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  クレームの対応など  仲條拓躬2025/02/18(火) 17:19 
  朝型か夜型かは遺伝で決まるのか  仲條拓躬2025/02/18(火) 17:19 
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クレームの対応など
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/18(火) 17:19
No. 7749
 
 
様々な話術の本が出版されています。当てはまる本もあれば全く当てはまらない本もあります。議論に勝つと言っても何が勝つのかわかりませんが、相手が強く出てきたら引け、引いてきたら強く出るというものは、勢いに逆らわないで議論に勝つ方法だと思います。

議論の時に心得て置くべき事があります。まず、ひたすら同意して見せる事。言葉がなくなるまで、相手に言いたいだけ言わせるということです。やがて勢いに乗り過ぎて過言するので、それを逃すことなく弱みとして反撃に出るのです。

相手が強い口調の勢いで迫ってくる時に「なるほど」「確かに」と同意する事はなかなかで来ませんが、そんな時にまともに言い返したりしたら火に油を注ぐのと同じで、激論になってしまいます。その様な時は、まず相手に言わせるだけ言わせて、勢いが衰えを待つ辛抱強さが肝腎なのだと思います。一方的に罵声を吐き続けるのは、以外に大変な事です。

ヒットしないで空振りを繰り返していると、言わなくてもいいことまで口にしてしまい、普通の人間なら言い過ぎたと思い軌道修正はてくるそのタイミングを待つのです(笑)多くの人は、言いたいことを言うだけで、ホッとすると思います。

言い切ってしまう事で鬱憤したものがなくなると思うのです。その言葉で、相手に分かって貰えるのかは別の話です。まず自分の言い分を、十分に主張しなければ気が済まないのが人間の心理でしょう。その様な人の行動を理解できれば、相手に言いたいだけ言わせるという余裕が、自然と現れるでしょう。

ちなみにクレームの対応にも、この原理は応用できます。お客さんは、怒りと共に悲しさを感じています。自分が購入する商品は欠陥でムカつく嫌な思いをさせられて、本当に悔しいという憤りです。そのムカついている気持ちを、分かって頂き同情してもらいたいと思うのが、苦情を言う者の心理だと思います。

やりきれない不満を、聞き手にまわり受け止められれば一安心するのです。それが、人と人の心というものだと思うのです。だが、お客さんが十分に話し終えないうちに言葉をさえぎってしまう、配慮のない接客係や営業マンがいます。一方的にこちらに落ち度はありませんとか、そのくらいは我慢して下さいなどと逆に文句を言う。

これではお客さんは怒り心頭とならざるを得なくなります。それが、出るところに出ると言う心境にまで、エスカレートする事例も多々あるのです。こじれるきっかけは、意外や些細な事です。最初にお客さんに対応する方の力量で決まってしまうと言っても過言ではないのです。小事を大難に変えてしまうのが、対応の悪さというものなのです。

本来、お客様というものは我儘な存在であると考える事です。お客さんと同等レベルで争ってはいけないのです。自分が上手で行動しなければ仕事にならないでしょう。その事を確りとわきまえる事は大切なことです。

だが、脅し大好きの苦情や鬱憤晴らしのクレーマーは、以上の限りではありませんので、明らかに脅迫である場合は、毅然とした態度をとらなければ、つけ込まれる事になるでしょう。正当な苦情と不正な脅迫の違いは、経験を積めば見抜けるようになるはずです。

また、夫婦喧嘩や友達喧嘩した場合など、細かい事までにいちいち反論していれば、ますます相手を怒らせる事になります。ひたすら我慢して、相手の怒りが治まる頃合いを待ち、自分の言い分を小出しにするのです。それが円満の心得だと思うのです。

 





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朝型か夜型かは遺伝で決まるのか
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/18(火) 17:19
No. 7748
 
 
人間には一般的に、朝から午前中に力を発揮しやすいタイプと、夕方から夜に発揮しやすいタイプとがいます。このように人を朝型、夜型と分け、その中間の人を中間型と分類する方法があります。

これは有名な朝型夜型質問紙という質問紙の得点で分けるやり方で調べられます。別の質問紙(ミュンヘンクロノタイプ)を使った簡易な方法として、休日の入眠時刻と起床時刻の中間時刻を調べて評価する方法があります。

これは、平日は無理に早めに寝て、起床していると、本来の自分自身の体内時計を反映していないのですが、休日は本来持っている自分自身の時計を反映しているという考え方がもとになっています。

