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 ■ 海(十二句)
   ++ 独火    

 

暑いです!


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海(十二句)

渚一つまみの砂のぬくとさ
背中淋しく浜へともどる
窓の裾野や桜ひとひら
若葉さんざめく陽のふる
窓より少し見ゆ花咲く
夜風すでに夏の顔する
風香りくる汐の冷さ
岩へ揺蕩い波凪いでいる
一滴したゝる月の青さは
一滴みごとな月となりたる
よるべなき火一心とする
あてなき旅や蝶のおどる
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..2017/07/03(月) 21:14 No.740

 ■ Re:海(十二句)    ++ 崇譜    
 

こんにちは!崇譜と申します。
覗いたら海の句だったので拝見しました。

海は海でも、波のおとなしいロマンチックな海ですね。
「夏の顔」という表現が面白いとおもいました。
視覚ももちろんだけれど、温度とか、風とか、
匂いとか、いろいろな海の表情をお詠みになってますね。

一滴したゝる月の青さは

こちらの句が不思議さもあって、
美しくて一番心に残ります。



..2017/07/06(木) 15:07 No.741
 ■ Re:海(十二句)    ++ 独火    
 

崇譜さん


こんにちは。独火と申します。
感想ありがとうございます。
月の句は、水彩絵の具のぽたり落ちたような印象を受けて詠みました。
美しいと言って頂けて何よりです。
これからも毎月投稿して行きますので、目を通して頂けると幸いです。
宜しくお願い致します。

..2017/07/07(金) 11:32 No.742


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