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月の誕生の秘密は、裏側にあるかもしれません。月の誕生には多くの説があります。なかでも地球に巨大天体がぶつかり、その破片が集まって生まれたという「衝突説」が有力です。この天体には「ティア」という名前も与えられました。
ほかにも、地球と別の場所で生まれ、地球の重力に捕えられた「捕獲説」、地球から飛び出した「分裂説」、地球の周りで独立して生まれた「双子説」などがあります。最近では、小さな天体が地球に何度もぶつかり合体してできた「複数衝突説」なども提唱されています。しかし、月誕生の経緯は依然として謎に包まれている部分が多いのです。
月がどうして地球の周りを回っているのかというと、地球の引力に引っ張られているからです。地球の引力圏に留まった理由は、月の生まれ方に関する説によって異なります。たとえば衝突説の場合、地球にぶつかった天体が、弾き飛ばされたものの、引力圏を抜けられずに、地球の周りを公転するようになったと考えられています。
現在、地球と月の距離は平均約38万kmですが、年に3.8cmずつ地球から離れつつあります。どうして地球から月の裏側は見られないのかというと月の自転周期と公転周期が同じ約 27.32日だからです。この現象は同期自転といい、太陽系の惑星の大部分の衛星にも見られます。そのため、月は地球にいつも同じ面を向けています。
地球側を向いた面の30%は、 溶岩に覆われた「海」と呼ばれる部分が占めていますが、月面探査機による調査の結果、地球と逆側の面には「海」が2%ほどしかなく、大部分がクレーターで、起伏が激しいことが明らかになりました。この特徴は、月の成因を解く鍵として注目されています。
スーパームーンって何が「スーパー」なのかといいますと、地球から見た月の大きさや明るさがスーパーなのです。月が地球の周りを公転する軌道は楕円形で、月は地球に接近したり遠ざかったりを繰り返しています。
最も近いときで約36万km。このときに地球から月が大きく明るく見えるので「スーパームーン」と言われます。逆に最も離れるときは約41万kmになります。月が地球の周りを公転するときに、太陽面の一部または全部を隠してしまう現象を「日食」と言います。
「皆既食」のときには、普段見られないコロナやプロミネンスを観察することができ、自然科学の研究にも大きく貢献してきました。太陽の一部が隠れた状態を「部分食」、地球と月の距離が離れていて月が太陽面の内部に入った状態を「金環食」と言います。日食は朔 (新月)のときに起こり、望(満月)のときに地球の影が月を隠す現象を「月食」と言います。
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