中間時刻は、たとえば2時に寝て6時に起きるとその中間の2時となり、もし2時に寝て10時に起床すると6時となります。中間時刻から類推する朝型、やや朝型、中間型、やや夜型、夜型の目安の数字は、それぞれ2時、3時、4時、5時、6時となり、調査では中間型付近が一番多くなっています。

皆様も何となく、自分の家系は早起きのようだとか、いや宵っ張りだろうなと感じることもあるかもしれませんが、実際に朝型や夜型には遺伝子がかかわっているのではないかと推測されます。それを裏付けると思われるデータもあります。

睡眠相前進症候群のような朝型の家系を調べると、 Per2遺伝子で一部変異が見られ、睡眠相後退症候群のような夜型の家系ではPer3やClock遺伝子の一部が変異していたのです。遺伝的な素因によって朝型や夜型になっている場合はあると言う訳です。

最近の700万人を対象としたゲノムワイド関連解析研究という新しい方法の調査では、朝型に関連する遺伝子が二十数個見つかり、朝型は気分障害や統合失調症のリスクが低いことがわかりました。このようにいろいろな因子で朝型を形成していると思われます。

遺伝的要因について述べてきましたが、とはいっても、大多数の人は学業・職業や他の社会的要因で生活リズムがずれ、朝型や夜型になっている場合が多いことも事実です。

サッカー選手を朝型、夜型に分け、ジャンプ力、6分間ダッシュ、俊敏性などを9時と18時に調べた結果、朝型は朝のトライアルで、夜型は夕方のトライアルで好成績であり、朝型も夜型も逆の時間帯では成績は悪いという結果となりました。

自転車漕ぎでどの時間帯に最大のパフォーマンスが出せるかという実験を、朝型、中間型、夜型で施行したところ、朝型は14〜15時、中間型は16〜17時、夜型は20〜22時といった時間帯に最大値がありました。また朝型では日内変動は少なかったのですが、夜型は朝のパフォーマンスが低く、70%程度しか力を発揮できませんでした。

以上のようなスポーツにおける調査でも、スポーツ以外の調査においても、パフォーマンスを高めるためには、朝型は午前中を有効に使い、夜型は夕方から夜を有効に使うように計画してトレーニングだったり大事な場面だったりを組んでいけると、良いと思われる結果が出ています。

朝型も夜型も、自分の体内時計を社会の時間に合わせられると問題はないわけです。ところで、たとえば小中学校の始業時間は朝早く、一般的に社会は朝型です。夜型の人はそういった一般的な社会の時間からずれ、遅れた体内時計を持っている場合が多いのです。

夜型は社会の時刻と自分の体内時計の乖離(時差ボケ)が起こりやすく、このことが不調の原因になり、朝食欠食、肥満、睡眠障害、成績不良などにつながりやすいと考えられます。また、肥満がなぜ起こりやすいかという視点で見ると、ある食事調査で、夜型の人は朝型の人に比較して菓子や脂肪分の摂取が高く、またアルコールの摂取頻度も高かったのです。

これらの食行動も肥満要因となり得ます。人間ドックのデータでも、夜型の中高年は、肥満、糖尿病、高血圧のリスクが朝型の人より高いことが報告されています。夜型の人は遅めで多めの食事を、場合によってはお酒を飲みながら過ごしているというイメージもあり、この結果に結びついている可能性もあります。

若い世代は夜型が多く、高齢になると朝型が多くなりますが、その原因はわかっていません。高齢者は習慣的にも体力的にも早寝早起きになりやすいので、そうするとますます体内時計の後退部分(夜の光)に光が当たりにくく、前進部分(朝の光)に当たりやすくなり、そういったことも要因の一つであると思われています。

 





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日本人の曖昧な宗教
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/17(月) 15:07
No. 7747
 
 
曖昧さが日本人は大得意です。とりわけ宗教にかけては、キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、ヒンズー教徒から見れば曖昧な感じにしか見えないでしょう。タイ、ラオスの戒律厳しい小乗仏教の信者から見ても同じだと思います。

明治以来日本のインテリは「近代化要素」の中の「世俗化」を堅く守って「非宗教」まで突き進むのですが、精神性を考えるならキリスト教をイメージします。自分は神道と関係ないとした心もあって、神道は宗教とはいえないという線の態度が多かったと言います。

しかし現在では、キリスト教のような教典宗教だけが世界に浸透しています。仏教を大乗仏教という形にした日本人は、別に何もしなくとも念仏を唱えていれば成仏できると思っています。

お宮参りは「神社」で、お墓は「寺」、結婚式は「教会」という曖昧な日本家庭の若者が常識のごとく儀式を行う。キリスト教の聖書の認識もありません。日本では100年近くクリスマスだけだったキリスト教が3つ目の習俗的宗教になった感があります。

