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No.748 への
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です。
■ お久しぶりです。
++
直治
夏のまひるの働きへ出る
歩けば海ある道がまつすぐ
蛙がひよいと山の途すがら
淋しさ宛なく眠るほかなく
渋滞さなかの花火が上がる
晴れた籠から鳥が覘いてゐる
つましく晴れて冬来るはふるさと
沁みるうまさのたばこで夜ふける
旅の終りの西日はためく汽車
けさはよい夢見で澄みきつてゐる
焦げつく匂いの冬が来たよな
しんかんと秒針きいて居る夜
侘びしさ耐へがたく秋の風ふく
ふくいくと陽の中郵便が来た
よふけ泛び来る薔薇の白さよ
..2017/12/07(木) 14:32 No.748
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