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  満蒙は日本の生命線だった  仲條拓躬2025/04/24(木) 08:28 
  レンガの歴史  仲條拓躬2025/04/22(火) 08:36 
  プロダクト品質の責任  仲條拓躬2025/04/22(火) 08:34 
  満州国建国の意味とは  仲條拓躬2025/04/22(火) 08:33 
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  危険なメールに気を付けよう  仲條拓躬2025/04/14(月) 19:21 






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満蒙は日本の生命線だった
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/24(木) 08:28
No. 7815
 
 
日本は第一次世界大戦には漁夫の利を得て要領よく身を処して、帝国主義の世界の五大国に列する地位に昇りつめる事が出来たようなものでした。しかも大戦中、1915年中国に対し21カ条という過大な要求を、最後通牒をもって無理強いし、中国国民の反日感情を亢進させ、両国間に大きな禍根を残す事になったのだと思います。

この間多くの日本国民の中に、国家の発展と膨張のために生き、国威を宣揚することが最高の価値であるとの国家主義的意識が強く定着したのでした。世界を眺めて見ると、帝国主義の宿命として、日本は他の強国に比べて、あらゆる点で劣っていることを認めざるを得ない状況でした。中でも国土が小さい事を実感せざるを得なかったのです。

それは世界地図を広げてみれば一目瞭然のことであり、資源は貧弱で過剰人口に悩み、海外にその捌け口を求めざるを得なかったのです。日本は台湾・南樺太などを既に領有していました。しかし列強はアジアだけでも何と広大な領土を持っているのだろうか。西洋諸国は武力を持って他国を征服し領土を拡げ、しかも日本人の移民を禁止しました。

人口の多い日本はもう少しでも領土が欲しい。五大国の一員たる名誉にかけても、早く先進国に追いつきたいというような膨張主義的国民感情は、戦前多かれ少なかれ、平均的な日本人に潜在的に存在したのではないでしょうか。弱肉強食の国際社会で、列強とサバイバルして行くために必要だと、一般的には是認されていたのでしょう。

この点に関しては、社会主義者の一部にも「国内における搾取関係を廃止して国民全体の生活水準の平均化を主張しているように、国際関係においても、土地及び資源に対する平等の獲得を要求することは正当の権利である」という資源の国際的再配分論があったのです。これはやがて戦争に協力していくための伏線をなす言葉とみなし得るが、このような議論も受け入れられやすかったのです。

また近衛文麿が1918年「英米本位の平和主義を排す」という論文で、先進国の「経済的帝国主義の排斥と黄白人の無差別待遇」を主張し、とくに前者について、先進国の「巨大なる資本と豊富なる天然資源を独占して、他国民の自由なる発展を抑圧し、以って自ら利せんとする経済的帝国主義否認と同一の精神よりして当然否認せらるべきものなり」としたのも、同様な発展に基づくものでした。

すなわち先進国中心の戦後体制のあり方については国民の間に不満があり、持てる国と持てない国との対立感情が、日本国民にかなり浸透していたことは否定できないのでした。このような観点からすれば、日本が日清・日露の戦争の犠牲によって獲得し、その保有が国際的にも認められています。

南満州の権益を中国に奪われるなどという事は到底考えられなかったでしょう。しかも「満州に関する限り、日露戦争の結果は、支那をロシアから守ってあげた」のだという意識がありました。

したがって原料の入手、商品の販路、資本の投下、人口の移住などをこの地に求め、海外発展を図るということは、当然のことであり、奨励されるべきこととして、国民は認識していました。「満蒙は日本の生命線」という言葉は、必ずしも軍部や日本居留民だけのスローガンではなかったのです。

 





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レンガの歴史
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/22(火) 08:36
No. 7814
 
 
レンガとは、赤茶色の四角い物体です。粘土に砂を混ぜ、直方体の形にして焼いたもので、この簡単な製法からもわかるとおり、歴史は大変古いのです。世界で初めてのレンガが使用されたのは、新石器時代だそうです。

約5500年前のメソポタミアでは干しレンガが見つかっており、建築資材として一般に使用されていたといいます。現在のように、大量に焼いて作るようになったのは古代ローマ時代で、西洋ではレンガを使って建築物を作ることが多いのです。