クリスチャンでもないのにキリスト教会での挙式を認め続ける限り、また花嫁が和服よりウェディングドレスを好み、「愛」という言葉、誓いのキスに憧れを感じる限り、指輪の交換も神式も取り入れてこれは続くでしょう。

日本人には宗教心はないのでしょうか。神社仏閣への初詣での物凄い人を見よ。終戦後は馬鹿にする向きもあって滅びてしまうかと思われたのですが、キリスト教会の十字架もその敬意の対象でもあるのです。

イスラム教の原理主義者集団であるアフガニスタンのタリバン政権が、岩に刻んだ古代の巨大仏像を火薬で破壊して世界を驚かせました。他の宗教を認めない一神教で偶像礼拝禁止が徹底している彼らから見ればその像はまず単に物であり、しかも邪悪なのかもしれません。

日本人だと、無関係な宗教、例えばインドのヒンズー教の像であっても、なんとも思わないでしょう。もちろん織田信長の石山本願寺を焼き討ち、皆殺し、明治初期に神仏混淆を廃する動きで寺を破壊した事例などありますが、日本人の神に対する敬意は、自然のたたずまいをも対象としています。

樹木、滝、山が敬愛され、祭られる。それについての典礼の一般的規則などありません。それでも、これが宗教なのでしょうか。教典宗教から見れば曖昧な日本人にうつるのでしょう(笑)

 





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フランスが常任理事国になれたのは
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/17(月) 15:06
No. 7746
 
 
1940年5月からナチス・ドイツの「電撃戦」でフランスは国土の北半分を制圧されて、駐スペイン大使だったペタン元帥を呼び戻して首相とし、ドイツに降伏しました。北半分はドイツ軍の軍政による占領地帯で、南半分は自由地帯になったのです。

鉱泉で有名なヴィシーに逃れていた政府が、ペタン元帥を国家首席として、「フランス国家」を作りました。フィリップ・ペタンは第一次世界大戦の国民的英雄です。高潔な人格者で、政治思想としては保守的であったのですが、全体主義者でもナチス賛美者でもないのです。

「フランス国家」の標語、「祖国・家庭・労働」はシャルル・モーラスが主宰した王政派伝統主義の新聞『アクション・フランセーズ』(フランスの行動)の標語をそのまま採用しましたが、ドイツ嫌いのモーラスは政権の要職にはつきませんでした。

ドイツの同盟国「大日本帝国」はドイツが作った「フランス国家」を承認するのは当たり前ですが、中立国のアメリカ合衆国も承認したのです。つまりそれが正統のフランスであるというのは、国際法上も順当であったということです。

もちろん交戦国のイギリスは「フランス国家」を承認しないし、脱出して来たド・ゴール将軍をうけいれました。フランス国民向けラジオ放送で「自由フランス」の演説「フランスは1つの戦闘で負けたが、戦争に負けたわけではない」が名高いです。

シャルル・ド・ゴールが任官して最初の赴任先の連隊長がペタンでした。第一次世界大戦後、ド・ゴールは戦車と装甲車中心の機動戦を提起する著書を出したが、フランス軍中枢は無関心で、ドイツ国防軍がそれに注目しました。

階級は実は大佐が戦時に将官待遇になる「準将」で星1つです(戦後、大統領になっても軍服を着ていたが、星1つ)。星5つのペタン元帥から見ればこのロンドンへ脱出した時点のド・ゴール将軍は、全軍への降伏命令の違反者となります。

国民全員力を合わせて敵の支配に耐える、それがペタンの立場でした。原則として敗戦前の仕事が続けられるなら続ける、それが国民の圧倒的多数の生活態度でした。4年3ヶ月の占領期間、2年目に独ソ開戦となったころから、戦況はドイツ側に不利となり、「フランス国家」の自主性は奪われ、ついには「占領地帯」と区別がなくなるのです。

フランス共産党は独ソ不可侵条約の手前、占領者ドイツに初めは動きを起こしていません。「レジスタンス」が問題になるのは、1941年の独ソ開戦後です。ド・ゴール派レジスタンスと1943年に合体します。

そして、1944年9月、連合軍がパリに迫ると、ド・ゴールはパリ進撃をわずか一個師団だけのルクレール将軍の「自由フランス」軍に任せることを連合国軍最高司令官アイゼンハウアーに要求します。

つまり、米軍でも撃ってしまえ、パリ一番乗りはフランス軍だと言う事です。解放後、まだドイツ軍の空襲や砲撃の危険があったにもかかわらず、ド・ゴール将軍は凱旋門からシャンゼリゼ大通りを群集に囲まれて行進します。

