刃物を使ってはいけないというお正月の二日目は檜材の整理。 3センチ程の端材から180センチの節無しまでいろいろ。 檜は水に強い木材のひとつです。 江戸時代に太平洋を回って商売をしていた船は主に近畿や四国、九州に植えられている檜で、日本海を回っていた船は寒い地方に植えられている、おなじく水に強い杉で作られていたそうです。 江戸末期にやってきた黒船も、何の木を使っていたかはわからないのですが木造で、表面を覆っていたのは黒いコールタールなのだそうです。さぞかし水に強くて腐らない木造船ではあったのでしょうが、木の雰囲気は無かったでしょうねえ。 |