| 2019年4月以来、コロナ騒ぎのためライブの落語会は自重していましたが、今日3年ぶりに京都府立文化会館での独演会を最前列で拝見させていただきました。ますます円熟味、渋さが増したように思え大変嬉しゅうございました。 おまけに2列うしろには舞妓さんもおられ、華やいだ気分を味わえた感があり、随分と徳をした気持ちでいます。 今日の演目では、以前「宿題」や「妻の旅行」をお聞きしたことがありましたが、庶民生活や夫婦の距離感、時代背景などを面白く表現され、「んっつ!あるある」と頷かされます。今日の「ワニ」にも似通ったところが感じられ、作者の桂三枝(当時)さんや塩鯛師匠の優しさが感じられます。 いまは亡き枝雀師匠も高座にかけられたことがあったとかなかったとか?? 今日、外来動物の野生化の話題を多く聞く世相かなとふと思ってしまいました。 そんなこともあり、「三十石夢の通い路」を振り返り、なぜか枝雀師匠の高座とダブらせている自分を感じました。 さて、そろそろ季節も夏に向け暑くなっていき、お酒も味が増すころになるかと思っています。「青菜」、「試し酒」、「百川」などを耳にしながら冷酒を嗜むのもいいものだと思います。いつか師匠のライブ落語でも聞いてみたいなと思っており、楽しみにしています。 また、この演目に限らずどこかで独演会に行かせてもらって笑わせてもらいます。 ほんま、おおきに!
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