この瞬間、「自由フランス」こそ正統なフランスだ、という神話が確立するのです。大芝居ですが、それを非難するつもりはありませんが、その大芝居で国連の米英ソ仏中の安保理事会常任理事国になれたのです。

 





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健康に対する意識の高まり
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/17(月) 15:04
No. 7745
 
 
かつてないほど健康に対する意識が高まっている現在。どうやったら健康的に痩せられるのか、どうしたら少しでも老化を防げるのか、病気にならないために何に気をつけるべきなのか。その答えを求めて、書籍やテレビの特集番組をチェックしたり、インターネットで情報を探したり、友人と情報交換をしたり、熱心な人が増えていると感じます。

また、食事の摂取カロリーを考えることはもちろん、栄養バランスを考えたりジムでの運動を取り入れたり、さまざまな工夫や努力がされています。ただ、努力に相当する効果を実感しているかといえば、それは疑問です。

特にダイエットに関しては、「週4〜5回ジムに行っているのに、まったく痩せないのでやめてしまった」「カロリー抑えめの食生活を3ヵ月ほど続けているのに、体重がまったく変わらない」「若い時ならすぐ痩せたのに、同じことをしてもまったく痩せない」など、あきらめの声を多く聞くような気がします。

ところが、その同じ努力を、ちょっと時間を変えてやってみると、効果が違ってくるとしたら、どうでしょうか。実は、食べる、運動する、休む、といった身体活動が、体のなかでどのような変化につながるのかということは、時間によって差があることがわかってきたのです。

2017年に3人のアメリカ人科学者がノーベル医学生理学賞を受賞したことで注目されたのが、体内時計を司る時計遺伝子のメカニズムです。この時計遺伝子の働きが複雑に絡み合い、体のなかで時間によって違う作用が起こるという、そのしくみが少しずつ解明されてきているのです。

つまり、同じ人が同じものを食べても、1日の中でいつ食べたかによって太りやすくなったり痩せやすくなったり、血圧が高くなったり変わらなかったり、と違う反応が起こることがあるわけです。

また、ヒトには早起きが得意な朝型タイプ、夜更かししても眠くならないような夜型タイプ、どちらともいえない中間型タイプがいますが、それも時計遺伝子がかかわっていて、食事の時間や内容によって、タイプが変わることもあるのです。

食べることで朝型、夜型に影響し、朝型か夜型かによって太りやすさが変わる(いくつかの他の要因が絡む場合もありますが)など体への影響を及ぼす、つまり相互に影響しあっているのです。このようなことを研究するのが「時間栄養学」です。

聞きなれない言葉かもしれませんが、皆様が朝食や夕食、間食や夜食を摂るという食行動と、それによって体で起こる時間帯別の反応(生体の朝・昼・夜など時間軸で起こっている種々の生化学的分子生物学的変化)との関係を科学で説明できるようになってきています。

体内時計は24時間より少し長い周期です。それには地球の自転である24時間周期にぴったり合わせるしくみがあります。光、食、運動、薬物などの環境刺激とのかかわりです
体内時計と食・栄養は両者に相互作用があると考えられます。この相互作用について、具体的な食べ物やその成分について関係があるというのです。

たとえば魚油に含まれることで知られるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といった脂質は、さまざまな体内時計のメカニズムから、朝食べる方が夜食べるより脂肪肝の予防、改善に効果的に働くことがわかっており、逆に体内時計に作用して体を朝型化へと促すこともわかっているのです。

 





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日本人を理解できるのか
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/12(水) 17:03
No. 7744
 
 
実際、外国人にとって、日本文化を根っこから理解するのは難しいところがあると思います。宮沢賢治を例とすると。宮沢賢治の作品は、国や民族を超えたコスモポリタン型文学としてよく知られていますが、作品を理解するうえで一般の外国人の感覚からは不可解に思うところがあるでしょう。

『烏の北斗七星』は、烏と山鳥の戦いを展開した戦争物語です。主人公の烏が敵の山鳥を殺す前の日に殺生のため苦しみ、何度も祈ります。「どうか憎むことの出来ない敵を殺さないでいいように早くこの世界がなくなりますように、そのためならばわたくしのからだなどは、何べん引き裂かれてもかまいません」。

山鳥を敵としたのになぜ、征伐に躊躇してしまうのか。そして殺した山鳥をなぜ、涙を流して丁重に葬ったのか・・・。いずれの場合も、正邪をはっきりさせなければ気がすまないという外国人のごく一般的な価値観からは、烏がなぜ悩むのか、不自然な行為に映る。これが外国人の大方の素直な印象でしょう。

