
かなり初期に買った「ダボ切り用」というノコギリの刃がこぼれてしまった。 今まで使っていたノコギリの柄を流用して刃だけを交換すれば数百円ですむのだけれど、刃渡りが短くて使えない事がときどきあるので違う物を探してみた。 色々見て行く中で、塩ビパイプ用というカテゴリーなのだけどダボ切り用と同じ刃並びの物を見つけた。 なにより刃渡りが長いというのが要望にピッタリだ。 いろいろ調べてみたら、メーカーもダボ切り用として使えるとうたっているし、実際に使っている大工さんも良い評価をしていた。 通常のノコギリの刃には「アサリ」という仕組みがあって、ひとつひとつの刃先はほんの少し外側に広がっている。これがあるおかげで木の屑や粉を外にかき出しながら切り進めることができる。 「ダボ切り用」には「アサリ」が無く、目詰まりしてしまって途中で止まってしまうのだけれど、そのかわり切断面などに傷が付きにくい。 小物作りの場合は、切り進めるといっても厚みはせいぜい2〜3cmなので止まる前に切り終えることができるし、切り終えたものが小さいのでキズをサンドペーパーで消すのも難しいので最初から傷のつきにくいダボ切り用を使うことが多い。 今回のは刃渡りが長いので、長くても薄い板なら問題無く切り進めるので重宝しそうだ。 |