|
陽に焼かれつつ煙草を喫ってしまった
妻はシャワー浴びている、コーヒーを飲む
脳を落ち着ける書斎に物が多すぎる
書きつづける日々のここまで来た
とおく雲の中の山を想う
冷房効いた書斎は詩を作らしむ
窮屈なこころの或いは青空をのぞみ
落ち着けない荷物の多さふと断捨離を考え
暑さにつかれて足を投げだす
ひとりになりたい時もある身を放りだす
やっと落ち着けて木陰にガム噛む
陽の強さよ私は私を信じる
妻とキスすること文句が多い
コーヒーの氷のように消えた罪悪感
まだじぶんに甘く怠けていたい夏の午後
石鹸の匂いさせて妻が物書く
さびしいぞ、苛々して妻に語る
..2022/07/11(月) 14:21 No.868
|