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とても狭い温泉なので、早朝から行ったが、すでに入っている方がいました。温泉に入る時間帯は夜であれば1日の汗を流して、疲れを癒やすといった良さもあるのですが、朝には違った良さがあります。朝から風呂に浸かると、優雅な気分になるのです。
お風呂に入ってからだとお腹がすきます。ご飯と味噌汁に、漬物、焼き鯖、おでん、温泉卵、焼き海苔、納豆など、ご飯をおいしくいただけるおかずが複数並んでいます。バイキングでないのがとても良いです。部屋・風呂・食事の3つのポイントは大切です。
出発まで時間あるので、館内で卓球を行うことにしました。仲間には卓球のプロがいるので久しぶりに卓球をしました。特に習ったことはないのですが、温泉に行った時などによく卓球台を見かけて、そこで楽しんでいました。
温泉卓球は、不思議と特別な思い出になります。卓球は狭い空間でもできるのに、すごく盛り上がるのがとても良いところです。ルール自体はシンプルなのに、いざやってみるとラリーを続けるのが難しくて、つい熱中してしまいます。
出発時間が来たので、龍王峡に向かいました。龍王峡とは栃木県日光市にある峡谷で、ことから、その名がつけられたそうです。龍が通ったような峡谷ということで、この名になったようで、その景色は絶景です。
龍王峡駅は、「野岩鉄道」の駅です。開業時より東武線と直通しており、龍王峡駅までは、都内からだと東武線の北千住から特急で2時間程度です。お土産屋さんがいう事聞いて杖を持って行けというので持っていくことにした。
ずーと階段を下っていきます。なぜか、卓球をしたせいか、足が震えます。虹見の滝越しに見えてきたのが、虹見橋です。滝の音がすごいです。とても綺麗なところでした。この景色見ただけでも来た甲斐があると思います。
ここまでは、かなりの観光客がいましたが、その先の橋を見てからは、急に人がいなくなりました。我々の仲間も半分は引き返しました。ですが、この時はあまり気になりませんでした。さらに進んでいくと、むささび橋がありました。
何か雰囲気が違う。いつの間にか一人で歩いていました。この道で正しいのだろうか。戻ろうかなと思ったが地図を見てみると半分は来てしまいました。戻るのは嫌いなので先に行くことにした。なんか体力がなくなったなぁ〜と思いながら歩き続けた。
写真を撮って楽しむ余裕もなくなってきました。狭い山道を歩きますが、熊に気をつけろとの看板、杖を持ってきてよかったと思い始めた。いつクマが出るか分からないので戦闘の準備も始めた。不気味な静けさもありました。とにかく先に進むことを選択したことを ひどく後悔しましたが引き返すことはできず、くたくたになってバスに戻りました。(笑)
そのあと、東武ワールドスクエアに行きました。東武ワールドスクウェアは、世界の建造物や世界遺産を25分の1のスケールで再現した世界建築博物館です。入って目につくのは、東京スカイツリーのミニチュアです。ミニチュアといえどかなり大きいのです。
しかもかなり精巧にできていて、東京スカイツリー下の施設までかなり手の込んだものなのです。その精巧なミニチュアを102点あるのです。この102点は「とうぶ」という語呂合わせだといいます。
現代日本ゾーン・アメリカゾーン・エジプトゾーン・ヨーロッパゾーン・アジアゾーン・日本ゾーンとエリアがあります。アフリカはエジプトしかないような、オーストラリアや南米は含まれていないような。北極も南極もありません。北半球の有名な建造物を集めた感じの施設のようです。人気や知名度の関係もあるのかな。
しかも各展示には必ず人のミニチュアが配置されており、総数14万体いるといいます。毎日入れ替えているそうです。実際自分が回っている間も、絵師が展示の塗り替えをしていたりし、日々メンテナンスが行われているところを見ました。
ワールドスクエアの人のミニチュアへのこだわりがすごいです。ワールドトレードセンター、エンパイアーステートビル、クライスラービルが揃い踏みで健在でした。自分はデジカメで撮りまくっていました。この施設は写真が趣味な人は大興奮できると思います。電車のミニチュアは見ていて感動です。動くものは楽しいです。
十分に撮影した後は、日光水車蔵に行きました。御食事処水車屋お昼御飯です。鬼怒川バイパス沿いにある御食事処水車屋は、団体も受入れ可能なたまり漬等を販売しているお土産屋さんに併設されている大きな店舗です。
ここは、広々とした店内、団体客が入るお店は、あまり得意ではありませんが、仕方がない。蕎麦はすでに水分をも失っているようなものがテーブルに置かれていました。冷酒は醸造アルコールが入っていて残念でした。お土産処が10%の割引券も置いておりました。
前に東武ワールドスクエアに来たときは近くに手打ち蕎麦「たくみ」に入りました。以前から気になっていたのですが いつも車がいっぱいでした。入って食べたところ、とてもおいしかったです。遠くまで来たら美味しい蕎麦を食べたいものです。
まずい冷酒を飲んだので、渡邉佐平商店は楽しみでした。渡邊佐平商店の創業は天保13年(1842年)と、200年近い歴史を誇ります。日光山の清らかな水や涼しい気候を生かしながら、丁寧な酒造りを続けてきました。
特に純米酒にこだわっており、製造量の約9割が純米タイプです。さらに、地元の酒米を率先して使用しており、日光市産と栃木県産を合わせると、9割以上が地元産の酒米です。大吟醸から定番の純米、普通酒に至るまで、すべてのお酒で活性炭を使わないなど、お酒の本来の旨味にこだわった造り方も大きな特徴です。
そのこだわりの味わいは世界でも評価されており、IWCでは「生酛純米尊徳」が2年連続で大会推奨酒に選ばれました。また、2023年のミラノ酒チャレンジで「純米吟醸日光誉」が金賞、「生酛純米尊徳」が銅賞を受賞しています。
渡邊佐平商店の数ある商品の中でも「生酛純米尊徳(きもとじゅんまい・そんとく)」は、創業当時に用いられていた「生酛造り」を約100年ぶりに復活させたという、こだわりの逸品です。この尊徳は、近くの神社に祀られている二宮尊徳翁にまつわります。
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