木材を使って建築物を立てる日本や東南アジアなどには、原料の木材が多いのに対して西洋の多くの国には木材が少ないです。レンガは加工が難しく作業にも人手がかかるのですが、丈夫なため大規模で壮大な建築物ができます。

三匹の子豚の話でも、わら、木、レンガと家を建て、レンガが丈夫だと物語られています。だが、丈夫さを誇ったレンガも、近年では鉄筋コンクリート建築に押され、用途は主に装飾に限られているようになりました。

焼く時間を調整して、様々な色のレンガが造られ、一回使ったものを再利用すると微妙な色合いがでて人気のようです。レンガが日本に入ってきたのは、幕末の頃です。日本で最初にレンガを使用したのは1850年、佐賀藩の耐火反射炉だったと言われています。

また、最初のレンガ建築物は1857年に造られた長崎製鉄所で、地元の瓦屋がレンガを造ったといいます。日本でのレンガの歴史はそれほど古くはないのです。しかし、西洋の文化を取り入れることに抵抗のない日本人は直ぐに取り入れ、明治、大正の建築物にレンガを使用して多く残しました。旧北海道庁、函館倉庫群、法務省などが有名です。

そして、なんと言っても有名なものは、3階建ての東京駅でしょう。壮大な建物は1914年の第一次世界大戦の時に完成したのです。東京駅は当時、中央が天皇専用の出入り口で、北側が入り口で南側が出口という一方通行だったそうです。

 





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プロダクト品質の責任
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/22(火) 08:34
No. 7813
 
 
新型コロナウイルス感染症のパンデミックや、それにともなうロックダウンの生活で、いままでよりもウェブに頼ることになった人は多かったと思います。このようなウェブのツールがあってよかったと喜ぶべきではないのでしょうか。

新しいテクノロジーに対する強い反発は2016年から始まっていて、そのなかで新型コロナの席巻がありました。2016年は、虚偽の情報がSNSで拡散され、EU離脱の是非を問う英国の国民投票や米国の大統領選を混乱させた年でした。

2018年にケンブリッジ・アナリティカ社のスキャンダルが発覚し、この会社が数百万人分のフェイスブックのユーザーのデータを使って、EU離脱やトランプへの投票を呼びかけるメッセージを送っていたことがわかりました。

世論がこの事件に反応し、巨大IT企業に対し不信と怒りの念を抱いたのは当然のことでした。そんな状況だったからこそ、巨大IT企業の経営者は、2020年の春に導入されたソーシャル・ディスタンスの措置を絶好のチャンスと見ました。

全員が同じようなことを言い出しました。「私たちはみなさんの味方であり、みなさんを救うことができます。みなさんが必要とするものは何でもアマゾンが送り届けます。グーグルがオンラインで学校を再現します。ズームなら、同僚と会議を開けます。フェイスブックで家族や友人とコンタクトをとりましょう」

しかし、こうした発言に説得力があったとはいえません。EUは、いまもIT業界に規制を加えたほうがいいという信念を深く持ったままです。米国の連邦議会でも、この1年だけで、オンライン上のプライバシーの保護やマイクロターゲティング広告 (個人の情報を収集して効果的に行う広告)に関する法案が26案も出されました。

チューブから出した歯磨き粉と同じで、こうした動きを元に戻すことはもはやできません。フェイスブックは最近、自分たちの事業の点検をしています。フェイスブック監督委員会も設立され、不適切なコンテンツの監視に関する判断を担うことになっています。

フェイスブックはいろいろしていますが、どれも単なる広報戦略に過ぎません。たとえば2018年には、外部の専門家に依頼して公民権に関する監査を実施しています。監査を主導したのは高名な弁護士のローラ・マーフィーで、公民権問題の専門家です。

その最終報告書が2020年7月に公表されたのですが、フェイスブックの問題点がすべて見事に検討されている報告書でした。ところが、この報告書は何の効力も持たなかったのです。フェイスブックのナンバーツーのシェリル・サンドバーグが「学ぶべきことがいっぱいです」と言って終わりにしてしまいました。

監督委員会も、設立案が最初に出たのが2019年1月なのです。それでようやく設立されました。「ガンガン動いてドンドン壊せ」をモットーにする会社としては、ずいぶん悠長ではないでしょうか。

