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No.2804 への▼返信フォームです。


▼  格言あれこれ(参考)
終身名誉監督    ++   ..ccnetptb.61.193.143.39.nns.ne.jp ..2020/06/04(木) 09:32 [2804]
 
 文藝春秋6月号から。藤原正彦先生のエッセイから抜粋。 ・・・三千院の苔むす庭を通り、往生極楽院に入った。〜手前に目を落とすと毛筆で何かが書かれている。「これまでに起きた楽しいこと、うれしいこと、嫌なこと、悲しいこと、辛いこと、それらはすべてあなたを造ったものであり、あなたの一部であり、あなたの宝物なのです」。心が暖かくなった。これまでは嫌なこと、辛いことは忘れよう、出来たら消去しようと心がけてきたが、そんな必要はないのだ。自分の歩んだデコボコ道がどこか愛しくなるような気持ちになった。〜近所の真宗の寺を通りかかった時、玄関脇の掲示板の文字に目が止まった。「これからが、これまでを決める」とあった。〜すごい言葉であることに気付いたのである。「これまでがこれからを決める」は、原因があって結果があるという欧米型世界観である。自然科学はすべてこれで、私が慣れ親しんできたものだ。この掲示板は何と正反対のことを言っている。東洋の哲学だ。これからの生き方次第で、これまでの人生の意味が違ってくるということである。・・・。         「これからが、これまでを決める」
                          

[2805] Re:格言あれこれ(参考)
k.maki    ++   ..110-135-169-57.rev.home.ne.jp ..2020/06/04(木) 11:29
 

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 本当に言葉の力は大きいなと感じます。藤原正彦氏の父は小説家新田次郎ですね。このエッセイを読むと心がなんだか落ち着いて、東洋哲学も学んで見たいなと思います。原因と結果、東洋では仏教用語で「因縁」という言葉がありますが、今回は演繹法と帰納法での考え方の違いのようにも思えます。私たちが中等部で学んだ「KJ法」は人類学者の川喜田二郎が考案したもので、あるテーマに対して現状分析をして洗い出し、カード化することで現状の明確化を図り、そこからグループ化してまとめていく帰納法の代表的なものでした。時には西洋哲学を、またある時には東洋哲学を使って考えて見ることも必要なのかも知れません。多様化するこれからの長い人生ではこれまでの既定路線の上を歩くだけでは問題解決はできないと思います。今度のコロナ対応が人類に突きつけられたその良い例なんでしょう。

[2806] Re:格言あれこれ(参考)
大西正成    ++   ..h125-058-067-199.user.starcat.ne.jp (iPad) ..2020/06/04(木) 20:55
 

監督ありがとうございます!
これからが大事!確かに長く生きていれば浮き沈みもありますよね。
実は、今私自身も種々悩むこともあり、先日来ある面ボヤキみたいなこと書いていました。
日々生きてる中で今、明日をどう生きるか❗
やっぱり、「元気で明るく楽しく」残された時間を大事にしようと思います。



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