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海の底は、山あり谷ありの世界でした。海の底で、細長く溝状に深くなっているところを 「海溝」、高い山脈を「海嶺」と言います。世界で最も深い海溝はマリアナ海溝で、最も長い海嶺は中央海嶺です。日本にも日本アルプスに匹敵する海嶺が駿河湾の海底にあり、その高さは、海底から3700mほどにもなります。
海溝は、プレートが地球内部に沈み込むところにできます。一方、海嶺は直下のマントルの一部が地球内部から出てきて海洋地殻を作る所にできます。マリアナ海溝はどれくらいの深さかといいますと、最深部は水面下1万1000mにもなります。
マリアナ海溝は、太平洋北西部にあり、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込むところにできた海溝です。最深部は「チャレンジャー海淵」と呼ばれています。この深さは、地上でいうとエベレスト山の高さを超え、大型の飛行機が飛行する高さに相当します。
日本が進める「しんかい」計画。水深200m以深の「深海」を調査すべく開発されたのが、海洋研究開発機構(JAMSTEC)が所有する大深度有人潜水調査船「しんかい6500」です。
潜行深度6500mは世界2位の性能で、これまでにも300℃を超える熱水を吹き出す海底の熱水噴出孔を撮影するなど、深海世界の解明に貢献してきました。「超深海」と呼ばれる水深6000m以深の海は、水圧が1000気圧を超え、光が届かない世界です。
この超深海を調査すべく、開発を進めているのが、「しんかい12000」。水深1万2000mまで潜行可能とし、さらなる高度な完成を目指して開発が進められています。中央海嶺はどれくらいの長さかというと、総距離は約7万5000km。
地球を1周半するほどです。大西洋の海底の中央部を南北に連なる中央海嶺は、地球上で最も大きい山脈です。中央海嶺の海底から山頂までの高さは平均2.5qで、一部は海面から顔を出しています。
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