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▼  心身のメンテナンス
k.maki [URL]    ++   ..110-135-169-57.rev.home.ne.jp ..2020/07/09(木) 01:19 [2824]
 
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 今日は定例の通院治療の日。3年前に血液のガンで入院した。放射線治療と化学療法で一定の効果が見えて寛解となった。今はこの治療を基にして体のメンテナンスを行っている。血液検査の数値は明確である。今の医療技術では完治はしないが薬で維持をして行く。毎週一回の通院から現在では月一回の通院となった。4から5時間の点滴をして帰って来ると、やはり疲れは残る。
 薬の副作用と無呼吸、不整脈の管理をしながらも、日々の生活が普通にできることの喜びは大きい。体のメンテナスはまずまず良好である。一方、心のメンテンスは限りある命と向き合うことの葛藤を乗り越て、人生100年時代を背景とした終活のための本を自費出版できたことで広がりができた。それから、やはり、人はコミを図りながら心の隙間を埋めながら心の安定の糧としているところがある。昔の職場仲間との交流も大きい。一年間の共通の研修生活をベースに生き抜いてきたという歴史は重い。
 けれど、楽しいことと心の安定は少し異なる。心の隙間を埋める大事な作業は、やはり自らが心の平穏を保つための自助努力をする必要がある。そして人生の後半に入ったら、人は誰でもそのベースを固めていなければならないと言う気がする。つまり「生きがい」が心を満たし癒してくれると私は考えている。それは、地域活動、ボランティア、社会活動、音楽・絵画・生涯学習などの趣味の世界から、自己実現のためのスキルアップと仕事でもあろう。
 最近、ふと気づきたことがある。それはこうした「生きがい」に取り組む姿を応援し見つめてきてくれた人たちがいること。とりわけ家族である。日々、当たり前のように生活を共にしながら、良いとも、悪いとも言わずにじーっと見てくれている。その存在が大きい。意見が異なることがあっても、結果的には日々の行動に活かされている。
 心の拠り所を考えてみよう。感謝の目線で振り返ってみると皆このことに気がつくだろう。心のメンテナンスは知らず知らずのうちに、日々のこうした環境を背景とした中で行われている。ラインなどで職場仲間の意見交換の言葉の端々にもそれが滲んでいる。皆さん、気がついているだろうか❔



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