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クオーツ時計はクオーツ片を使い、電流を流すと規則正しく振動し、LSIを使用して、正確に時を刻む時計で水晶発振時計と言います。クオーツとは水晶という意味で、反射的に「時計」を想像する人が多いと思います。
この「クオーツ」が日本で初めて登場したのは、東京オリンピック(1964年)の時でした。大会の公式時計に使われ、一躍世界に日本の時計の優秀性をアピールしました。このクオーツを武器に、日本は世界の時計市場に進出し、ついには時計王国スイスを追い抜きましたが、それまでの道のりは長かったのです。
クオーツを開発したのは服部セイコーグループです。しかし、セイコーが初め開発を目指していたのが「音叉式」という、まったく違う技術の開発でしたが、この音叉式時計の特性を持っていたのはアメリカの会社で、商品化の許可がどうにもおりないので、それなら、クオーツを開発しようということになり、苦労の末に完成したのです。
世界初のクオーツ式腕時計は、当時の価格は45円です。庶民にはダイヤの指輪なみの値段でしたが、今では価格もぐっと下がり、その優秀性が全世界に認められ親しまれています。
ちなみに、電池の寿命がくると、クオーツの腕時計は進んだり、遅れたりせず、パタっと止まるそうです。中には寿命がきたら、秒針が2秒おきに動いたりするものも出ているそうです。
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