|
インターネットに接続した瞬間、数十種類以上の情報を持って繋いでいる事になります。その情報を利用することで、住所や名前、メールアドレスなどの情報が特定できてしまいます。インターネットに接続した瞬間、IPアドレスと呼ばれるネット上の個人特定番号が接続業者の手によって割り振られます。
表面上は「464,932,17.23」のような意味不明の数字ですが、これを、検出ツールに通すと、利用しているプロバイダと、その利用地域が特定できる場合があります。さらに、プロバイダ情報と同時に、OS・ブラウザ・パソコンの種類など、現在使用中の情報も知られることになります。
この情報さえあれば、どのプロバイダを使用して、どの地域からアクセスして、何のパソコンで、何のブラウザを利用してネットサーフィンしているのかがわかってしまいます。これがネットサーフィンではなく、メール送信だった場合も同様で、送信地域までも特定できる事となるのです。
メールに添付されるヘッダ情報を見れば、送信経路などの生情報が確り掲載されています。さらにその情報を深く調査していけば、送信元の具体的な地域、名前まで特定できる可能性があります。多少の技術があればいろいろな情報が手に入れる事が出来ます。私でもできます。
中には、パソコンを乗っ取ることもできるという、自称ハッカーの話だとBack Officeなどのトロイ系ウイルスを相手のパソコンに送り込む事で、パソコンを丸ごと乗っ取ることも可能だと言っています。
ホームページ上などで、匿名の中傷の書き込みを追跡し、IPアドレスを手に入れます。その後何らかの方法でその人のパソコンにトロイウイルスを仕掛け、仕掛けたウイルスに指令を送り、遠隔操作できるように相手パソコンを改ざんするのです。
最近では、パソコン内でクレジットカード番号やネットバンクIDなどの重要情報を管理する人も多いが、それらを盗み出すだけでなく、HDDを全て消去することだってできてしまうというのです。繋ぎっぱなしにしている人が多いので、昔以上に進入しやすくなっています。
|
|