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はるか遠い南の島に「星降る村」 があるといいます。日本からおよそ9000km、世界初の星空世界遺産を目指すニュージーランドのテカポ村です。晴れた夜に空を見上げれば、 まるで星が降り注ぐかのような満天の輝きが辺り一面に広がります。
テカポとは、400人ほどのちいさな村です。ニュージーランドの南島にある、山と湖が広がる自然豊かな村です。中心地の標高はおよそ710m。「テカポ」とは、先住民のマオリ語で「夜の寝床」を意味しているそうです。
なんでテカポの夜空はキレイなのかというと、まわりが暗くて空気が澄んでいるからです。ニュージーランドでトップクラスの晴天率を誇るテカポ。空気が乾燥して澄んでいて、近くに大きな都市もないので、星空を眺めるには絶好の場所です。
何千メートルもの高地に登ることなく、かんたんに満天の星に出会える場所は、世界中どこを探してもなかなかありません。また、明るくなり過ぎないよう街灯をカバーで覆ったり、光害の少ない灯りを使ったりと、村全体で夜空を守っています。
そんなテカポの星空を、ニュージーランド政府は世界初の星空世界遺産に登録することを目指しています。どれくらいキレイなのかといいますと、新宿 (東京都) の100倍以上の星が見えるかもしれません。
新宿の街の中はとても明るく、建物に視界もさえぎられるので、多くても星は10個見えるかどうかでしょう。テカポでは、晴れていれば3000ほどの星が見えるといいます。星空ツアーも開かれている世界最南端の天文台「マウント・ジョン天文台」では、夜空一面に広がる星々を天体望遠鏡で楽しむことができます。
テカポのオススメ時期は、6月〜8月は天の川が、11月下旬〜12月下旬はルピナスが見頃です。7月は天の川が頭の上を通過します。南半球にあるので、南十字星や大小マゼラン雲のほか、日本では眺めることのできない星もいっぱい見られます。また、ルピナスが広がる幻想的な大自然も、夜空とともに必見です。
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