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2023年1月8日(日) 自由律俳句
私は私が可哀想だ冬の雲
暗いこころもちで起きるコーヒーを飲む
はやく起きて何の楽しいことがあるだろうか
とにかく句作すること思いを挿入してゆく
滲む哀しみの朝陽を拝む
鳥も鳴かない冬極まれば
松過ぎの玄関に出て腕を組む
益々煙草の世界に入れ込んでしまう
野心薄い夫に健気ついてきてくれる妻よ
明るくつとめて誤魔化してゆく
寒ン風の郊外を詠めばさびしい
薄荷煙草三本吸って幸福の内に入らない
のぞみすぎ手はなく文学しかない
どうしようもない私は空が好きだ
くたびれて朝くたびれて夕べ
..2023/01/08(日) 07:13 No.971
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