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東京駅から新幹線で広島に向かう前に東京駅で好きなお弁当を購入して、東京駅改札内の鬼滅の刃大規模広告キャンペーンを撮影しました。ボックスシートでお弁当を食べながら広島駅に向かいました。いつもは飛行機で広島に行くのですが、新幹線は初めてです。
広島駅についたらフリーきっぷを購入しようと路面電車事務所をうろうろしました。それもそのはず、あと3日で新幹線の近くまで路面電車が入り込む工事をしている最中だったのです。なんとかフリーキップを手に入れてからグランドインテリジェンスホテルに向かいました。ホテルまでは徒歩3分です。
エントランスに入ると中世ヨーロッパをモチーフとしているようで、シャンデリアがキラキラしていてテンション上がりました。とりあえず荷物を預けて観光に出かけます。ホテルのフロントの優しい女性に最寄り駅を教えてもらい長崎でも何度も利用した路面電車に乗って、本日の目的地である原爆ドームまで出かけました。
乗り心地は長崎と一緒でした。走る事、数分ほどなくして原爆ドーム前駅に到着しました。1945年8月6日に広島市に原爆が投下され爆心地から160mにあった、大正初期に建てられた楕円形ドームのあるレンガ造り3階建ての洋風建築物で当時の広島県産業奨励館は爆風と熱線で大破したが中心部は奇跡的に残り被爆の悲惨さを後世に残しています。
終戦から80年以上が経過した現在も、核兵器の廃絶と世界平和の大切さを訴え続ける人類共通の平和記念碑としての役割を果たしています。核兵器の廃絶と恒久平和を世界に訴えるシンボルとして世界三大負の遺産「原爆ドーム」が1996年世界遺産に登録された。
ちなみに世界三大負の遺産とは、セネガルのゴレ島、ポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所、広島の原爆ドームです。これらは、奴隷貿易、大量虐殺、核兵器という人類の負の歴史を象徴する場所として、後世への教訓とするために世界遺産に登録されています。
戦争や人種差別など、人類が犯した悲惨な出来事を伝え、そうした悲劇を二度と起こさないための戒めとなる物件を指す言葉です。その後の予定としてはお昼を有名な「長田屋」のお好み焼きを食べる予定でしたが、めちゃくちゃ行列が出来ていたので断念しました。
お好み焼き村のお好み焼き屋さんに行ってみました。時間が中途半端だったので、ギリギリ入れたという感じです。外国人ばかりでした。チーズのお好み焼きを頼んだところでかくておなか一杯になってしまいました。
お昼を食べた後は、『原爆の子の像』を見ました。像の高さは9mで頂上に折鶴を捧げ持つ少女です。少女は被曝して1000羽以上の鶴を折ったが亡くなってしまいました。石碑の碑文。これは僕らの叫びです。これは私達の祈りです。世界に平和を築くための。
この像は2歳の時に被爆した佐々木禎子さんが、10年後に白血病で亡くなったことをきっかけに同級生たちが「原爆で亡くなったすべての子どもたちのために慰霊碑をつくろう」と呼びかけ、全国の3200余りの学校や世界9か国からの寄付などにより1958年5月5日完成したものです。
次に『平和記念公園』平和公園一帯は、学生生活を広島で送られた、丹下健三氏による設計だそうです。平和記念公園内『平和の鐘』は、原水爆禁止の思いをこめて原子力マークにし、その反対側には、鐘をつく人の己の心を写し出す鏡が入れられています。平和の鐘の天井には戦争の原因のひとつである国境線のない世界地図が書かれてあります。
すべての核兵器と戦争のない平和共存の世界を達成することをめざし、その精神文化運動のシンボルとして作りました。この梵鐘、鐘堂は平和を願う万人の心と浄財を結晶させてつきました。鐘の音を広島から、世界のすみずみまでひびきわたらせ、全人類の1人ひとりの心にしみわたらせることを願っています。
次に『原爆供養塔』は、犠牲になった無縁仏を供養するための原爆供養塔。身元が判明した段階で犠牲者表に名簿が記載されるそうです。『折鶴奉納場』の脇に、原爆供養塔納骨名簿が貼られています。
『平和記念公園』の献花台は、テレビでいつも映し出されているところです。平和祈念式は、毎年、広島県広島市に原爆が投下された8月6日の原爆忌・平和記念日に平和記念公園で行われます。そして資料館の中は外国人でいっぱいでした。
資料館は原爆前の広島市民の様子、当日、その後、復興への道、現在と順を追って見られます。一度は行くべき場所だと思います。そして気分は沈みます。何故こうなったのか。それを知る資料館は戦争において中々ありません。広島の復興について街の中はエネルギーに溢れています。広島の方は優しく明るくエネルギッシュだと感じました。
観光から戻って夕方にホテルに到着。荷物はすでにお部屋に運んでおいてくれました。エレベーターもおしゃれです。お部屋はツインルーム。ヨーロピアンクラシック調のお部屋です。ベッドサイドにはコンセントが2個あり、便利でした。お風呂はバスタブと洗い場もあり、入浴剤も置いてありました。ホテルの湯船に浸かったのは久しぶりです。
洗い場付きのバスルーム。洗面所も使いやすいです。洗面所の引き出しの中には入浴剤にコットン、綿棒、ヘアゴムのセットとアメニティも豊富でした。トイレもセパレートで使いやすい。クローゼットにはハンガーが4本とズボンプレッサー。スリッパは通常のものと使い捨ての両方ありました。ソファーもあって、くつろげました。
小さいテーブルもあったので、朝食を食べたりできて便利でした。晩飯にはホテルのとても感じよい良心的な女性に地元のものが食べられる美味しいところを紹介してもらったら2件教えてもらいました。まずは、近くの「イチケン」という居酒屋でした。行ってみると「予約していますか」と言われましたが、ひとテーブルだけ開いていました。
ギリギリ入れました。隠れ家的な居酒屋さんです。店内は和風でカウンターにテーブル、奥はお座敷といったかんじでした。隠れ家的なのにお店はお客さんでいっぱいになりました。飲み物は一通りあります。私の好きな地酒もそろっていました。店員さんの対応もすごく丁寧でハキハキしており気持ちよくすごすことができました。お料理も本当においしいです。
基本的には和食かなと思いますが洋風などもありました。一番びっくりしたのはごぼうの天ぷらです。隣の方が注文していたので驚いたところ、おすそ分けしていただきました。お隣さんは実は川崎の方でした(笑)がぶがぶ地酒のんでかなりの料理を注文しましたのでおなかいっぱいです。その後は広島の夜の街を散策してからホテルに帰りました。
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