近年の米国史では最も重要な大統領選を迎えようとしている時期の動きとしては、あまりにものんびりとしていました。巨大IT企業が作っているのはドーナツの類ではないのです。社会の方向を決めるものを作っているのですから、プロダクトの品質には責任を持たなければいけないと思います。

 





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満州国建国の意味とは
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/22(火) 08:33
No. 7812
 
 
満州国は生まれ、消え去りました。四千年にもおよぶ中国の治乱興亡の歴史からすれば、13年5ヶ月余の歳月などほんの一瞬の光芒に過ぎないでしょう。しかし、歴史の重さは時の長さによって測ることは出来ないと思います。歴史の重さとして感じること、それは、そこに生きた人々の愛憎の総量としてしか測れないような気がします。

そして、満州国を今ふり返り、論じることに何らかの意識があるとするならば、その理念と現実との双方を鑑み大切なものは、激しい愛憎の層の中から、真に引き継ぐべきものは何であり、批判すべきものは何であるのかを見定めることではないでしょうか。

たとえ、言葉として美しく、観念として崇高であろうともその内実を問うことなしには、軽々しくその歴史的意味を批判することは出来ない訳です。今は年老いた当時の日本青年は、満州の地に民族協和する理想国家を建設しようと情熱を燃やして満州国に馳せ参じ、国づくりに精魂を傾けたのは事実です。

民族協和の理想は、歴史の発展と共にますます輝きを増すでしょう。これをなくしては、世界の恒久平和は有りえないと信じます。その意味でも、満州建国の理想は永く生き続けていくのだと思います。

満州国の歴史的意識をよく鑑みると、満州国が掲げた民族協和をもって今後の世界平和を達成するための基礎となりうるものと主張する論者は少なくありません。我々が活動している石原莞爾平和思想研究会同志もその一団です。

今なお世界各地で民族紛争が絶えず、日々流血の事態のニュースに接するにつれ、民族が協和する事の必要性はいっそう痛感させられます。なぜ、民族が違う事がそれほどまでに憎しみの感情を生むのでしょうか。

ベルサイユ講和会議で日本国は白人世界に向けて人種差別反対と叫びました。だが、日本が提案した人種平等宣言が受け入れられる余地がなかったのです。人種問題というのは、あの時代の日本にとって国際秩序の重要問題です。

この時の無念さは『昭和天皇独白録』の冒頭に、大東亜戦争の遠因として、「日本の主張した人種平等案は列国の容認する処とならず、黄白の差別感は依然残存し」と書かれています。それがアメリカでは排日移民法などに繋がり日本人が差別を受けて辛い仕打ちを食らうのです。

日本が必死で白人支配からアジアを救おうと参画すれば帝国主義国家を中心とする外交の圧力がかかり欧米列強の都合で石油を止められるのです。だが、それでも日本国は人種差別や平和主義を唱えましたが、イギリスやフランスといった列強は自分たちが保持していた植民地は全部保全しています。

広大な土地隣国・中国の内乱ばかりしている不安定な情勢は、日本にとっては座視できないものでした。なぜなら、それがロシアをはじめとする列強の植民地支配を誘発し、ひいてはアジアの存亡にも関わる脅威となっていくからです。

富国のため日本も中国に経済進出し、勢力を扶植しなければならなかったのは、そのためで、少なくとも石原莞爾は日本と中国の安定、日中の平和的提携関係を求め続けたのは歴史の真実なのです。この歴史の真実をマインドコントロールされた日本人の呪縛を解く為に語り継がれて欲しいのです。

その想いは、今日、満州国を生き抜いた方が亡くなられているのでいよいよ深いのです。満州国の生んだ民族協和という理念が「歴史の発展とともにますます輝きを増す」ことに、直ちに繋げなくてはならないと言うのは祖先を敬う我々の責務ではないでしょうか。

 





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日本の洋上風力導入の流れ
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/22(火) 08:30
No. 7811
 
 
2020年12月、日本政府が掲げた数字に、エネルギー業界で衝撃が走りました。10月のカーボンニュートラル宣言を受け、「グリーン成長戦略」の策定を担っていた官民協議会が、洋上風力発電の規模を2030年までに1000万、2040年までに3000万〜4500万キロワットまで引き上げるという目標を発表したのです。

原発1基を100万キロワットとして換算すると、発電能力だけでみれば最大で45基分になります。これまで日本がほとんど洋上風力に手をつけていなかったことを考えると、とてつもなく野心的な目標だということがわかるでしょう。

