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  虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜  La Valse de Miri管理人2011/05/15(日) 20:58 
Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記.....  きんぶー2011/05/15(日) 23:08 
  ・Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記.....  さゆり2011/05/18(水) 16:16 
    ・Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記.....  きんぶー2011/05/20(金) 23:56 
      ・Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記.....  tomomi2011/05/25(水) 13:25 
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          ・Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記.....  財津達也2011/06/04(土) 09:47 
            ・Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記.....  雛子2011/07/28(木) 16:23 






[ 返信 引用 一覧 ]
虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜
   投稿者: La Valse de Miri管理人    
2011/05/15(日) 20:58
No. 2703
 
  NHKスペシャル「虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜」関連の投稿は、
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Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜  返信 引用
  投稿者: きんぶー    ..2011/05/15(日) 23:08  No.2704
  41歳・会社員の在日韓国人の男性です。
家族での外食から帰宅してTVを点けたら、柳さんが映っていたので、最後まで拝見しました。柳さんの著作は1冊も読んだことがありませんし、とくに熱心なファンということもないのですが、「生まれ育った環境がよく似ているな」という程度に、注目しておりました。今回は番組の終盤のみしか観れませんでしたが、どうも息子との関係を柳さんご自身が父親から受けた虐待とを絡めて見つめ直すための旅に出ていましたが、僕自身は未だ父と韓国に旅行するという気には到底なれません。柳さんが子育てを乗り越えて、また素敵なパートナーに巡り合えることを陰ながら祈っています。
Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜  返信 引用
  投稿者: さゆり    ..2011/05/18(水) 16:16  No.2706
   はじめまして。先日‘虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜’を見ました。録画をしてここのところ繰り返しみています。カウンセラーに、父親のしたことは、母親のしたことは虐待だったのかと繰り返し問うところ、それとカウンセラーからお母さんは優しかったかと聞かれ、優しい・・・ってどんな感じかと聞き返すところ、本当に悲しかったです。
 柳さん、カウンセリングを受け、自分の心の傷と向かい合うことはどれほど過酷なことだったでしょう。
 自分をいたわる作業をこれからも続けていって下さいね。

 
 
Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜  返信 引用
  投稿者: きんぶー    ..2011/05/20(金) 23:56  No.2707
  出張先のビジネスホテルで偶然、再放送で番組冒頭から見ることが出来ました。柳さんが両親それぞれから虐待を受けたとする内容が、何とも救いようのないものだったので、番組を見続けること自体、非常に重たく感じました。特に母親との関係が、父親よりもさらに深刻に受け取れましたし、それでも柳さんが子育て、仕事、そしてカウンセリングと、必死に取り組まれている姿は、何か悲壮感さえうかがえました。作家というのは、こうも自分を追い込まないといけない職業なのかな?、もっと気楽に生きたらいけないのか?と、申し上げたい気持ちです。番組最後の方で、柳さんが時折笑顔を見せていたので、本当に救われた思いです。ほっとしました。 
Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜  返信 引用
  投稿者: tomomi    ..2011/05/25(水) 13:25  No.2709
  TVで偶然みました。
私は「命」が出版されるまでの柳美里さんの作品は全て読んでいました。
「命」がでた後、柳さんは幸せになったのだと作品を読んでいませんでした。
私は柳さんが書くことで過去を浄化していると思っていました。
だから「命」の後、幸せな作家さんになられるのだと思い込んでいたのです。

TVをみて、ファミリーシークレットをすぐに購入し、あっという間に読んでしまいました。涙がでました。声を出しても泣きました。私も虐待された人間です。色々な努力もしました、でも今でも時折苦しんでいます。あんなに全てを作品にさらけだし、浄化していると思っていた柳さんが未だにくるしんでいることがわかり、幼少時代体験の影響の深さに気が遠くなりました。

ただ救いだったのは、数年ぶりに拝見したお顔が、とても明るくなっているなと思ったことです。以前はそれこそ生気がなくて、いつ亡くなっても違和感を感じない表情をされていたので。
育児と虐待を通して、苦しみながらも少しづつ前進されているのだと思いました。

私が柳さんの作品を読むのは、一つの自分の浄化行為だったからです。柳さんが全てをさらけ出し、作品を発表することで救われています。ファミリーシークレットでも救われました。
自分と同じ感覚、気持ちを読み取れて、心に深く響きます。

