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愚か者ははるか遠いところに幸福を探し求め、賢い者は足元で幸福を育てる。よく幸せ探しといったりしますが、探すということは、ここにはなく、どこか別の場所にあるという思いが前提です。
でも、自分の日々の暮らしが愛や喜びにあふれることを幸福ととらえるとしたら、それは自分の足元にあるはずです。たとえ、遠くに感じる夢であっても、必ず今立っている足元から出発しなくてはなりません。
今、ここの足元に幸福を見て、育てていくことも幸福なのです。天にありては星、地にありては花、人にありては愛。これ世に美しきものの最たるや空に輝く星や、地に咲く花を見て、美しいと感じることができるのは人間だけの特権です。
そう、星や花の美しさは、それを見て美しいと感じる人の心にあるのだと思います。では、人においての「愛」とは何か。人を愛することは、人を幸せにすることともいえるでしょう。人を幸せにする姿は、他者に美しく映ります。
美しいものは、見るものを幸せにします。天地人を彩る星・花・愛は、そこに自分が広げたい世界のことなのです。 あなたはどんな世界を創造したいでしょうか。やさしい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、ずっとずっと心に木霊します。
あなたは誰かから言われた、忘れられない言葉はありますか。この言葉にある、やさしい言葉とは、相手のことを大切に思う気持ちが入った言葉ではないでしょうか。落ち込んでいるとき、前向きになる言葉をもらうと、確かに救われた気持ちになるものです。
でも、厳しい内容の言葉をもらったとしても、その言葉の裏に相手の真心を感じれば、あなたの心に木霊のように響くでしょう。自分からも意識して周りの人にやさしい言葉をかけていきましょう。知らず知らずのうちに、誰かの助けになるかもしれません。
美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。この言葉はオードリーが生涯最も愛した言葉といわれ、いつの間にかオードリー自身の発言として知れ渡るようになりましたが、実際はアメリカの詩人、サム・レヴェンソンの詩の一部です。
晩年「若い頃の自分の顔より、皺くちゃの今の顔のほうがずっと好き」といっていたというオードリー。往年を慈善活動に捧げた彼女が、内面から滲み出る美しさ、他者への思いやりについて気づきをもたらすこの言葉に深く感銘を受けたことがうなずけます。
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