日本で勉強している外国人は、宮沢賢治への不可解な疑問を潜在させたまま、日本の社会・文化を勉強しています。その中で、ようやく宮沢賢治が書こうとしていた烏の心境が理解できるようになると言います。それは日本人の独特な死生観や思考が慣習に常にありながら、常に見えにくい部分であると言うことに気がつきます。

宮沢賢治の作品の根底にある一貫したものとは、日本独特の価値観です。「死の美学」という日本文化全体に通じる1つの特長でしょう。死を神聖視し、美化しています。この死生観はおそらく、仏教、神道、それに武士道の3つが醸成しあっているように思えます。

宮沢賢治の作品はこういう日本の死生観を前提にして成立しているのです。その作品は国境を越えた響きを届けながら、よく理解を深めなければ、文章の奥に隠れた部分は見つからないと思います。

日本人は外国人にこうした日本独自の死生観について説明をしていません。『烏の北斗七星』が日本固有の死生観ないしは日本的な思考を前提にしていることを知るのは、外国人には至難なことでしょう。異文化理解の課題として受け止めてほしいと思うのです。

多くの外国人が日本人について研究すると、異質な死生観への認識に到達するのに十数年かかったといいます。半世紀前の戦争で悲惨な経験をさせられたと近隣諸国は、日本に対してある種の感情的な抵抗感が根強いです。

戦前、日本が占領したところでは神社を建て、日本式の礼拝を強制する愚をおかしました。それは、日本人の死生観・生活観などの思考の押し付けであったと、多くの日本人が反省しました。文化の発信が、他国固有の文化を無視した押し付けであってはいけません。異文化の相互理解は、違う文化を尊重した上で成り立つものだと思います。

日本と中国の間では昔から「同文同種」と言う思いが強くあります。お互い分かっているという思いが先入観になり、往々にして誤解を生んでいるのです。同文同種が錯覚であるという認識抜きには、交流を積んでも逆効果になりかねません。

両国間には、理屈ではなかなか説明できない文化の違いが横たわっています。文化や歴史を学ぶ点で模索を繰りかえし、時には失敗や誤解を招きながらも、理解をより深めていき知識更新していくことが大切だと思います。

 





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原子爆弾が投下された経緯
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/12(水) 17:02
No. 7743
 
 
世界に門戸を開いた1905年から40年後、日本は終戦によってすべてを失いました。原子爆弾を日本に落とすマンハッタン計画は、1944年9月18日、アメリカとイギリスの覚書で始まりました。それは、アメリカのルーズベルト大統領とイギリスのチャーチル首相の間に存在した機密文書です。

1945年2月、ルーズベルト、チャーチル、スターリンの三者はヤルタ会談で、対ドイツ戦争終結のヨーロッパや太平洋について話し合いました。この時、日本について重大な取り決めが行われました。ソ連は日ソ不可侵条約を破棄して日本攻撃に加わり、日露戦争の恨みを晴らすことでした。

だが、4月12日ルーズベルトは突然死亡して、副大統領のトルーマンが大統領に就任したのです。トルーマンは、知らされていなかった原子爆弾の存在をスチムソン陸軍長官から聞いて知ってしまうのです。

5月8日、ドイツは無条件降伏して、ヨーロッパの戦争は終わりました。トルーマンは、ソ連より優位に立ちたいために原子爆弾を日本に対して使用すると決定するのです。トルーマンは原子爆弾実験成功の報告を手中にし、7月17日、ポツダム会談に臨みました。

トルーマンは、ソ連が8月8日に参戦する通告を受け取っていたので、アジアでのアメリカ主導権を握りたい一身でソ連参戦より早く原子爆弾を使用したかったのです。7月26日、アメリカ・イギリス・中国のポツダム宣言が発表されました。

「日本政府に対し無条件降伏を宣言し、これ以外の選択は迅速かつ完全な壊滅があるのみ」という最後通牒でした。日本の鈴木首相は、それを聞いて「ただ黙殺するのみ」と新聞発表しました。だが、黙殺は翻訳では、「拒否」という英語となり連合国に伝わってしまったのです。トルーマンは喜んだ。

それはポツダム宣言発表の前、7月25日、極秘に原子爆弾投下命令をしていたからなのです。第1目標は広島、第2目標は小倉、第3目標は長崎、第4目標は新潟と決められました。B29エノラ・ゲイは、8月6日広島上空で原子爆弾リトルボーイを投下しました。

