夏休みの「宿題」に没頭中。

お米が無くなったのでスーパーへ買いに行くも売り切れていた。 
以前から農家のばちゃんに米が手に入りにくいと言っておいたら精米したての5kgを3,500円で準備してくれていた。コシヒカリだったかな。農家つながりでだいたいの作物は手にはいるのだそうだ。心強いな。 
このところ2kgで1,836円のを買っていたのでだいぶ安い。4kg買ったら1kgがおまけで付いてきた以上の安さだ。 
これを食べ終わるころには新米がでているだろう。 
良いタイミングでもあった。 
 
主食が確保できたので、落ち着いて夏休みの宿題というか大量の仕事にとりかかる。原稿を整理するだけで週末は潰れそうだ。木工のほうはなかなか手をつけられず。いくつか営業用にサンプルを作らなければイカンのだけどな。

夏休み前の原稿ラッシュ。 
だけどラフ作りに間に合わない担当者がいて、休み中に送りますと。 
せっかくの夏休みなのだから休めよと言ったのだけれど、休み明けに終わってないとまずい仕事らしい。 
こちらといえば、宿題が一杯の夏休みになった。 
 
原稿整理や打ち合わせの合間に郵便局へ。 
これまでの人生の中で一番真っ黒な雲がやってくるのが見えた。 
そそくさと郵便局の用事を済ませ、近所のディスカウントショップで少し買い物。 
店から出たら土砂降りだった。 
家まで徒歩3分だし傘も持っていたのにずぶ濡れだ。肩からさげていた鞄から水が滴り落ちている。 
 
衣服と鞄を室内に干して、飯食って、大量の原稿整理を深夜まで。

朝にラップトップパソコンを見てみると、昨日まで100%だった充電が60%に減っていた。 
電源ケーブルは繋ぎっぱなしなので通常なら減るはずはない。12年ほど使っているパソコンだからとうとう寿命がきたか。 
やがて50%、40%と減っていき、息絶えて行く様をみているようでつらい。 
古いパソコンに刺激を与えるのは危険なのだけれど、もうどうにもならんなとダメもとでケーブルを抜き、差し直してみた。 
ん、50%になった、60%になった。 
今は100%で死の淵から蘇った。いや、ケーブルが接触不良だっただけだわ。 
もう古いからという思い込からもうダメだと思い込んでしまった。 
こういう感覚は古くなってきた人間にも当てはまるような気がします。まだまだ歳のせいにしないで頑張っていきましょう。

水戸あたりだと、ここ数日が夏の暑さのピークっぽい。涼しいところをハシゴしよう。 
午前10時からランチをやっているバーミヤンに行って599円の朝飯兼昼飯。 
その後はトイザラスで玩具を物色する。大きな玩具の箱を抱きかかえて泣く女の子とそれをあきらめさせようとする親の攻防がそこここで見られる。親も子もどちらも大変だな。 
外に出て木陰で一服。栗の実がずいぶん大きくなった。写真を撮ろうとしていたら風が吹いて来て枝が揺れ始めた。ここ数日は風がなくて家の中に熱気がこもっていたけれど、これで解消されるだろうな。 
 
帰宅して家中の開口部を空けて昼寝。 
夕立のような雨の音で目覚める。これでだいぶ家も冷えた。 
パラパラと校正が戻って来ていたので、いくらか涼しくなった中でぼちぼち仕事再開。

午後2時。お天気サイトの速報は37℃になっていた。 
さすがに暑い。日中は休みにして扇風機を抱えて過ごす。 
そういえば、不快指数という言葉を最近はあまり聞かなくなった。 
不快指数＝0.81×気温＋0.01×湿度×（0.99×気温-14.3）+46.3 
この結果が「80」以上になるとほとんどの人が不快に感じるのだそうだ。 
今日の室内の温度計は最高で36℃、湿度は65%だった。計算するのは面倒なので早見表を見ると不快指数は89.3になっていた。めちゃめちゃ不快じゃ。 
湿度の65%は変わらないとして不快指数「80」を切る温度は29℃だ。 
 
深夜になっても30℃を切らず。湿度は70%に上がった。寝苦しい夜になりそうだ。

取引先から「夏休みはどうしてますか？」の打診が入り始める。翻訳すれば「自分は夏休みですけどその間に仕事しておいてください」だ。 
そういうわけで毎年の盆暮れ正月とゴールデンウィークは観光業界と同じ書き入れ時になる。 
 
小学生の時、年末年始のTVで「会社は休みになった」「ハワイに行く人達で空港が混雑」「帰省のために高速道路は渋滞中」等々のニュースを見れば確かに世間はお休みなんだなと思うのだけれど、それを伝えているアナウンサーは仕事しているじゃないか、働いている人がいるじゃないか、「休日」でも働いていいのだ、という現実に気がついた。 
そして、なんとか人が休んでいる時に働けないものかと考え始めた。 
小学校の5年生の時に動物係という係になった。各クラスに動物係がいて、当番制で兎小屋や鳥小屋の掃除、餌やりなんかを担当していた。 
冬休みを迎えるにあたり、「正月に学校に来てウサギ小屋の掃除を出来る人はいるか？」という打診があったので率先して手をあげた。人が休んでいる時に「仕事」をする絶好のチャンスだ。同じクラスの動物係である渡辺君と釣り仲間の坪井君も手をあげたのでウチのクラスが担当することになった。 
正月の2日だったと思うが、誰もいない学校へ行って兎小屋の掃除をして、リヤカーをひいて近所の青果市場で屑の野菜をもらってきて餌やりをした。なんというか妙な楽しさと達成感があった。 
というわけで今も盆暮れ正月とゴールデンウィークは働け働け。