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やっと起きてすこし降るなかを歩く
草ゞにしずく眠っている妻
トースト頂いてやっと落ち着きどころあり
きょうも服屋に妻といっしょに
句作できる幸せに昨日のふしあわせを忘れ
書斎掃除しつつローリングストーンズ聞きつつ
妻に監視されつつきょうも煙草喫う
雲は深く水溜まりだってあって
コーヒー飲んで腹をこわしてじっとしている
山をのぞんで己のこころゆたかを確かめる
風もない曇り日のした草にしずく
私の人生って何だろう 歩く他なし
痛いところはない 体は大丈夫 砂利踏む
とおくまで来てここにとどまり草となるよ
動くに気力なし 少しずつ書く 夏の朝
汗をシャワーでながしやっとはじまり
人生のさびしさに曇り日の寒さ
..2022/07/13(水) 08:04 No.871
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