8月9日、B29ボックス・カーは、小倉上空に到着しましたが、厚い雲にさえぎられて目視できず、長崎に向かいました。同じく長崎も厚い雲に覆われていましたが、1カ所だけポカーンと穴が開いており、プルトニウム爆弾ファトマンを投下したのです。

私の両親にとって終戦の記憶はそうとう生々しかったでしょう。平和を望む気持ちも今以上に切実なものであったと想像します。21世紀に生まれた子どもたちにとって、1945年は遠い昔のことでしょうが、子供らが生まれた後でも、9.11事件やイラク戦争、スペインやロンドン・インドネシアなどでテロ事件が発生しています。

21世紀の子供達も戦争とは無縁ではありません。世界に目を向けるとロシアのウクライナへの軍事侵略が止まず、イスラエルでは人道無視の殺戮が続いており、ロシア、中国の独裁化が強化されております。力対力、力による服従は何も生み出さない事に思いを馳せ、英知を出し合って平和裡に解決が図られる事を願うばかりでございます。

加えてアメリカの権益を強烈に追及するトランプ政権の発足により、今後の世界経済政治がどのように影響を受けるのか、まったく目が離せません。世界に平和をもたらすにはどうしたらよいのでしょうか。終戦から多くの年月が過ぎた今、戦争を経験している方が生きているこの時代に、真剣に恒久平和を考える必要があるのではないでしょうか。

 





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民間が開発した宇宙船
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/12(水) 17:01
No. 7742
 
 
Space X は、イーロン・マスクが2002年に創設した航空宇宙メーカーです。現在の本拠は、アメリカ・カリフォルニア州ホーソーンです。民間企業としては初めての宇宙船の打ち上げ、国際宇宙ステーションへの有人飛行などの実績を持っています。

民間企業による火星探査などを目標に掲げている。創設者のイーロン・マスクは、電気自動車ベンチャー「テスラ」のCEOも務めています。2021年4月20日現在で、マスクの保有資産額は1741億ドルで、世界第3位とされていました。

2020年5月30日(現地時間)に民間初の宇宙船有人飛行を成功させたイーロン・マスク。 コロナ禍に沈むアメリカを大興奮させました。この偉業の陰には、倒産寸前の財政破綻やNASAとの1万回にも及ぶ実証試験など、数えきれない苦労があったといいます。

成功までの道のりをマスクの評伝『イーロン・マスク 未来を創る男』(邦訳は講談社)の著者が取材しています。南ア移民の「ロケットマン」2020年5月30日、アメリカ人宇宙飛行士ボブ・ベンケン、ダグ・ハーリーの2人は「テスラ」社のEV(電気自動車)に乗り込み、フロリダのケネディ宇宙センタ―にあるロケット発射台へと向かいました。

到着後、2人は車から元気よく飛び出し、イーロン・マスクがCEOを務める宇宙スタートアップ「スペースX」の新型宇宙船「クルードラゴン」に搭乗しました。宇宙船を天上まで運ぶのは、同社製のロケット「ファルコン9」です。

座席に座った宇宙飛行士たちの前に並ぶのは、ツルツルのタッチスクリーン。冷戦時代の宇宙船のような、 やぼったいボタンやノブはありません。クルードラゴンは現地時間の午後3時22分に打ち上げられ、約1時間後に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング。

これは民間が開発した宇宙船による初の有人飛行で、アメリカ人宇宙飛行士が国産の宇宙船で本土から飛び立つのは実に9年ぶりとなります。南アフリカ移民である「ロケットマン」のマスクが、勇敢な愛国者を宇宙へと送り届け世が世なら、この一大イベントは大興奮で迎えられただろう。

生配信を見た何百万人という子供たちがアドレナリンを放出したに違いないでしょう。ところが悲しいかな、現実はいまとんでもない状況にあります。ツイッター(現在X)で暴言を吐きまくる大統領に、宇宙軍の創設を発表する米軍。そして年初からは新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) が、世界で猛威を振るっている。

マスク自身にも「ツイッターの失言王」という側面があるため、偉業達成の瞬間を手放しで喜べないという人もいたでしょう。2020年5月17日の夜遅く、マスクは著者に電話をかけて「けっこうハードな毎日だったよ」と言った。居場所には触れず、夕食に2時間も遅れたと愚痴ったといいます。

NASAがスペースXと手を組んだのは、同社のロケットが安全性にコストの安さ、飛行管理能力に優れていると証明されたからです。この有人宇宙船の打ち上げの成功は、世界がいま猛烈に必要としている無上の喜びが共有される瞬間でもあったのです。

少なくとも政府機関であるNASAが安全基準を維持しつつ、民間企業と提携するという大胆な冒険ができるということは確認できたはずです。マスクによれば、打ち上げまでに「会議も実証試験も、1万回くらいはやったんじゃないかな」とのことです。

