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アメリカによるイランの攻撃が過去のイラク侵攻に似ているように思えます。イラク侵攻の直前、アメリカは、イラクが完全に武装解除しない限り、武力行使すると言いましたが、イラクが所持している武器のうち、どれを廃棄したら完全な武装解除になるのか明示していませんでした。アメリカは、イラクがどんなに武装解除しても武力行使していたのです。
当時のアメリカ政府にはお金がなく、財政難の状態だった。クリントン政権が4年間でためた財政黒字を、ブッシュ政権は就任以来の2年間で全部食いつぶしてしまったのです。アメリカ連邦政府の国債発行残高は6兆4000億ドルで、アメリカのGDPと同額だったのです。
国債発行の増加は財政赤字を増やし、長期的に経済の足を引っ張り続けるので、ブッシュ大統領と同じ共和党が多数派を占めていた米議会でさえ、発行上限の引き上げには反対意見が多かった。
ちなみに、国債発行残高は、GDP額の60%程度なら健全財政であるとされています。我々の日本国はGDPの120%で、かつてアメリカは日本の財政赤字を批判していたのです(笑)アメリカの財政が黒字から赤字に転じたのは、911事件後のテロ対策費が巨額であることが要因です。
だが、911事件に対する真相究明は途中で打ち切られ、アルカイダが911事件の犯人であるというのも、米当局者が主張しているだけで、証拠がないのです。実行犯の主犯格といわれるモハメッド・アタが、アラブ首長国連邦のある銀行口座から送金を受けていて、その口座の名義は偽名であることが分かった。
ところがその偽名口座の真の所有者がアルカイダの首脳であるという部分は、米当局がそう主張しているだけで、証拠なく、911とアルカイダのつながりは不明確になっているのです。モハメッド・アタとは、テレビでご存知だとは思いますが、テロ事件の後、FBIが公表した主犯格の1人です。
ギョロリとした目、濃い眉と太い首の写真が公表されました。FBIが実行犯を公表した直後、アタの父親であるモハメッド・アワド・アタ(カイロ在住の弁護士)が「私は事件後1日以上たってから息子アタと電話で話をした」と証言しているのです。
航空機をハイジャックしてビルに突っ込んだ実行犯なら、事件後に電話で話などできるわけはない。「息子はイスラエルの諜報機関に殺されたに違いない」と、父アワド・アタ氏は話していた。また父によると、FBI発表のモハメッド・アタの写真も、狂信的な人物のように修正されているといいます。
ずーと、そのことには触れていなかったアメリカなのですが、モハメッド・アタが航空機をハイジャックしてビルに突っ込んだ後、何日か経ってからのモハメッド・アタが生きている映像を国民に流しました。もちろん、アメリカの情報しか流さない日本の皆様もテレビで映像を観たことでしょう。
アメリカが国連決議を無視してイラクに侵攻し、その後の毎日のようにテロが起きていてイラク市民も反米を訴えています。アメリカに対する国際的な信用も落ちています。ドイツ、フランス、ロシア、中国、韓国やアメリカに無視された国連は、アメリカ抜きの新国際社会を作るかもしれません。
ドルの強さを支えているのは、アメリカが理想的な国だという信頼です。強くて、有能で、寛容で、誠実なアメリカなのです。だが、当時のブッシュ政権は、有能でも寛容でも誠実でもない。そうならないためにも、アメリカが理想の国に戻るため、まず戦争を画策したりする政策を改めるべきでした。攻めるより、退く方が、勇気がいるのです。
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