オーステッドも2019年に日本に拠点を設置しており、バウゼンバインは「日本のダイナミックな目標をサポートできるように完全にコミットするつもりです。日本の成功体験を作るのに確実に貢献できるはずと、日本を次なる国際展開の核に位置づけています。

これまで、日本は洋上風力の導入に消極的でした。その理由として挙げられていたのは「遠浅の海が少ない」「風況が欧州ほどよくない」ということでしたが、そもそも福島原発事故後の日本政府の主な関心は、原発再稼働やLNG (液化天然ガス)の輸入、高効率な石炭火力発電所の新設であり、再エネ自体への関心が薄かったのです。

唯一、民主党政権下の2012年に、「再エネ特措法」で太陽光発電だけは強力な促進策を打ちだしましたが、高い買取価格がバブルを引き起こしたことの反動もあって、再エネの優先順位は低いままだったのです。

その後、政府は2018年になって、再エネを「主力電源化」する方針を決定し、洋上風力を活用する法整備は2019年にようやく始まりました。しかしそれにもかかわらず、2019年には日立製作所が風力発電事業から撤退しました。

さらに洋上風力世界2位のメーカー、ヴェスタス(デンマーク)と合弁会社を設立していた三菱重工業も、2020年にその提携を解消しています。三菱重工はそのかわり、アジアでのヴェスタスの風車販売に特化することになりましたが、これはつまり、日本で洋上風力のコア技術を持つ企業は名実ともになくなった、ということを意味するのです。

壮大な洋上風力構想は、そんなタイミングでようやく検討されたのでした。経済産業省は2020年7月に洋上風力の官民協議会を立ち上げ、半年も経たないうちに野心的な目標までたどり着いています。そのスピード感からは、洋上に賭ける政府の意気込みが見てとれますが、欧州での産業化の流れから見ると、10年以上遅れているのも事実でしょう。

 





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帰宅してからの怒りの仕事
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/15(火) 18:06
No. 7810
 
 
ハンガーに着ていたものをかけるのは、ひとつの大仕事です。夜中に帰って来て、しかも酔っ払っていると、作業は難航を極めます。季節が冬だと、さらに大変だ。身に装着している量が違う。冬のハンガー掛けは大事業である。酔ってフラフラしながら、取あえずハンガーをその辺の鴨居に引っ掛ける。まずコートを脱ぎ、その辺に脱ぎ捨てる。

次にマフラーをはずし、これをハンガーに掛ける。上着を脱いでハンガーに掛ける。酔っ払っているから、左右対称に掛からない。次にズボンを脱いで、酔っ払っていてキチンと折り目を揃え、すでにかかっている上着の前を開いてハンガーの下側の棒のところに押し込み、ズボンの平衡がたもたれるところまで、ズリズリと引っ張る。

この作業が実にわずらわしい。何回やっても慣れるということがなく、習熟するということがない。ズリズリと引っ張っているうちに、いい加減に引っ掛けておいた上着が、ハンガーから外れて落ちそうになる。落ちそうになるのを、なだめすかし、按配をはかりながらズリズリと引っ張る。面白くも何ともない。

こんな事やらないで済むなら絶対にやりたくない。そうやってようやく、上着とズボンがハンガーに装着される。そこで今度は、脱ぎ捨てたコートを拾い上げて、背広の上着の上から着せかける。こうしてようやく、1つのハンガーに、背広の上下と、マフラーとコートがかけられたことになる。この時は、心の底から、やれやれという気持ちになる。

大仕事を、無事やりとげたような気になる。ところが、やれやれと、言いも終わらぬうちに、ズボンがズルッと落下の気配をみせ、あっ待って、と取りすがったときはすでに遅く、ズボンは足元にグシャグシャになって落ちている。この時の怒りといったら。暫くは、なすすべもなく、怒りに手足をワナワナと震わせているだけである。

これまでの、細心の注意と、地道な努力がすべて、いま水の泡となったのだ。これまでの、あの忍耐は一体何だったのだ。足元のズボンを見て手足を震わせ、もう一度見つめ直しては手足を震わせる。また見つめて手足を震わせ、どうしてくれよう、と手足を震わせ、しかしどうにもならないと思い手足を震わせる。ハンガーが憎い。張本人はこいつだ。