過去10年でスペースXは約100基の無人ロケットを打ち上げ、その多くを無事に地上に再着陸させています。同社は民間宇宙企業のトップに上り詰め、その企業価値は400億ドル(約4兆4000億円)に迫る勢いなのです。

 





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満州建国の理念
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/12(水) 16:59
No. 7741
 
 
満州国建国の理念を集中的に示した文書としては、「満州国建国宣言」「執政宣言」「建国に関する対外通告」の3つが挙げられます。これらの文書は全体を通して、第一に、なぜ満州国が建設されなければならないか、という建国の必要性をまず東北軍閥と国民政府に対する非難として並べ挙げています。

第二に、それに対抗して満州国が建設される正当性を建国理念として提示し、そのうえで、第三に、そうして建国された満州国が国際的にいかなる地位を持ちうるかを宣言するという構成を持っていると読むことが出来るでしょう。

具体的には、まず辛亥革命以後20年にわたって東北三千万民衆が苦しみを味わってきた元凶として軍閥の悪政が指弾されます。兵乱を好み、遊興にふけって人々の生活の安定など与えず、民を奴隷のように扱い統治しています。

そこでは紙幣は乱れ、産業は廃れ、道徳は地を落ちてしまい、盗匪は横行して至るところで強奪や殺人が行なわれ、道には餓死者があふれていたのです。また対外的にも排外を事として信用を失っていました。

この残暴無法の軍閥が支配している限り、満蒙三千万の民衆はただ座して死を待つのみであり、どうしてこの窮状から抜け出すかだけを、願って生きていたのです。しかし、時は来ました。

いまや何の幸ぞ、手を隣師(日本軍)に借りてここに醜類(人非人たち)を駆り、積年軍閥盤踞し、秕政萃聚せる地(永年にわたって軍閥がいすわり、悪政の極みを尽くした土地)を挙げ一旦にしてこれを廓清す。これ、天、我が満蒙三千万の民に蘇息(息をふき返す)の良機をあたえしなり。

(「建国宣言」)要するに見るに見かねた日本軍の仗義扶助によって軍閥つまり張学良政権を追い払ったことにより、ようやく夢に見た安居楽業の大地で生きていく望みが出てきた、これこそ天が与えた絶好の機会である、というのです。

和田清教授の『東亜史研究』の序文には、「満州は、もともと極東の地であるから、世界の田舎であったといえる。歴代の中国王朝からすれば、そこは化外の地であり、清朝の中国征服後にも、満州はその発祥の地であったという関係から、発跡の秘事を暴かれることを恐れ、その研究を弾圧した。だから、満州史は従来、もっとも閑却され、日本学者のひとり舞台となった」と書かれています。

しかし日本では戦後の満州研究は、「日本の満州侵略史」研究の潮流が渦巻くことになり、日本の満州侵略の犯罪性を検証する侵略史や、「殖民地侵略」の研究にとって代わられたのです。

戦前の実証的研究は、「偽満州国」という中国にしか見られない著書までが、日本に出現したのです。満州国の成立を日本に続いて承認したのは、中南米のエルサルバドルです。その後、ローマ教皇庁が承認し、イタリア、スペイン、ドイツ、ポーランドも満州国を承認しました。

さらに、ハンガリー、スロバキア、ルーマニア、ブルガリア、フィンランド、クロアチア、デンマークといった北欧・東欧諸国が承認して、ドミニカ、エストニア、リトアニアは正式承認しなかったが、国書を交換しました。

大東亜戦争期にはタイ、ビルマ、フィリピン、自由インド仮政府も満州国を承認した。満州国を日本の植民地、傀儡国家だと見なすのは、明らかに建国の背景を無視した結果であり、歴史の歪曲です。日本人が満州国の建国に最大の情熱を傾けたことは事実であり、ただ単に関東軍の陰謀という「陰謀史観」で語り尽くせるものではありません。

満州国建国後13年半にして、そこは北東アジアの重工業の中心地となり、自動車や飛行機まで作られる一大近代産業国家にまで成長しました。それは人類史上、奇跡としかいいようがない王道楽土で日本人の開国維新以来のすべての情熱と技術の枠をそそぎ込んだ結晶です。日本人は誇りに思わなければならないと思います。

 





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フェイスブックのメカニズム
   投稿者: 仲條拓躬    
2025/02/10(月) 15:58
No. 7740
 
