|
猫の寝言のいつかの鬼が怖かったのだろ
ねぇ子供すべてを知って飽きなさい
枯葉降りくる土に帰す、いつかの我も
仏壇にあげる茶がなく水とした
供花、さとりの中の愚人である
余裕あること気付ける花のうつくしい、にっこにこ
今日も太陽にこにこ万歳をしてまた明日
つかれる話のひとつふたつ蜜柑三個
いつの世もこんなもんだぜって歩む猫
すべからず澄む、祭りの終わりのように
日が家の向こうへ落ちていった
よく寝よく食べこの地恋しい南無阿弥陀仏
愛を負って走る自転車チリンチリン
父火を入れて下さり濁るこころを燃やしよる
..2016/12/07(水) 21:02 No.702
|