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日本の自衛隊はイラクのサマワに派遣されていました。そもそも、自衛隊をイラクに派遣したことが間違っていたのだと私は思います。サマワではシーア派を支持する学生らが自衛隊の撤退要求デモ 「イラクに駐留する連合軍の傘下で活動すべきではない、サマワから出て行くべきだ」という、まるで、日米安保に反対した日本の骨ある学生のようでした。
イラクにとっては、軍服を着た自衛隊は、「アメリカに協力している軍隊」にしか映らないのです。米国政府の中にも、早くイラクから撤退しないとまずいと思っている人もいました。イラク人の多くの人が他国の軍駐留を嫌がっていました。
上駐留していてもイラク国民に嫌われ安定には向かわなかったのです。日本の場合は、憲法の制約があるので表向きは非戦闘地域への駐留であることが必要と言う事になっています。占領した当初、イラク国内の安定は1年ぐらいで復興に協力できると思っていたようですが、実際は、占領してから2年過ぎてもゲリラ戦は絶えませんでした。
戦場にならなかったサマワでさえも占領軍の存在に反発していたのです。日本政府はサマワから自衛隊をなるべく早く撤退させるために単独では何も行動ができないので、イギリス軍とオーストラリア軍の撤退と一緒に時期を合わせました。
大量殺人兵器の保有や核兵器開発疑惑の外交文書がガセネタだったのですが、当時の小泉首相には何も責任がないのでしょうか。嘘をついてイラクに侵攻してイラクの無辜の民を苦しめた事実を隠して、イラクの占領を行ったのです。
ちなみに自衛隊派遣隊員の、通常の給与に上乗せされる「特別手当」の支給額は1日2万4000円です。炎天下での激務に加えて、ゲリラに狙われる危険が最も高いからです。空自の場合は、陸自と比べても、明らかに「危険度」が低いので、支給額も下がり、1万6000円です。イラク上空での空輸業務です。
サマワで活躍する施設部隊は、3ヶ月で別の部隊と交代するから、イラク滞在は90日として、「週休2日」を考え、実働は大体64日だと、154万円ほどの手当てになります。命を張った任務に対して、この金額をどう見るかはそれぞれです。
ゲリラ攻撃に応戦して死亡したとしても自衛隊ではあくまでも「事故死」であって、「戦死」とはいわないそうです。そもそも専守防衛の組織が、海外で「戦死」などとはあってはならないからです。こんな人をバカにしたような言い回しで命が危険にさらされる自衛隊を派遣したのです。日本から送り出す家族の涙を見たら胸が熱くなりました。自分に関係ないと国民が無関心だったのが残念でありません。
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