジアなどで夏に吹くモンスーンは、水分をたっぷり含んだ空気を陸地へ送り、雨季をもたらします。ジェット気流の最大時速360qほどで、新幹線よりも速い速度です。ジェット気流は、幅100q、厚さ数km、長さ数千kmの巨大な偏西風です。

上空に行くほど強くなり、地上10qほどのところで最も強くなります。飛行機は、西から東へ移動するときに、ジェット気流に乗ることで、燃料の軽減や時間を短縮することができます。反対に東から西へ移動するときは、ジェット気流を避けないと、時間が多くかかってしまうことになります。

古来、日本人は、伊勢神宮の風日祈宮や奈良県の風の森神社など、風神や風雨の神を祀ることで豊作を祈りました。古代ギリシャにおいても、風のなかに神を見出し、風の方向によって4人の神を当てています。

冬の冷たい空気を運ぶ北風はポレアース、晩夏と秋の嵐を運ぶ南風はノトス、春と初夏のそよ風を運ぶ西風はゼピュロス、そして東風のエウロスです。このうち、ゼピュロスはポッティチェリの名画「ヴィーナスの誕生」や「春〜 プリマヴェーラ」にも描かれています。


 





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海王星とトリトンとは
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/18(火) 19:00
No. 8346
 
 
海王星は、約165年かけて太陽を1周します。海王星は、太陽系でいちばん外側にある惑星です。太陽からの距離は約45億km (地球と太陽の距離の30倍)、太陽を1周するのに約165年かかります。

天王星と同じく、大気は主に水素でできていて、主に岩石と氷でできた核が中心にあります。そんなに遠いところにある海王星は、天文学の計算で発見されました。天王星の発見後、惑星の動きがより正確に計算できるようになりました。

しかし、計算結果と実際の天王星の動きにずれがあり、未知の惑星の引力が天王星の動きに影響を与えていると考えられるようになりました。それから計算によって未知の惑星の位置が予測され、その位置に新たな惑星、海王星が見つかったのです。

太陽から遠い海王星は、表面は−200℃以下です。ちなみに色が青く見えるのは、天王星と同じく、 大気にあるメタンが赤い光を吸収するからです。海王星には現在、14の衛星が見つかっています。その中でも、いちばん大きな衛星がトリトンです。

直径は約2700q。海王星の自転方向とは逆向きに公転しています。トリトンは少しずつ海王星に近づいていて、やがて海王星の潮汐力 (潮の満ち引きを起こす力)によって引き裂かれてしまうと考えられています。

 





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国民が戦争を選ぶ
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/18(火) 18:58
No. 8345
 
 
国民というのは、成熟した判断ができるものなのでしょうか。例えば第一次世界大戦は最初にオーストリア・ハンガリー帝国の皇太子フェルディナンドがサラエボでセルビア人に暗殺され、これに大衆が熱狂しました。

ブタペストでは「セルビアの豚に死を」と人々が叫び、ウィーンでは新聞が「強盗と人殺しのセルビア」と書いた。セルビア政府の関与を示すいかなる証拠もなかったのに、です。世論に押されるように、暗殺事件の1ヶ月後、オーストリア・ハンガリー帝国はセルビア政府に宣戦布告した。

これにロシアが怒り、それに対してドイツが怒り、露仏同盟によりフランスが英仏同盟によりイギリスまでが参戦していったのです。各国で、志願兵たちが長蛇の列をなし、「やれ、やれ」の声がどんどん高まっていったのです。

反戦運動家は売国奴として暗殺されました。どの国でも、日常の漠然とした不満を解消しようとするかの如く、国民の戦意の昂揚は留まる所を知らなかったのです。サラエボ事件が起きた時点で、ヨーロッパの君主や首脳で、大戦争をしようと思っていた人は誰一人いなかったでしょう。

ところが国民が大騒ぎした結果、外交でおさまりがつかなくなり、大戦争になってしまったのです。民主主義国家であるがゆえの主権在民により戦争が始まり、その結果、850万人が犠牲となったのです。第二次世界大戦も同じです。

ドイツが侵略して、全体主義国家だと言われていますが、第一次世界大戦後、ワイマール時代のドイツは民主主義国家です。ワイマール憲法は主権在民、三権分立、議会制民主主義をうたった画期的なものでした。その民主的な選挙で1932年、ヒトラーのナチ党が第一党となったのです。その後もドイツ国民は常にヒトラーを支持しました。

ドイツは第一次世界大戦後のべルサイユ条約で、軍用機を持ってはいけないなど軍備は著しく制限されていましたが、それを破棄し強力な再軍備を始めるため、1933年に国際連盟を脱退しました。その際の国民投票では95%の支持を得ました。

1936年に非武装地帯のラインラントに進駐した時は98%、1938年にオーストリアを併合した時は99%が国民投票で支持したのです。精神分析学者でナチスに追われアメリカに亡命したエーリッヒ・フロムは、『自由からの逃走』で、自由と民主主義の中からヒトラーが台頭した理由を心理学的にこう分析しています。

「自由とは面倒なものである。始終あれこれ自分で考え、多くの選択肢の中からひとつを選ぶという作業をしなければならないからである。これが嵩ずると次第に誰かに物事を決めてもらいたくなる。これが独裁者につながる」。ヒットラーは独走したというより、国民をうまく煽動して、その圧倒的支持のもとに行動したのです。

