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喫煙やギャンブル、過食にアルコールに溺れることなどをやめられずに悩む人がいます。人に迷惑をかけたり、自分の体を壊したり、経済的に破綻して家族を苦しめ、仕事や勉強がまったく手につかないなどの大きな問題がなければ大変なことです。
その行為を意識しすぎる事が、逆に助長することになっている方がいると思います。ビシッと辞められればそれでいいのですが、意思の弱い方はその行為をやめようと思うのではなく、減らそうと考えたほうがいいのではないでしょうか。
時間や回数や量を少しずつ減らす事を考えてはどうでしょうか。まだ悔い改める気持ちのある方は、悪い癖がやめられないと悩んでしまいます。その行為をやめたいという気持ちがあるからです。その気持ちを大切にして、大きく出来れば素晴らしいのではないでしょうか。
まず、その行為をやめる場合は、「何の為にやめるのか?」「誰の為にやめるのか?」とよく思慮深く考えみたほうがいいでしょう。その答えがはっきりしていけなかった事に気が付く心を取り戻せればやめることが出来るかもしれません。
たとえば愛する人のためにやめることで、得られるよい事を想い描くことです。この行為をやめると、こういうよい事がある。とイメージできれば、やめたい気持ちが強くなると思います。この行為をやめれば、幸せになれるという明確なビジョンが持てれば、悪い癖を減らす為の努力に繋がるのではないでしょうか。
いけない行為をやめる為の工夫はいろいろあるでしょう。たとえば、目につきやすい所に「手を出すな!!」と書いて貼る。悪い癖に関わる物を近くに置かない。などと工夫して見てはどうでしょうか。無意識に出てしまうのなら、早めに気が付きストップできればいいのです。
自分の悪い癖が出そうになったのに気づいた時には、悪魔の誘惑に乗らない、代わりによいことを始めようと考えることが出来たらよいと思います。悪い癖が出てしまっても、自分を責めたり落ち込んだりせずに、気づいた時にストップできればいいのです。気づいてストップできた経験が積み重なれば、自分はやめられると自信が付いていくでしょう。
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