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SATとは、特殊突撃部隊と称され、警察が極秘にする対テロ特殊部隊のことです。もともと警視庁の第六機動隊と大阪府警第二機動隊にそれぞれ40名ほど配属されていた部隊である。
1995年の全日空機ハイジャック事件で、外部から航空機のドアを開けるという特殊技術を披露して突入したのが、ロッカチュウという暗号で呼ばれていた警視庁第六起動対に属する特殊部隊だった。
この時、警視庁警備局長と北海道警察本部長との電話による直接協議でロッカチュウの派遣を決めたが、警視庁警備部だけは反対した。長年秘匿していた特殊部隊を公にさらすことを嫌がったからです。
それから1996年4月、対テロ舞台は新しく増強されることになった。警視庁と大阪府警のそれぞれ中隊40名に加え、北海道警、愛知県警、神奈川県警、千葉県警、福岡県警にも新しく対テロ特殊部隊が創設されたのです。警視庁はこれら計190名ほどの舞台を初めて正式にSATと呼称しました。
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