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柳さん、ご無沙汰しています。 って言っても覚えてはいらっしゃらないと思います。 ずっと前に、母との確執についてコメントを入れたことがあります。 ブログはずっと拝見してましたがコメントは、駆け込み寺な時しかしないって、どうなんでしょうね。(笑)
この世で一番憎くて、恋しい母が、今大腸ガンで入院してます。 母は、「大丈夫、来なくていい」って言ってました。 夜になって、主治医から電話が入りました。
母のガンは、肝臓にも転移し、手術しても取れないそうです。 余命半年から1年と聞かされました。
あたしは、母から何度も何度も苦しみを与えられました。 結婚してからの20年も言いつくせない迷惑もかけられ、母と何度ケンカしたか。 母が死ねば、余計な苦しみから解放される。ってずっと思って来ました。
その母が本当に死ぬって聞いた時、不思議な感覚でした
あたしは、憎みながらもそれなりの親孝行はしてきました 孫も抱かせました。実家に帰れば、御馳走もしました。 洋服だってお菓子だって何度も何度も送ってやりました。 お金も言いなりに渡して来ました。半分程度返ってきたかな・・
父親の違う弟二人はとうに、母を見限って行方知れず、音信不通だって言うのに。
母との想い出は、嫌なものばかりではありません。 楽しかった想い出ももちろんあります。 その想い出があるから、突き放すことができなかった。 弟たちは、それさえなかったのでしょう。
母が逝ってしまうんだって、わかって以来 何度も何度も昔のことを思いだします。
やはり苦しい辛い思い出も甦ります。 あたしは、母を許せるのでしょうか
その時が来た時、母を許せるのでしょうか。 母が一度でも謝ってくれてたら、もっといい関係ができていたでしょう。 今のようにぎこちない母子関係ではなく・・・
最後にひとこと、謝ってさえくれたら。 あたしの心は解けるのに。
柳さん、あたしは母を好きな子供で居たかったのです。 母が嫌いな子供って哀しいでしょう?
父は、最初から居なかったから、諦めてます 何も思いません。
母って特別でしょう? 無償の愛をお互いに与えるものでしょう?
あたしは、結婚してから20年ずっと幸せに暮らしています。 母が産んでくれたから、今のこの幸せがあります。
母が謝ってくれなくても、最初で最後の「産んでくれてありがとう」を言いたい。 憎くて恋しい母が逝ってしまう前に。
長く、つたない文章でごめんなさい。 駆け込み寺にしてごめんなさい。 読んでいただけたとしたら、ありがとう。
柳さん、お身体大切になさってね。
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