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原稿をよく依頼されますので、書く前に色々と構想します。だが、考えが不十分であっても、書き始めなければ何も完成する事はありませんし、色々と浮かんだ構想も消えてしまいます。書き始めて、読み直して、考えて問題にぶつかって、調べて、また書き続けます。
書くと必ず現れる予想出来ない問題によって、鍛錬されて完成します。書き終えたらまた次の構想が生まれます。最初から完全な構想があり、それを書くという行為ではなく、同時進行で書き始める事により構想が発展していきます。これが私の内観です。
自分の伝えたいメッセージは、常に学びながら書き続けます。天才と呼ばれている人は大変な努力をすると言います。天才と比較しても仕方ありませんが、繰り返し同じ文章を書き繰り返し続け読む事で知識になると思います。
自分のわからない点を質問されると直ぐに調べるのでそれは知識として強化されます。書いたり話したりする事で、自分の知識の強化を確実にしています。その日により考えも変わりますが、歴史問題ではコアの部分はぶれないよう確立しているつもりです。
曖昧であれば、説明できず相手が納得しないでしょう。人前に立って何度も話しをしているうちに、細かいところまでが記憶できるようになりました。皆が人前に立てるわけではありませんが、私の主催する会合では自己紹介などで、意識して話をして頂いています。
多くの方に説明が出来なければ、本当の知識ではないでしょう。常に、自分が何に多く時間をとられているかを知り、社会に役に立つように焦点を当て、自分が得意とする強みなど、仕事上を組み上げ、優れたものが何かを知り、その領域を広げる成果を上げることに集中して意思決定することが大切だと思います。
過去の歴史から生じた事柄は、今になって明らかになっています。その事柄を多くの方に周知する事は切迫した対応を必要とします。喫緊の問題を優先して文章にすることです。過去に記した文章は何年後の危機は、今、明らかになっているのか、いないのかわかりません。
だが、未来への対策は、後回しにしていては誰も、気がついていないかもしれませんが、危機は必ず現れるでしょう。兆候は、恐らく、誰でも感じているかも知れません。そうした未来の危機への対策を、優先せねばならないと常に思うのです。
明日の未来へ向かっての、必要な革新に焦点を絞り勇気を表さなければならないでしょう。過ぎ去った過去より、未来を重く見て、起こった問題の解決より、未来の危機に焦点をあわせるのです。勇気は必要です。
過去の歴史の事実を分析して、あらゆる情報を正しい意思決定を同志と行えれば幸いです。情報を集めれば集める程、情報の意味が多義的に混乱して、最後は分からなくなってしまうことがあります。
不十分な情報は問題ですが、画期的な新事実などだと思考の混乱を生むこともありますが与えられた環境で努力する事が肝要だと思います。人間は環境を選択する事は出来ません。自分家族、地域、日本、現在という環境は与えられています。しかし人間は、自分の意思によって環境の中で自分自身の歴史を作るのです。
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