 
インターネット上では、人を「自分たち」か「あいつら」かに分類しようとする強い衝動が、人間に内蔵された災害や危険への恐怖と同じように明らかな効果を発揮します。今は新聞やテレビよりもフェイスブックでニュースを読んでいる人の方が多いのですが、そこには決定的な違いがあるのです。

新聞やテレビのニュース編集局は、どのニュースを報じるかを選択し、それが面白いかどうかだけでなく、真実かどうかも精査しています。さらに政治家の顔色迄うかがい真実を覆い隠すこともあります。一方、フェイスブックのタイムラインに流れてくるニュースは、コンピューターのアルゴリズムが選んだものです。

つまり、拡散される記事に書かれていることが真実かどうか、そこに責任を持つ編集局はフェイスブックには存在しない。私たちが「興味を持つだろう」とアルゴリズムが思ったニュース、つまり友人たちが読み、拡散したニュースが目に入ることになるのです。

内容が正確かどうかはまったく関係ないし、真実を隠してしまったニュースなどは目に入ることがないのです。人間の歴史のほぼ全期間、人口の1〜2割が他の人間に殺されてきた結果、私たちは紛争や脅威のニュースに格段の関心を持つようになりました。

それが生死にかかわる情報だからです。フェイスブックのアルゴリズムはニュースの選定は、私たちが読んで拡散するかどうかだけで決まります。ということは、紛争や脅威に関連したニュースがとりわけ速いスピードで拡散される可能性があるのです。

コロナワクチンの接種などは意図的に流していましたが、コロナワクチンを摂取してお亡くなりになっている方の驚くべき人数は覆い隠していました。極端に明るいニュースについても同じです。それが真っ赤な嘘で固められた内容だとしても。

まさしくそうなのです。SNS上で拡散された10万件以上のニュースを調査したところ、フェイクニュースのほうが多く拡散されていただけでなく、拡散速度も速いことがわかりました。一方でテレビや新聞のニュースは、拡散されるまで6倍の時間がかかっていました。真実に忠実である情報が高年齢者に届くのは時が経ってからなのです。

読まれるからアルゴリズムに優先され、タイムラインのいちばん上に出てくる。しかも政府や官僚もテレビ・新聞も関与してコロナワクチン接種を拡散するのですから、アルゴリズムのせいだけではない。アルゴリズムがまずそのニュースを私たちにしっかり届け、その後は私たち自身が友人にそれを転送しているのです。

それに、読む人が多ければ多いほど洗脳されてしまうのです。人類史上最大のニュース発信源フェイスブックは、拡散される内容の信憑性に編集責任を取っていないという批判を受けています。人間に備わった恐怖や争いへの興味を食い物にして、私たちの注目を引きつけているかもしれません。すべては広告を売るためです。

こんな指摘をする人もいます。SNS上のニュースは軍事紛争を煽っているし、民主主義を揺るがしている。いやそれどころか、すでに決定的な影響を与えてしまってもいると。そろそろデジタル・デトックスをしなければいけないのではないだろうか。

SNSがストレスを与え、嫉妬させ、ニュースを拡散しているわけだから、「フェイスブックする」 時間を減らすのはいい考えでしょう。米国で150人近くの大学生に精神状態についての質問に答えてもらったところ、予想通り結果が二分しました。

元気な人と軽いうつ状態の人です。学生たちは無作為に2つのグループに分けられ、片方のグルー ブはSNSを普段通り使い続けました。もう片方はフェイスブック、インスタグラム、スナップチャットを1日最大30分、1サービスにつき10分までと制限しました。

3週間後、利用を30分に減らしたグループは精神状態が改善していました。調査開始時にうつ症状のあった人たちは、以前ほど気分の落ち込みや孤独を感じなくなっていました。つまり、SNSが私たちをうつにする可能性があるのです。

鬱の人がSNSをよく使う、というわけではなくて。またこの研究のポイントは、被験者たちがSNSを完全にオフにしたわけではなく、時間を制限しただけで調子が良くなったことです。悪影響を受けないようにするには時間をどのくらい制限すればいいのか、それは正確にはわからない。研究者が無作為に30分と指定しただけですから。

減らすだけでなく、一時的に止めたり、完全に止められるなら、もっとよい効果を得られるだろうと思います。デンマークの実験では、1000人近くが丸1週間それを試してみています。その結果、人生に満足を感じ、ストレスが減り、自分の周りの人たちと「顔を合わせる」時間が増えたという。

この実験は、SNSから受ける影響は人によって違うということも示しました。フェイスブックで嫉妬を感じていた人たちへの影響がとりわけ顕著だった。とはいえ、コメントもせず他人の投稿を読んでいただけの消極的なユーザーにも効果は現れているのです。

 






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