また作品が出たら、読みたいです。
静かに応援しています。
Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜  返信 引用
  投稿者: tulip    ..2011/06/01(水) 23:26  No.2710
   ここに書きこむべきか迷いました。ただ,自分のわがままであったとしても,一つの内容が,もし,何かの役に立つのであれば,そう自分が思うのであれば,自分勝手な話し方かもしれないが,まだ表現力という力の十分でない自分が書き込むべき理由があると感じて,書かせてもらいます。柳美里さんとつながる人たちのために。
 やはり,性から始めるべきでしょうか,フロイトは性的エネルギーとそれが向かう先を考え込んだ一人でしょう。性欲とそれが向かう先は,良いとも悪いとも言えないというのが,自分の今の結論です。この番組で,性的な内容が出てくるわけではありません。しかし,そこから話を始めないとというのが,自分の感想の一番目です。中1の時に大人から,お前の父ちゃんと母ちゃんがセックスして,お前が生まれたんだ。それは知っているなと聞かれました。その時,返事に口ごもると,あーん,そんなことも知らないのか,お前の父ちゃんと母ちゃんはセックスしているんだよ。そんなことも分からないで生きているのかと,集団で問い詰められました。
 それは,子どもに対する性的虐待と言うこともできますが,そのことは置いておいて,なぜ,そのことにそれを言った人がこだわったのかを考えてみたいと思います。彼らは,自分を大人社会へ迎え入れるにあたって,洗礼を授けているつもりだったのでしょう。その内容が,子どもに対する洗礼になるためには,条件がいります。その内容が,中1の子どもにとって,衝撃を受ける内容であること。そして,そのことを口にした大人たちもまた,中1の頃には,それを告げられて,衝撃を受ける内容であったこと。
 この後者の内容は,そのことを取りたてて強調した大人たちも意識には上らせなかったでしょう。性行為=セックスはそれだけ,私たちが口にしてはならない,タブーに属する内容だからです。しかし,この内容がこの社会で当たり前の,子どもも普通に話題にする内容であったとしたらどうだったでしょうか。隠さなければならないこと,ひどいことには決してなりませんし,父と母の性行為について言われても,自分が衝撃を受けることはなかったでしょう。
 父親と母親が子どもには言えないと言っている内容もこれに近くはないでしょうか?つまり,その内容が社会のタブーとされる話題だから,それに恐れと衝撃を受ける。もし,たとえどんな内容であっても,それが普通に話題にできる社会状態なら,人が衝撃を受けることなどなくなるのではないでしょうか?たとえ近親相姦であろうと,殺人であろうと,何があろうと,それを普通に話題にすることはいけないことでしょうか?今の自分はいけないことには思えないのです。
 たとえ何があろうと,自分が経験したことに基づかないと,しっかりと考えることはできません。そうだとするなら,第2次世界大戦中に,兵士として殺人を犯さなければならなかった場合も含めて,そのことを話さないで精神病になるのであるなら,話して世間の非難を浴びる方が,ずっといいと考えます。タブーをタブーとしないことこそが大切なのだと考えます。
 そうなれるためには,後ろめたくではなく,話始める必要があります。今,ここから,全てを。隠そうとすることも,隠さなくてはいけないことも何もないのだと。親が自分の正体(実像)を隠すことによって,子どもにプラスとなることはないように思います。子どもは親から学ぶしかないのです。自分ひとりで学んでいるようにしか思えなくても,結局は子どもは親から学んでいるのです。そのことを認められる時,自分の親から決して真実を話してもらえなくても,そのことが,たとえどんなに怖く思えても,親の実像に向き合う姿勢ができたと言えないでしょうか?
 柳さんのお父さんの語った有名になりたかったという望みのこと,印象に強く残りました。自分が柳さんのお父さんにお伝えしたいと考えるのは,以下の内容です。お父さんは,勘違いされていると自分には思えるのです。今からでも有名になることはできますとお伝えしたいのです。お父さんが考えていられることですが,必ずしも人は学があるから有名になるのではないと思います。真実に生きて,柳美里さんの心のケアが十分にできる関係になろうとお父さんが努力されるようになったとき,つまり,お父さんが自身の心のつらさに向き合った時,お父さんは英雄的になれるし,有名になると思えるのです。
 以上です。
Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜  返信 引用
  投稿者: 財津達也    ..2011/06/04(土) 09:47  No.2714
  最も印象的だったのは母上が「それ以上を」語らなかったこと、長谷川さんのカウンセリングをその後拒んだこと。娘はそれを以て「推して知る」ことになったのか、否か。
父性のモデルが希薄な家庭、母性のモデルがない家庭、いろんな家族があるが、でこぼこした自らの家庭の不完全さを補完しようとみんな「頑張って」いると思う。
が、完全な家族は存在しない、というのもこれは真実だと思う。
ただ、指摘のあった「連鎖」については、客観的に修正、矯正してくれる周囲の複眼的「目」が必要だと思う。家庭は核化してたこつぼになりがち、年寄りと幼子の日常的接点も希薄になっている昨今。でこぼこ家庭の不完全さを修正しようと頑張りすぎて、自らの無意識の「モデル」に従って頑張りすぎてしまう孤独な親に、差し伸べられる社会の手があっていい。
多くの親が、胸に手を当てて思い当たるフシに、ドキリとした番組だったと思う。

美里さんへ
最近、ブログも更新されていないけど、震災、原発でそれどころじゃない、という心情でしょうか?住みにくい処からは逃げればよい。その先に、あるかどうかわからないが、あなたがそこに提示してみせたのは「自由!」だった。私はいつでも柳美里応援団のひとりですぞい。
Re:虐待カウンセリング 〜作家 柳美里・500日の記録〜  返信 引用
  投稿者: 雛子    ..2011/07/28(木) 16:23  No.2723
  先週イギリスでも放映されていました。英語になってもちゃんと伝わってきました。当然世界的に共通のsubjectであると思います。こちらでも関連の番組を見た記憶があります。






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