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ついに無一文となり来週がとおい
きょうも罪を犯す魂を壊す夕
仕事駐車場をあちらこちらへ
明日も仕事のあたらしい安全靴
妻を哀しませる遅い帰りとなった
夕餉は茄子らしいわくわくする
けさは早く出て涼しい内に荷を運び
しごとの車のなか煙草がまんしている
昼飯は豚肉を頂いた合掌した
会社員を待つことながい仕事であった
昼休み事務所を抜けて炎帝の徒
青草に放られたビニールに光り
妻が咳をするドキリとさせる
高い、高い、夏夏
今宵の茄子は郵便局で買ったもの
空が立派過ぎてさびしい
休憩しつつも草抜いていた
虫が鳴きだした悩み深くなる
紫陽花は意識の流れを失って
..2022/07/06(水) 17:29 No.859
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