
作業台を延長したい時や材木の高さを揃えたい時など、台の高さを可変できるリフターがあると便利だ。小型のものなら数千円だけれど、作業台の高さレベルになると数万円から十数万円はする。 なんとかならんかと部屋の中をうろうろしていたら、座面の破れた廃棄寸前の事務椅子があった。これなら高さ調節ができるので使えそうだ。 破れた座面をはずして端材で買っておいた100円のベニヤをネジで固定すれば良い。 この手の椅子の座面は地面と平行にはなっておらず、座面を止めている金具自体が後傾しているので調整に手間取ったけれど、なんとかかんとか出来上がった。元々人間の体重を支えていたシステムなのだから耐荷重も十分だ。 椅子の上げ下げというのは、今回の様にガスシリンダータイプの場合は上げる時はレバーを押すだけなので簡単だが、下げる時は自分の体重をかけないとならないので本物のリフターに比べれば使い勝手はイマイチだけれど、今まで出来なかったことが出来たり、安全に作業ができたりすることを思えば十分の出来だと思う。
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