
一般的に使われている瞬間接着剤は金属、プラスチック、ゴムなどの水分が染み込まない素材用のものなので染み込んでしまう木工用には使えない。 自分が通常使っている木工用はジェル状で木材に染み込まないタイプだ。 さて今度は木材と金属を接着する用事が出て来た。 そのような多用途向けのタイプは100均のお店でも売ってはいるけれど量が少なくてコスパが悪い。もし使い切らずに保存しようとしてもすぐに固まってしまう。 木工用として現在使っている「アルテコ」という日本のメーカーにも多用途タイプがあるのでそれでも良いのだけれど、アマゾンのサイトを見ていたら、「ヘンケル」が販売している「ロックタイト」とい商品名のものがタイムセールで安くなっていたので使ってみることにした。 ヘンケルはドイツのメーカーでロックタイトはMade in Irelandとなっていた。ちなみに刃物で有名な会社だけれど高級な刃物はMade in Japanなのだそうだ。 さてロックタイトの使用感だけれど、粘度が高くて染み込まずによく伸びるという印象だ。接着面の真ん中にちょっと垂らしてグッと押し付けると素材の端から予想外にはみだしてくるほど良く伸びる。それだけ染み込みが少ないということだろう。感覚的には瞬間接着剤というよりは木工用ボンドに近い。 そして木工用としては接着時間がメチャメチャ早い。遊びの時間がまったくないので接着は一発勝負だ。 慣れていないと色々あわてるけれど、使いこなせれば強い味方になってくれそうだ。しばらく愛用してみよう。 |