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集合場所は浅草待合室です。行ってみると改札と乗り場は2階で、その改札手前に「待合室」と書いてある場所がありました。工事中のようで座るところは少しだけです。浮浪者らしき方も座っていました。とても暑くてなんか、朝から気分が悪いです。
しばらく暑さに耐えて待っているとやっと皆様がそろいまでした。スペーシアXに乗り、下今市駅に向かいました。下今市駅に到着するとSL展示館が併設されており、鉄道模型やSLの仕組みが楽しく学べるようになっています。室内は空調が効いていて快適です。
下今市駅構内には転車台があります。転車台の近くにはSL展示館があり、2階の館内からも転車台がよく見えますが、すぐ近くまで歩いて行って動画を撮影しました。なんか昔懐かしのいい匂いです。記念品も売られています。
見学を終えた後は、SL大樹ふたらの撮影などを行い乗車しました。SL大樹には展望車が連結されておらず、窓が開きません。つまり乗ってしまうとほとんどSLを体感できないのです。窓は固定式ということもあり、SL列車という風情はほぼないです(笑)
だが、行き違う列車は運転士まで手を振ってくれます。散歩している方もお店の方も東武鉄道の仲間なのか、SLの手振りに力を入れているらしく、駅員や乗務員だけでなく沿線の関連企業ビルから手を振ってくれていました。こうやって盛り上げてくれるのはとてもいいです。記念の乗車証も配られました。
手を振り続けていたら、いつの間にか、東武日光駅に到着しました。いつもは車で移動するので日光駅は、ずいぶんご無沙汰している気がします。本日のお昼は1時半になっていました。なんでこんな時間にしているのか、皆様、元気がないです。
東武日光駅にはお迎えのバスが到着していませんでした。お昼も過ぎているので「まんじゅう」を購入して食べました。近くには、金谷ホテルの長い歴史に培われた伝統の製法を守って添加物を使わずに厳選した素材のうまみを十分に引き出したパン、クッキー、ケーキ等を年中無休で販売しているお店がありました。
食べたいパンを選んだのですが、人数分はないのでいろいろと購入して配ってもらったところ余りものになってしまいました。ベーカリーは、有名なこともあって日光には何店舗かあります。カレーパンが有名なのです。
やっとバスが到着した。宇都宮から来たといいます。お昼もだいぶ過ぎているというのに田母沢御用邸へ向かいました。旧御用邸で、上皇様が疎開していた時に住まわれていたことで有名です。なんとお部屋が106室もあり、屋根は銅板1枚でできているそうです。
現在御用邸は3つだけですが、過去には11もの御用邸が存在していました。神戸・伊香保・鎌倉・熱海・塩原など、今では観光地として賑わっている場所に多くあったようです。田母沢御用邸と沼津御用邸の2つだけが記念公園となり、現在でも当時の姿のままで一般開放されています。
田母沢御用邸は1899年(明治32年)に完成しました。1925年頃まで大正天皇のご静養所として機能し、その後は昭和天皇の避暑地、戦中は今上天皇の疎開先とされ、1947年(昭和22年)に廃用となり、この年から一般公開となりました。つまり田母沢御用邸は120年以上の歴史があり、天皇家と皇室に愛された特別な場所と言えます。
見学後は、昼食の場所、日光金谷ホテルに向かいました。バスは坂の途中でエンストして何度も上がろうと努力しますが、皆様に恐怖を与えたのでサイドブレーキを引かせてドアを開けさせて皆様を下して歩いてもらいました。松葉づえの方もいるのに困ったものです。
坂を歩いて上るとレトロな回転扉に心躍らせながら館内に入り 回転扉の上には日光東照宮を思わせる彫刻が際立っていました。クラシックホテルとは、戦前に創業した日本のホテル、もしくは戦前に建設された日本のホテル建築を指すようです。明治26年、そこから増築や別館竣工などを経て今日に至り、登録有形文化財にも登録されています。
明治から続く伝統と格式を感じながら味わう「百年ライスカレーランチ」は、訪れた人を魅了する名物メニューです。歴代シェフが受け継いできた秘伝のレシピで、深みのあるルーとやわらかなビーフが絶妙です。スパイスの香りが上品に広がり、口に含むたびに幸福感が広がります。だが、饅頭やパンを食べてしまって美味しさが半減しました。
正直、皆様、無理に苦しいと食べている姿を見るとカレーセットに5,500円は少し高い思いがしました。ちなみに、ポットで提供されるカレーを前に皆様、「どうやって食べるるの」と悩んでいました。スプーンで少しずつお皿にかけていただくのが正式です。日光で味わう特別なランチとして、是非、きちんとした時間に赤ワインでお試しください。
食事後は、東武さん主催の館内ツアーが開催されました。いつも一緒に呑んでいる東武さんが館内を案内しながら、ホテルの歴史や見どころをたっぷり説明くださいます。分からないことを知ることができ、とっても貴重な時間でした。すっかりクラシックホテルの素敵さに魅了されてしまいました。廊下。どこをとっても画になります。
これまでに日光金谷ホテルに泊まった著名人の一部が展示されています。本館1階ロビー脇には過去宿泊した著名人の宿帳が展示されていて、アインシュタイン、ヘレンケラー、アイゼンハワー、吉田茂、新渡戸稲造、湯川秀樹など著名人の名前を確認できます。
すでに3時です。宿泊施設で食事をとるのは厳しいので急遽、途中にある鬼怒楯岩大吊橋に行くことにしました。バスの運転手は食事のお礼も坂が上れずお客様を歩かせたことの謝罪を一切行わないので、チップをお渡しするのをやめました。
現地に着くと鬼怒川の溪谷が思ったより雄大で、橋も揺れの少ない立派なものでした。吊り橋遠望。温泉街と楯岩を結ぶ140mの鬼怒楯岩大吊橋は、雄大な鬼怒川の流れを橋の中央から見ることができます。
下までの高さは、37mという。楯岩の高さは100m、戦いのときに使う楯の形に似た岩で名勝らしい。渡りきったところに鬼がいました。楯鬼と書いてありました。吊橋近くには、お土産屋さんがあり、新米10キロが6000円でした。欲しかったが重い。
しばらく散歩してから鬼怒川の宿泊地に向かいました。一人一室なのでストレスがたまりません。洗練されたデザインの客室と、地元の旬の食材を使った料理が楽しめます。窓からの景色を眺めながら、部屋でリラックスできましたが、温泉は浴槽も洗い場も狭かった。
宴会の時間は少し遅くしましたが、おなかいっぱいで皆様、食べていませんでした。料理を残していたので持参した地酒をならべて、二次会で地酒の品評会を開催しました。三次会は地酒四天王と呼ばれている仲間ですべてのアルコール類を飲んで魔界へ入りました。
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