この仕打ちは、どう考えてもわざとやったとしか思えない。暫くの間、唸りながら手足を震わせた後、ようやく気を取り直して、第二次ズボン装着計画に取り掛かる。まずズボンを拾い上げ、また折り目をキチンと合わせる。こみ上げてくる怒りを、「まあ、まあ」となだめつつ、ハンガーにかかったコートと上着の前を押し広げる。

上着とコートをいっぺんに押し広げるから、かなりの圧力がかかっている。その間にズボンを押し込み、横棒にひっかけ、向こう側にまわったスソをつかんでズリズリと下に引っ張る。今度こそ落下しないように、何回も何回も調整し、微調整する。

今度こそ、うまくいきそうだ。これでよし、万事OK、いや待てよ、もうひと引っ張りだな、と思い、もうほんの3ミリほどスソを引っ張った途端、今度はハンガー全体が、鴨居から外れてドサリと足元に落下する。

この時はもう、世の中を呪い、恨み、喉を掻き毟り、床を叩き、仰け反り、蹲り、柱に頭突きをくらわし、OH、NO!と叫び、暫くは崩れ落ちた衣類の周りで色々な事をしなければならなくなる。

 





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ポリフェノールが身を守る
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/15(火) 18:05
No. 7809
 
 
ポリフェノールは、循環機能によく毛細血管を保護・強化、活性酸素を抑制して血行を快適にして、動脈硬化を予防すると言われています。植物は外敵から身を守るために抗酸化作用の物質を作ります。それがポリフェノールです。

赤ワインにポリフェノールが多く含まれている事は有名です。ぶどう酒は、紀元前4000年にも遡ります。赤ワインには、黒い皮の黒ぶどう、赤い皮の赤ぶどうで、フランスでは混合され使用されています。これらの品種の栽培は日本では難しいと言います。

果実を果皮ごと圧搾、押しつぶして一定期間発酵させて作られます。発酵が終わったブドウ液は、密閉した樽に詰め替えて涼しい12℃ぐらいの樽蔵に入れて熟成が開始され、雑菌の繁殖が起きないように注意、不純物を取り除く作業を行います。この時に卵白、ゼラチンなどで液を綺麗に澄ませる事も行われています。

熟成期間は、ワインによって異なりますが、2年位で樽からビン詰に移され、熟成させます。熟成により輝きと光沢があり、澄んだ上品な香り、味わい豊かな、口当たりの柔らかなワインに仕上がって行くのです。赤ワイン特有の色素はタンニンとポリフェノールが多く白ワインに比較して渋みが感じられるのが特徴です。

コルクの栓に適度な湿り気が酸化を防ぎ、澱という不純物が静かに沈澱するように寝かせて置くのがよいです。フランス人は心臓病の死亡率が低い要因がポリフェノールの抗酸化作用でコレステロール低下、動脈硬化の予防になっていると言います。

動物性脂肪を多く含む肉類を多く含む食品の摂取が他の欧米並であるにもかかわらず心臓病にかかる率が少ないことから、アメリカの研究者により調査が開始され1993年に赤ワインに含まれるポリフェノールが動脈硬化を防ぐことを発表しているのです。

赤ワインの生産量は、フランス、イタリアで世界の半数を占めています。またワインに含まれるペンタペプチド脳神経破壊ホルモンの抑制作用を持つことが解ってきています。他にもゴマ・りんご・玉葱の皮・緑茶・大豆・ブルーベリー・生姜・ウコンに含んでいます。

ポリフェノールが空気中の酸素に触れ酸化するため、皮ごと食べられるドライフルーツがよいです。色が濃いもの、苦味や渋みの強いものに多く含まれています。熱に強く安定しており、アルコールで吸収が高まります。

食物は、人の体になくてはならない有用な成分がたくさん含まれています。正しい知識を持って情報に惑わされないように不当表示を見分けることが求められています。ポリフェノールも過剰摂取によって害を及ぼすことも考えられます。適量を守って摂取しましょう。

 





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石原莞爾が追いやられた原因
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/15(火) 18:04
No. 7808
 
 
1937年9月、陸軍参謀作戦部長を免ぜられた石原莞爾は、関東軍参謀副長に転補されました。満州建国の立役者として一躍英雄的存在に祭り上げられ、凱旋将軍のごとく引き上げてからほぼ5年ぶりの関東軍勤務でした。

