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北朝鮮が様々なミサイルを発射してから、日本の報道は常に北朝鮮への制裁問題です。国連安保理15カ国のうち日本の制裁案に反対するのは、中国とロシアだけです。結局、中国・ロシア・北朝鮮という昔の共産主義が庇っているのです。
アメリカの高官は中国・韓国・日本を訪問して、協議に向けて中国政府との話し合いを模索します。その協議の場ならば、アメリカは北朝鮮と個別で会合してもよいといいます。これは、北朝鮮を協議に参加させるための米国の提案です。
北朝鮮は、前々から米国との直接交渉を求めていました。米国は、直接交渉には応じないと言いながらも、米朝が直接対話しても言いというのです。以前米国はマカオの銀行が北朝鮮政府のマネーロンダリングに協力していると非難して、北朝鮮の政府系企業の銀行口座を凍結しました。
北朝鮮政府は、マカオの口座の資金は違法なお金ではないと反論して、正当性を認めない限り協議には参加しないと宣言しましたが、米国は口座の凍結を解除するつもりはないといいました。日本政府は、安保理で北朝鮮に経済制裁を行う決議でないと意味がないと主張しています。
だが、日本政府の制裁案は、土壇場で安保理評決が延期され、中国による北朝鮮への説得の結果を待つことになりました。日本が強硬姿勢を崩せないのは、米国が日本の強硬姿勢を強く支持しているからです。
米国が赦してやれと言えば、日本政府は直ぐに態度を軟化させるでしょう。戦後のマインドコントロールされている日本は、米国が反対する外交政策は出来ません。日本にとって米国は唯一絶対の大親分なのです。これからの高市政権も同じ道を辿ることでしょう。
中国は、日本や米国が北朝鮮に経済制裁するのは構わないけど、中国が北朝鮮に経済制裁を強制させられるのは嫌だと考えています。北朝鮮の経済を支えているのは、中国なので国連制裁を発動すれば経済活動の息の根が止められてしまい、北朝鮮は追い詰められて、朝鮮半島での戦争の可能性が高まり難民が中国や韓国に入り込む事が考えられます。
日本政府が提案した北朝鮮への制裁案には、イギリスやフランスといった欧州も賛成していましたが、それは、国連の機能を維持する為に、日本に賛成していたのです。国連は米国中心の世界体制に意見できる唯一の機関なので国連の力を何としても維持したいと考えていました。
一方、アジア周辺諸国はというと中国側を支持して日本に対する批判的な姿勢を強めていました。そうなれば日本を外してアジアの問題はアジアで解決していく体制を作るかも知れません。
日本国が、孤立しない為にはアメリカの言いなりなるだけではなく、他国の意見も取り入れ独自の戦略を練った方が良いのではないかと思うのです。日本が独自の戦略を模索し提案して米国には十分理解してもらうことが大切だと思うのです。
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