民主主義、すなわち主権在民を見事に手玉にとった手品師だったのです。日本も少なくとも昭和12年の日中戦争勃発までは民主主義国家でした。普通選挙法は大正14年に可決されています。アジアでは最初で、イギリスより7年遅れただけです。

反資本主義を掲げる社会大衆党は、昭和11年と12年の2つ総選挙を経て、それ以前の5議席から36議席にまで大躍進しているのです。この頃、民政党の斉藤隆夫は国会で反軍、反戦演説をしています。日米船の期間中は東条英機の独裁でしたが、それはルーズベルト大統領のアメリカも、チャーチル首相のイギリスも同じです。

東条やヒットラーに任期がなかったがルーズベルトに任期があった、ということを本質的違いに指摘する人もいますが、形式的なことです。戦争に熱狂した国民は任期が来ても圧倒的に支持するに違いないからです。実際にルーズベルト、大統領として史上例のない四選もされました。

ヒトラーとほぼ同じく、1933年から1945年までアメリカを仕切ったのです。満州事変から大東亜戦争にかけて、国民はもちろん、朝日新聞をはじめとする新聞も、殆どが軍国主義を支持しました。日中戦争時には、憤激した世論に押された国会が軍部を押し、強硬手段をとらせるなどということもありました。

戦後、連合国は第二次世界大戦を「民主主義対ファシズム戦争」などと宣伝しましたが、それは単なる自己正当化であり、実際は民主主義国家対民主主義国家の戦争だったのです。どの国にも煽動する指導者がいて、熱狂する国民がいたのが歴史の真実なのです。


 





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海の波について
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/13(木) 07:19
No. 8344
 
 
風が吹くとき、波が生まれます。風が水面を押すと、水が上下に動いて波が生まれます。波が発生すると、水も一緒に進んでいるように見えますが、実際には、水はほとんど同じところを行ったり来たりするだけです。

海岸に打ち寄せる波も、離岸流によって元の場所に戻っていきます。大きな波は、小さなさざ波に風が吹き続けると大きな波になります。水面に風が吹くと、「さざ波」ができます。そこに風が吹き続けると、波は大きくなりてっぺんがとがった「風浪」に成長します。

波が途絶えることはありません。風がある限り、波はなくなりません。風がほとんどないときでも、先にできた波が残っています。その余波を「うねり」と言います。うねりは沖合などでは目立たず、穏やかに見えるのですが、注意が必要です。

陸地付近の浅瀬では、波が急激に高くなり、小船が転覆するなどの事故を引き起こすことがあるからです。地震によって海底が大きく変動すると、津波が発生します。津波は勢いよく陸に流れ込み、陸上にある家や人などあらゆるものを、海に持っていってしまいます。

津波の速度は水深が深いほど速く、水深5kmの海でおよそ時速800km。ジェット機並みの速さになります。水深が浅くなるにつれて速度を落としますが、高さを増して陸に押し寄せます。2011年の東北地方太平洋沖地震で発生した津波の高さ(波高) は15uを超え、東北から関東地方にかけて、甚大な被害をもたらしました。

 





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海流のメカニズム
   投稿者: 仲條拓躬    
2026/08/13(木) 07:18
No. 8343
 
 
気候が安定しているのは、海流のおかげです。海流には海の表層を流れる、一般に「暖流」「寒流」として知られるものと、海の深いところを流れ 「深層流」と呼ばれるものの、2種類があります。

暖流と寒流は、上空の空気に熱を与える海流が 「暖流」、上空の空気の熱を奪う海流が 「寒流」です。暖流は低緯度から高緯度に向かって、寒流は高緯度から低緯度に向かって流れます。

暖流と寒流がぶつかる潮境は、海流に乗って移動してきた魚やプランクトンが豊富で、よい漁場となります。これら表層の海流は、「貿易風」や「偏西風」など、常に同じ方向へ吹く風や、地球の自転の影響を受けて生まれます。

深いところにも海流はあります。海面から約1kmより深いところを流れる海流を「深層流」と呼びます。海水は冷たくて塩分濃度が高いほど、密度が大きくなります。密度が大きい海水は重いので沈みます。この重たい海水が深層流をつくるのです。

深層流があることによって、世界中の海水温と気温の差が小さくなり、気候の安定につながっていると考えられています。 深層流で移動した海水は、およそ2000年後に元の場所に戻ってきます。

2000年ほどかけて行なわれる深層流による海水の移動を、「深層大循環」または「コンベアベルト」と言います。北大西洋で沈んだ海水の大部分が大海を巡り、再び北太西洋の表層に達する循環のことです。

「エルニーニョ」は、南米のチリからペルーにかけての太平洋沖で頻繁に起こっています。南極海から寒流が流れるこの海域に、赤道付近の暖かい海水が流れ込み、温度が異常に高くなる現象のことです。

エルニーニョ現象が起きると、太平洋の広い範囲で海水温が上がり、大気の流れが変わってしまうことから、干ばつや洪水、冷夏といった異常気象を各地に引き起こす一因となっています。逆に東太平洋の赤道付近で海水温が低下する現象を「ラニーニャ」と呼び、同様に、世界中に波及して異常気象の原因となります。

 



 

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