しかし、満州国の将来に大いなる希望を抱き意気揚々と帰還したときと異なり、石原莞爾の胸底では断固反対していた日中戦争に突入した日本が「今に大きな失敗を仕出かして中国から、台湾から、朝鮮から、世界中から日本人が狭い国土に引揚げなければならないような運命」に陥るのではないかとの想いが重く淀んでいたのです。

そして、事態の種を捲いたのが満州建国をリードした石原莞爾ら関東軍参謀たちであったことを石原莞爾は、痛切に思い知らされていたのです。本来、「兵隊を進退するもの死刑に処す」という陸軍刑法を厳格に適用すれば、満州事変をひき起こした本庄繁司令官以下関東軍参謀たちは軍法会議で査問を受けるべきだったかもしれません。

だが、本庄は大将に進級、男爵を授けられたうえ侍従武官長の重職につき、石原莞爾らに対しても進級叙勲の論功行賞がなされたため、規律や命令系統を無視しても結果さえ良ければ恩賞にあずかれるという風潮が軍部幕僚の間に蔓延していくこととなったのです。

そして、出先軍人たちの功名心は内蒙工作や華北への政治的・軍事的進出へと駆り立てられ、ついに1937年7月7日、盧溝橋事件の勃発となって現れたのです。石原莞爾は不拡大方針を採ったが、武藤章、田中新一らの拡大派を制御すねことができず、逆に石原莞爾追い出しの策動によって関東軍へ転出するに至ったのです。

自らが思い描き、成長を夢見た五族協和の満州国とはおよそかけ離れた満州国の姿でした。日中戦争拡大を阻止しようとして参謀本部を追われ、王道楽土としての満州国の現実に裏切られた思いの石原莞爾は、激越な口調で関東軍と日系官吏が統治する満州国への批判を繰り広げていくのです。

植田謙吉関東軍司令官に対して日系官吏の減棒や人員整理を要求し、協和会中央本部長橋本虎之助中将を猫之助と呼んで公衆の面前で罵倒します。東条英機関東軍参謀長を上等兵とこきおろすとともに、内面指導権を掌握する関東軍第四課長片倉衷を皇帝凌ぐ満州国の王様と皮肉ります。

また、関東軍司令官の豪壮に官舎をさして「泥棒の親分の住宅を見ろ・・・満州は独立国のはずだ。それを彼らは泥棒した。満州国皇帝の住居は、国民の現状から住居の修築を遠慮しているのに、泥棒根性の日本人はこれを不思議とも思っていない」と痛罵し、植田関東軍司令官に宿命の移転を具申したのみならず、軍司令官として不適格であると直言したのです。

こうした言動が関東軍首脳や日系官吏との間に激しい感情的対立を引き起こし、とりわけ東條英機との確執は憎悪ともいえるほど激しくなり、同志といえる関係を続けてきた片倉衷とも修復しがたい亀裂を迎えてしまったのです。

 





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私が人に任せたいこと
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/14(月) 19:24
No. 7807
 
 
日常の生活の中で、「こんな事、出来る事ならやりたくない」というような事があります。もし、やらないで済むなら、是非とも御免こうむりたい、こういう事は、人に任せたいというような事あるのですよね。

例えば、ビン詰めのフタです。塩辛とか、福神漬けなどのビン詰めを、冷蔵庫から取り出してきて、フタを開けて食べる。フタを開けるのは少しも面倒くさくない。かえって楽しいくらいです。ところが、食べ終わった後、フタをするのは実に億劫です。

どういうわけか、ビン詰めにフタをするのは気が重い。気分がすぐれない。やってみれば、どうという事もない簡単な行為なのですが、出来る事ならやりたくない。是非とも人に任せたい。その行為から逃れたい。こういう気分は、不思議な事にフタ関係全部に言える事なのです。

さらに、朝、寝ぼけ眼で洗面所の鏡の前に立ち、歯ブラシを取り、続いて歯磨きのチューブを取る。チューブのフタを取って、歯ブラシの上にいくらかの中身をひき出す。ここでチューブのフタをしてしまえばどうという事はないのだが、それが出来ない。

