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眠剤復したが玄関の外に出てみた
ちちろ鳴き盛り山頭火のようにうたえない
休職してすることは私小説書くこと
これでよろしいと夜ひとり起きて書きつける
前進も後退もなく、只、立ちます
時計外しじぶんをゆるめる
いつか本を売った町を夢にみました
こうして秋風の中気分がいい
書きつけてきた詩文、日誌の自信にならないかな
どうしてこうなるわが身あいしておる
やっと眠れそうなわが身を放りだす
困っている、ひとり部屋を片づける
寝そべって起きて書きつける
さっきのじぶんは悪かった、くすりがまわって
ふってなきやみ、なきだすこおろぎ
わたしはあなたになりたい、わがつまよ
ぼちぼち読みかえす日記の山かな
..2023/10/20(金) 21:01 No.1139
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