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地球の歴史は46億年です。随分、前に浜岡原発を見学した時に46億年を1年に縮めた「地球カレンダー」を見ながら地球の歴史を振り返ったことがあります。地球の誕生を1月1日午前0時、現在を12月31日24時とします。
原始地球が誕生してからの数億年は小惑星の衝突が繰り返され、地球の表面はマグマの海で覆われていました。これまでに見つかっている地球最古の岩石化石は約4億年前のものです。2月17日頃です。
生物誕生の手がかりを含む最も古い化石は38億年前のもので、海中で進化するバクテリアの痕跡です。 原始生物が誕生したのは、暖かくなってきた3月5日頃の出来事です。 プレートテクトニクスがはじまったのは30億年より前とされています。
24億年前には地球が氷で覆われる全球凍結の時代がありました。夏至の頃の出来事です。多細胞生物が海洋で誕生し、繁殖が盛んになりはじめるのは約6億年前(11月14日頃)です。多細胞生物の誕生まで10カ月以上を要したことになります。
オゾン層が形成され、有害な紫外線が降り注がなくなった陸地に生物が進出したのは約5億年前です。暮れも迫る11月22日です。約2億5000万年前には全生物種の9〜95%が死滅する大量絶滅(ある時期に多種類の生物が同時に絶滅すること)が起こりました。12月12日のことです。
大規模な大量絶滅はこれまでに5回あったことがわかっていますが、約2億5000万年前の絶滅イベントは地球史上最大のものでした。この大量絶滅を恐竜の祖先が生き延び、やがて恐竜の時代が到来します。 隕石がユカタン半島に衝突し、恐竜をはじめとする多くの大型生物が絶滅したのは6500万年前(12月26日)です。
恐竜の繁栄は約2週間でした。12月27日頃からほ乳類が繁栄をはじめ、現在の人類であるホモサピエンスが誕生するのは約100万年前、12月31日の23時48分頃です。地球カレンダーではホモサピエンスの誕生からまだ12分しかたっていません。
2週間も続いた恐竜の時代と比べると短い時間です。人間の営みが文字で記録されはじめたのは約5000年前、23時5分25秒です。文明が生み出されてから35秒の間に人間はさまざまな叡智を生み、文化、芸術、科学を発展させてきました。
18世紀末の産業革命は23時59分58秒です。蒸気機関という動力を手にし、生産能力が格段に向上しました。2秒前の出来事です。地球カレンダーを見ると、地球の悠久の営みに比べ、人類の文化・文明の期間はとても短いことがわかります。
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