フタをしなければと思いながら歯を磨き始める。歯を磨きながらも、フタをしなければと思い続ける。やがて歯磨きを終えて、口の中をすすぐ。すすぎ終えて、歯磨きのチューブとフタを目にしながら、どうしてもフタをしたくない。

そんなにずぅーと思いわずらい続けるなら、さっさとフタをしてしまえばいいのに、それが出来ない。実行に要する時間も、恐らく2秒とかかるまい。実行に要する労力も技術も、それほどの事はあるまい。なのに、どうしてもフタが出来ない。出来る事なら人に任せたい。誰かを呼んででも人にやらせたい。

大手メーカーは、その事に気付いたらしく、ワンタッチ式のフタを出した。片手で握って、親指ではねあげる方式のものだ。親指ではねあげて、使ったらまた親指でパチンと閉じる。ただそれだけでよい。それなのに、1度上げたフタは、どうしてもパチンと閉じたくない。出来る事なら、人に任せたい。誰かを呼んででも、人に閉じさせたい。

さらに、さらに、地酒を呑もうと思って、一升ビンのフタを取る。徳利にトクトク注ぐ。注いだ後の一升ビンのフタ。あれも、出来る事ならしたくない。フタをそのままにして徳利を持ってリビングに直行したい。「フタをそのままにして」という行為に味があるのであって、「フタをきちんと閉めてから」では、行為全体の味が落ちる。

無論、酒の味も落ちる。第一にフタをしようと思っても、1度抜いた一升ビンのフタは見つからないという格言のとおり、フタはどこかに行ってしまってなかなか見つからない。フタを探してウロウロしたりすると、行為全体の味はさらにもう一味落ちる(笑)

 





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危険なメールに気を付けよう
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/04/14(月) 19:21
No. 7806
 
 
スパムメールが、毎日、100通以上も受信するとさすがにうんざりします。内容は出会い系から投資など様々です。自衛するしかないのですが、スパムメールの中には、今後の送信を止める方法が書いてあるものがありますが、これに送信してしまうと、このアドレスは有効だと教えるようなものです。

そこで、スパムメールが巧妙に送られてくるという事例を紹介します。たとえば1通のメールを受信します。タイトルは「メーカーの最新情報」です。開いてみると出会い系やアダルトの広告が多数掲載されているのです。

誰かが悪いイタズラで購読手続きしたのだと思い込み、記載されているアドレスで購読停止処理をしまうと、この手続きから1週間もしないうちに、数十通のスパムメールが毎日届くというものです。これは、巧妙なスパムメールなのです。

さらに通常のメルマガを登録したときに自動返信される、登録完了のお知らせメールが配信されてきます。自分が登録した覚えがないメルマガなので、解除URLにアクセスして購読解除をしてしまうとアウトです。

また、出会い系サイトを信じて、異性に会えたと思ったら、展示会に連れて行かれて、宝石や毛皮・高額な化粧品を買わされてしまう異性が増えていると言います。最初は、お食事からで恋人になれるかなぁ〜と期待していると宝石のコーディネーターやデザイナー、毛皮のバイヤーだったりするのです。

「私の記念すべき初めての仕事なの」という、場合が多く、購入しないと言うと、「私を信用していないのね・・」と涙で騙されます。一緒に楽しく遊びに来たはずなのに、先輩らしき人や怖い人が現れて、展示場や事務所に連れられて、どれを気に入ったのか?

月にどれくらい支払ができるのか?色々と聞かれ、脱出できなくなり、お金がないというと、カードで購入すればいいのですよ、食事の代金を我慢すれば、私も我慢して、買ったよと、宝石を見せつけるのです。購入後は、今、彼氏を作る気はないの。

自分の気持ちは、今は彼氏が欲しいわけではないからなど言ってさけていきます。これは、消費者契約法第4条第3項に、監禁という契約取消理由になるものがありますので、その、監禁に近い状態から解放された日から6ヶ月以内であれば、監禁やしつこい勧誘を理由に契約取り消しをすることができます。

だから、購入後も半年くらいは、電話が来たりお食事したりということがあるのです。その半年後の、連絡は殆ど途絶えます(笑)恋人商法で購入してしまった人は、その経緯を恥かしくて人には話せないので、相談しようと気持ちを固めるまでに、結構時間が経過してしまっている場合が多いのです。解約は早ければ早いほど条件はいいです。気をつけてくださいね(^0^)

 






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